2019/02/04

ホットフラッシュには鍼灸かヨガを - アメリカ 

更年期障害のホットフラッシュの改善には鍼灸かヨガがいいという記事が、アメリカの放送局のサイトに掲載されています。(kfgo)

ホットフラッシュは、エストロゲンというホルモンが加齢に伴って減少することで起きるもので、突然暑く感じて汗が出てくる不快な症状であることが知られています。

ノースカロライナ州で30年間更年期の研究をしてきたナンシー・エイビスさんによると、更年期の女性は1日に何度もホットフラッシュを経験する人が多いそうです。

この症状は、減少したホルモンを注射で補うというホルモン療法で改善できるため、かつてのアメリカではホルモン療法が盛んに行われていたんですね。

ところがホルモン療法は、心臓発作、脳卒中、血栓、乳がんなどのリスクの上昇につながるとわかり、近年、多くの女性が薬を使わない代替療法を探すようになってきたようです。

エイビスさんは代替療法の効果を調べるため、参加者をグループ分けして、鍼灸、ヨガ、健康講座の受講、何もしないなどのグループに分けて約8週間にわたって調べたそうです。

その結果、鍼灸とヨガは、更年期のホットフラッシュを軽減するという結論なったそうですね。

 
シカゴ大学で閉経プログラムを手がけるモニカ・クリスマス博士は、この研究結果を踏まえて今後の課題をコメントした部分を以下に引用します。

One problem, Dr. Christmas pointed out, is that acupuncture and yoga can be expensive and might not be affordable or accessible to a large number of women.

要点は以下のようになります。

◆鍼灸とヨガは、費用面で高くつく可能性があるのと、多くの女性が気軽に近づけるものではないという問題がある、とクリスマス博士は指摘している。

アメリカでは、ホルモン療法に代わるものとして鍼灸やヨガがいいと言われていますが、では実際にどうアクセスするかという話になってきているようですね。

 
当サイトでは、更年期症状の改善に関する記事を紹介しています。こちらもご参照ください。

 ⇒ 更年期のホットフラッシュには鍼灸が効果的

東洋医学的には、更年期症状は体の中のエネルギーや熱が上に昇ってしまう、偏った状態と考えることができます。

体内のバランスを整えるといわれる鍼灸治療は、このアンバランスを整えていくのかもしれませんね。

 
今回の記事の詳細は「kfgo」のサイトに掲載されている記事をご参照ください。

◆kfgo – Yoga, acupuncture might ease menopause hot flashes
https://kfgo.com/news/articles/2018/nov/30/yoga-acupuncture-might-ease-menopause-hot-flashes/

2019/01/23

保険医療機関及び保険医の皆様へ 

はり 、きゅう及びあん摩マッサージ指圧の同意書について 、平成 30 年10 月1日 からの取扱いをお知らせします。

※同意書: 患者が 患者が 、はり 、きゅう きゅう 又はあん摩マッサージ指圧の施術を受け、そに 又はあん摩マッサージ指圧の施術を受け、又はあん摩マッサージ指圧の施術を受け、その施術について療養費の支給を受けるためには、あらかじめ保険医から同意書の交付を受ける必要があります。

詳細はこちらをご覧ください→リーフレット(保険医療機関及び保険医の皆様へ)

2019/01/22

平成31年2月20日(水)ためしてガッテンで鍼灸治療の紹介 - NHK総合テレビ 

2019.02.20 NHK 総合テレビ
「ためしてガッテン」にて鍼灸治療をご紹介。放映は、2019年2月20日(水) 19:30~ です。

公式サイトの案内を下記に引用させていただきます。

いま肩こりや腰痛などの治療に大人気の「はり」。

しんきゅう院の数は年々増加し、なんとコンビニ以上!でもなぜはりを刺すだけで、さまざまな症状が改善するのか、謎ですよね?

そこで今回は科学の目で、はりの世界を大解剖!本場・中国で、はり治療のカギとなる「ツボ」の正体を探っていくと、「ツボは常に存在するものではない」という不可解な情報をゲット。

そしてついに、ツボの正体の撮影に成功!さらには、はりでおなかの逆子がぐるりと回る奇跡の現場にも遭遇。

はり未経験のあなたも、一度ためしてみたくなる?

 
ゲスト

金子貴俊、眞鍋かをり、山根千佳

(番組内容は予告無く変更になる場合か?あります。)

 
NHKでは、2018年も東洋医学に関する番組がありましたね。

9月24日に「東洋医学 ホントのチカラ~科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ」ということで放映され、話題になりました。

 ⇒ 東洋医学 ホントのチカラ~科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ~ NHK総合テレビ

こちらの番組では、鍼灸治療を始めとした東洋医学が見直されてきている、というような内容でしたね。

科学的ではないとか、気休めなのでは、といわれてきた東洋医学ですが、近年では大きな変化が起きています。

世界の科学者たちが、さまざまな実験の中で研究を続け、その根拠が確認され始めているようです。

医療現場への導入も広がってきているんですね。

 
また、続いて10月には江戸時代の鍼灸についてもNHKのテレビ番組で取り上げられました。

第5代将軍の徳川綱吉は当時、頭痛と関節痛に悩まされていたとのことで、そんな綱吉を治療し支え続けたのが日本独自の鍼治療でした。

 ⇒ 偉人たちの健康診断「徳川綱吉」 鍼灸治療の効果とは? - NHK BSプレミアム

 
そして2019年に入って、今年もまたNHKの番組で鍼灸治療が取り上げられます。

予定では、2月にも鍼灸に関する番組があるようです。楽しみですね。

 
今、アメリカやヨーロッパでは、鍼灸治療が積極的に医療の中に取り入れられてきていますが、日本においても今後はさらに盛んになってくるかもしれませんね。

 
NHK「ためしてガッテン」番組の公式サイトはこちらです。 ⇒ ためしてガッテン

 

兵庫県内の鍼灸院マッサージ院を紹介

2019/01/20

神戸ブロック臨床研修会(終了)

日時:平成31年2月3日(日)13時~16時

会場:あすてっぷ神戸 2階セミナー室3 

    神戸市中央区橘通3丁目4番3号 電話:078-361-6977

   ・JR「神戸駅」徒歩7分

   ・神戸市営地下鉄 「ハーバーランド駅」徒歩7分、「大倉山駅」徒歩3分

   ・神戸高速鉄道「高速神戸駅」徒歩3分

講題:バランスヨガ~体の歪みを整えて代謝up!~

講師:山本ヨガ研究所 ヨガインストラクター 赤坂雅好 先生

受講料:無料

 

【お問い合わせ】担当の宇仁菅までお願いします。

メールでのお問い合わせは、件名欄に「神戸ブロック臨床研修会申込」と記載して下さい。

携帯番号:090-3038-6501 

e-mail:(携帯)eikoudou-0618.uniyan-0719@docomo.ne.jp

     (PC) eico_do@ares.eonet.ne.jp

 

※講習会終了後、JR神戸駅周辺で講師を交えた懇親会を予定しています。参加希望の方は、1月31日までに担当の宇仁菅まで。

 

2018/12/18

姫路ブロック臨床研修会(終了)

日時:平成31年1月20日(日)10時30分~12時・13時~15時

会場:姫路市民会館 5階第2教室

   姫路市総社本町112 電話:079-284-2800

   JR姫路駅・山陽電車姫路駅から北東へ徒歩15分

講題:(午前)家庭で出来る健康づくり、(午後)健康づくり体操実技

講師:兵庫県鍼灸マッサージ師会副会長 健康づくり体操指導員 賀内進一 先生

2018/12/17

スポーツセラピー講習会(終了)

日時:平成31年1月13日(日)10時~12時

場所:兵庫県鍼灸マッサージ師会会館

講題:「ランニングで生じる痛みへの医学的な対応~リスク管理から治療まで~」

講師:御影ごきげんクリニック理学療法士、関西大学陸上競技部及び須磨学園高校男子駅伝チームトレーナー 松本元成 先生

問い合わせ:スポーツセラピー部副部長の梶原まで(携帯番号 08014081203)

2018/12/01

災害鍼灸マッサージプロジェクト - アメリカ

日本の「災害鍼灸マッサージプロジェクト」についての記事が、アメリカの鍼灸雑誌のサイトに掲載されています。(MASSAGE Magazine マッサージマガジン)

被災地のボランティア活動「災害鍼灸マッサージプロジェクト」が動き始めたのは、2011年の東日本大震災からでした。

当時、業界としては最大規模の支援活動を展開し、その後も、2015年の関東東北豪雨、2016年の熊本地震、2018年の平成30年7月豪雨の被災地にて鍼灸マッサージによる支援活動を行ってきました。

そうした支援を行いながら、次の災害に備えるために、避難所の人たちが直面する身体的な問題を理解するため、鍼灸師やマッサージ師らがさまざまな訴えを聞いて記録していったそうです。

例えば、常総市の豪雨被害では、鍼灸師が被災者の腫れや痛みを0から5までの数値にして、治療の前と後に顔の略図に記入していきました。

そうした活動の記録を集めて三輪正敬氏、高山真氏、金子聡一郎氏がまとめた論文が、日本プライマリ・ケア連合学会の英文誌のサイトに公開されました。

その研究からわかったのは、被災地の避難所では、支援者も含めてほとんどが肩、背中、膝などに複数の痛みを訴えていたということです。

 
被災地における鍼灸やマッサージがどういうものであるかについて述べている部分を以下に引用します。

New research indicates that in the aftermath of a disaster, receiving massage therapy and acupuncture can result in a significant decrease in subjective physical pain.

要点は以下のようになります。

◆新しい研究では、災害の余波の中でマッサージ療法や鍼灸治療を受けることは、身体的な痛みが大幅に減少することを示した。

単に鍼灸やマッサージのボランティアをしたというだけでなく、それが被災地では大変有益だと示す論文として発表されたことにより、海外からも注目されたわけですね。

 
当サイトでは、今年の豪雨災害支援ボランティアの記事を紹介しました。こちらもご参照ください。

 ⇒ 平成30年7月豪雨 災害支援鍼灸マッサージ師ボランティアについて

 
「災害鍼灸マッサージプロジェクト」のサイトでは、各地で展開された活動の詳細を紹介しています。こちらもご参照ください。

 ⇒ 災害鍼灸マッサージプロジェクト

災害時の鍼灸師そしてマッサージ師のボランティア活動が、客観的に評価されたというのは興味深いですね。

 
今回の記事の詳細は、「マッサージマガジン」のサイトをご参照ください。

◆MASSAGE Magazine – RESEARCH: MASSAGE & ACUPUNCTURE AID DISASTER EVACUEES, SUPPORT STAFF
https://www.massagemag.com/massage-for-pain-relief-disasters-90104/

 
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