2026/06/01

令和8年7月12日(日)夏期大学講座のご案内

令和8年度 夏期大学講座のご案内

講師、講演紹介

 

(公社)兵庫県鍼灸マッサージ師会

令和8年度 夏期大学講座のご案内

 

会  長 天野 豊

学術部長 木村慎一

 

若葉の候 皆様におかれましては日々の臨床や学術研鑽に精進されていることと拝察申し上げます。当講座は、会員の皆さまの学術の向上を目的とし、最新の知識や技術の習得、業界の動向についても学ぶ場として企画いたしました。ご参加いただき、地域の皆さまにとって信頼のある鍼灸マッサージ師として、その役割を果たしていただくための学びになれば幸いと存じます。

さて、今年度は「温故知新の再考~鍼灸の定説を検証し、新たな手技を上乗せする~」をメインテーマに掲げました。今回は、私たちと同じく日々の臨床の第一線に立ち、現場で熱心に患者様と向き合っておられる2名の先生方を講師としてお招きし、2講座を実施いたします。

最後になりましたが、今後も引き続き業界の発展に貢献できるよう尽力して参りますので、皆様の変わらぬご指導ご協力をいただきたくお願い申し上げます。暑い中での開催となりますが、万障お繰り合わせの上ご出席いただければ幸いです。

 

開催日時:令和8年7月12日(日)

     受付9時30分~

    ・午前の講座10時00分~12時30分 実技あり

     講師 松本鍼灸院 顧問 松本和久先生 

     演題「鍼灸医術の常識を疑う」

    ・午後の講座13時30分~16時 ほぼ実技

     講師 えがお笑顔訪問マッサージ 院長 恵川光生先生

     演題 「今の治療にプラス1」

  会場:複合型交流拠点ウィズあかし 学習室704

     〒673-0886

     明石市東仲ノ町6番1号(アスピア明石北館7階)

     TEL 078-918-5600

受講定員:会場先着50名

 受講料:無料

申込締切:令和8年7月7日(火)

  主催:公益社団法人 兵庫県鍼灸マッサージ師会

     TEL 078-926-0801 FAX 078-926-0802

     mail info@mam-hyogo.or.jp

お申込み方法:下記に記載のA、B、Cいずれかの方法でお申し込みください

A 申込フォームURL 

https://forms.gle/ixXK67eQT8iAiYzf6

 

B 申込フォームQRコード

 

C 下記①~⑨の項目内容を回答の上

メール info@mam-hyogo.or.jp または電話 078-926-0801で申込み

  • メールアドレス:
  • お名前:
  • お名前(ふりがな):
  • 緊急時に連絡の取れる電話番号:
  • 受講方法(会場受講の方は、午前の講座のみ後日アーカイブ視聴可能)

□午前の講座(会場)

□午前の講座(アーカイブ)※後日メールにて配信

□午後の講座(会場受講のみ)※アーカイブ視聴不可

  • 会場受講の方へ(当日の資料を事前にメール配信しますが、事情があり墨字       資料が必要な方はチェックを入れて下さい)

□墨字の資料が必要

  • 所属団体など(生涯研修認定に必要なため)

□兵庫県鍼灸マッサージ師会会員

□他の都道府県鍼灸マッサージ師会会員

□上記以外の有資格者団体

□養成施設や専門学校の学生または教員

□その他

  • 生涯研修認定に必要なため兵庫県鍼灸マッサージ師会会員は所属地区を、他の鍼灸師会や鍼灸マッサージ師会所属の方はその団体名をお書きください・学生や教員の方は学校名をお書きください
  • 当会会員以外の方へ(今後、当会からの講習会等ご案内について、ご登録メールアドレスへの配信を希望される方はチェックを入れて下さい)

□希望する

 

【講師紹介】

松本和久先生 講演紹介 略歴

鍼灸医術は伝統医学であるがゆえに、「古典にそう書いてある」と言われると、それを“疑う”ことが困難であるように感じます。しかし大正から昭和にかけて名人と呼ばれた鍼灸師・沢田健先生は「書物は死物なり。死物の古典を以て生ける人体を読むべし。」と述べられています。すなわち古典に書かれたことを鵜吞みにするのではなく、“疑う”姿勢で実際の臨床と照らして真実を探求する重要性を説いています。同様に近代医学でも2018年本庶佑先生はノーベル生理学・医学賞受賞記者会見で、「まず、論文とか書いてあることを信じない。自分の目で確信ができるまでやる」と述べられています。

今回の講演では、通常の鍼灸臨床では常識とされている、1)取穴法、2)得気、3)鍼灸と按摩の関係、4)変形性膝関節症を含む膝痛の4つの内容について、“疑う”姿勢から導き出された私なりの見解をお話し、皆様の臨床の一助としてご活用いただければ幸いです。

 

1983年3月 高知医療学院 理学療法科 卒業

1983年4月 川崎製鉄水島病院(〜1985年3月)

1985年4月 かわらざき病院(〜1987年7月)

1987年9月 明治鍼灸柔道整復専門学校 鍼灸科 卒業

1987年8月 明治鍼灸大学付属病院 理学療法士

1988年3月 明治鍼灸柔道整復専門学校 柔整科 卒業

1990年4月 明治鍼灸大学付属病院 理学療法士長(〜2016年3月)

1991年4月 明治鍼灸大学 整形外科学教室 助手

1997年4月 明治鍼灸大学 リハビリテーション科学教室 講師

2008年3月 鍼灸博士号(鍼灸乙第十三号)取得

2012年4月 明治国際医療大学 リハビリテーション科学 准教授

2017年4月 明治国際医療大学 基礎柔道整復学講座 教授(〜2023年3月

2023年4月 松本鍼灸院 顧問

 

 

恵川光生先生 講演紹介 略歴

本講演では、SOT(仙骨後頭骨テクニック)ブロックを用いた骨盤矯正、および足関節のアライメント調整を、日々の施術に導入するための具体的な手法についてお話しいたします。

手技の解説にとどまらず、それに付随する「痛みの発生メカニズム」や「的確な評価・判断基準」についても深く掘り下げます。本講座が、皆様の今後のセラピスト人生を支える一助となり、臨床の幅を広げる新たなツールとなれば幸いです。

 

2004年 鍼師灸師あん摩マッサージ指圧師免許を取得

2004年~2020年 まりん鍼灸整骨院に勤務

2021年~ えがお笑顔訪問マッサージに所属

2022年  サロンを独立開業

現在に至る

2026/06/01

令和8年6月14日(日)神戸鍼灸マッサージ師会 地区講習会のご案内

令和8年5月吉日

 

神戸鍼灸マッサージ師会

会  長 井上 和哉

 学術部長 小川 結子

 

令和8年度神戸鍼灸マッサージ師会地区講習会のご案内

謹啓 立夏の候、ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。

さて、この度「令和8年度地区講習会」を下記の通り開催いたします。 今回は「市民ランナーのための疲労回復

 ~鍼灸・マッサージの実践アプローチ~」と題し、現場で即活用できる知識の習得と技術の向上を目的として

おります。

会員同士の親睦を深める貴重な機会でもございますので、ぜひご出席くださいますようお願い申し上げます。 

                                          謹白

 

現場で役立つ実践スキルを学ぶ!

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テーマ:市民ランナーのための疲労回復

~鍼灸・マッサージの実践アプローチ~

近年、健康志向の高まりとともに増加している市民ランナー。彼らが抱える特有の疲労やコンディショニング不

足に対し、我々鍼灸マッサージ師ができる最善のケアとは何か。

本講座では、スポーツ障害の第一線で活躍される松浦穣士先生をお招きし、機能改善を見据えた専門的アプロー

チについて学びます。

また、当日は実技で使用するセイリン株式会社製 鍼電極低周波治療器picorina(ピコリナ)のデモ機に関する

ご相談も可能ですので、導入をご検討中の方はぜひご活用ください。

【東洋療法研修試験財団生涯研修講座 4単位】

  1. 開催日時

令和8年6月14日(日)

13時30分 ~ 16時30分(受付開始:13時00分)

 

  1. 会場(会場開催のみ、WEBなし)

神戸市立総合福祉センター 4階第1会議室      

(所在地:神戸市中央区橘通3丁目4番1号)

URL:  https://kobe-sougoufukushi-cc.net/facilities/access_map/

※アクセス

 神戸高速鉄道「高速神戸駅」から徒歩3分

JR「神戸駅」から徒歩7分

神戸市営地下鉄「大倉山駅」から徒歩5分

※会場地下駐車場は障害者のみ利用可(入庫時に障害者手帳を提示)

 

  1. 内容(会場受講のみ) 定員 30名(先着順)

”             講習   13時30分~14時15分

”             実技   14時30分~16時00分(数名のグループになって実習します)

”             質疑応答 16時00分~16時30分

  1. 講師

松浦 穣士(まつうら じょうじ) 先生

”             スポーツ障害治療院 まつうらしんきゅう 松浦鍼灸大学堂 院長

”             学校法人関西医療学園 関西医療学園専門学校 教員

”             KATA(関西運動器障害研究会) 会長

【プロフィール】 臨床・教育・研究の三位一体を体現する、

スポーツ鍼灸・マッサージのスペシャリスト。 自身の治療院

にて多くのアスリートや市民ランナーの治療にあたる傍ら、

関西医療学園専門学校の教員として後進の育成に尽力。さらに

KATA(関西運動器障害研究会)会長として、運動器疾患に対

する精緻なアプローチの普及に努められています。

本講習会では「市民ランナーの疲労回復」をテーマに、解剖学

的・運動生理学的知見に基づいた、現場で即活用できる鍼灸・

マッサージの実践的なアプローチ法をご伝授いただきます。

 

  1. 費用

”             参加費は無料

”             資料代500円(紙資料を申し込まれた方のみ、当日受付にて申し受けます)

 

  1. 持ち物

”             筆記用具

”             患者衣などの着替え(更衣室あり)、または施術しやすい服装でお越しください(施術はおもに下肢)

”             バスタオル、タオル各1枚(各自、上掛けや枕として使用します)

 

  1. お申込み方法

申込期日 令和8年6月8日(月)までに、以下のいずれかの方法でお申し込みください。

”             メール:info@mam-kobe.com

”             電話 :080-6830-2377

”             申込フォーム: URL https://forms.gle/hoMobAs2bVqwnupG7

”             QRコード  スマートフォンのカメラで読み取ってください  

8.懇親会のご案内

講習会終了後、講師の先生を囲んでフォローアップ懇親会を行います。

JR神戸駅周辺で17時15分より2時間、会費5,000~6,000円程度で予定しております

(当日現金にてお支払いいただきます)。

参加希望の方は申込フォームにて出席される旨をご回答ください。

 

9.会員への加入申込み

当会の母体である兵庫県鍼灸マッサージ師会が協賛する小野ハーフマラソンや世界遺産姫路城マラソン等では、

大会前にボランティア施術にご協力いただける会員を募集します。未だ会員でない方で県師会の主旨、目的に賛

同される方は、是非この機会にご加入ください。今回の講習会で習得したスポーツ現場における専門的な技術を、

スポーツ領域での鍼灸マッサージの普及啓蒙活動に活かしていきましょう。【兵庫県鍼灸マッサージ師会会員申

込サイトhttps://mam-hyogo.or.jp/members/】

 

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【お問い合わせ先】

神戸鍼灸マッサージ師会 学術担当:小川結子

電話番号:080-6830-2377

メール :info@mam-kobe.com

2026/05/26

東洋療法372号

東洋療法 372号(5月1日号)(電子ブック版)
※PDF印刷は電子ブック版から行えます

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目次
1  鍼灸マッサージを考える国会議員の会総会開催
   議連 新会長に加藤 勝信(かとうかつのぶ) 議員が就任
2  業務及び会計監査終了
3  令和7年度スポーツ鍼灸マッサージ指導者育成講習会(報告)
4  第19回地域健康つくり指導者研修会(報告)
5  フェムテック委員会の取り組みと今後の展望
6  第9回DSAM災害支援鍼灸マッサージ師合同育成講習会(お知らせ)
7  第25回東洋療法推進大会in北海道 開催のご案内
8  「あはき法改正のための委員会」再開
9  Dr.タコのちょっとエッセイ 「男と女の壁・医療現場の壁」
10 信頼を支える説明・記録・対応の基本
11 中医学コラム(13)
12 第31回日本災害医学会学術集会新潟大会参加報告
13 令和8年度 行事カレンダー(予定)
14 NEWS
15 インフォメーション 研修会・イベント開催予定
16 協同組合ニュース
17 編集後記
*****
以下本文


鍼灸マッサージを考える国会議員の会 総会 開催
議連 新会長に加藤 勝信(かとうかつのぶ)議員が就任
【写真:新会長、会場の様子、集合】

 令和8年3月12日、参議院議員会館1階講堂において、「鍼灸マッサージを考える国会議員の会総会」が開催されました。本総会には、関係国会議員をはじめ、あはき業界の主要団体代表者が出席し、業界の現状と今後の制度の在り方について活発な議論がおこなわれました。
 全日本鍼灸マッサージ師会からは、理事15名が出席し、冒頭、長嶺 芳文(ながみねよしふみ) 会長が挨拶に立たれ、日頃の施術現場に基づく課題や要望について述べられました。とりわけ、超高齢社会が進展する中で、あん摩マッサージ指圧師、はり師,
きゅう師が担う役割はますます重要性を増しており、在宅医療や介護の分野において地域住民の生活を支える存在としての期待が高まっている現状を共有しました。
 総会では、療養費制度の適正運用と見直しについて意見交換が行われ、現場の実態を踏まえた制度改善の必要性が確認されました。また、施術者の資質向上や人材育成、さらには国民に対するあはき業の正しい理解の普及についても議論が交わされ、安全で信頼される施術環境の整備が重要であるとの認識も共有出来ま
した。
 なお、本総会において、加藤 勝信(かとうかつのぶ)衆議院議員が新たに議連会長に就任されました。新体制のもと、業界が抱える諸課題の解決と制度のさらなる充実に向け、力強いリーダーシップを発揮されることが期待されます。
 本会としても、今回の総会で示された方向性を踏まえ、関係団体および行政との連携を一層強化しながら、あはき業の発展と国民の健康増進に寄与してまいります。引き続き、会員一人ひとりが専門職としての誇りと責任を持ち、社会から信頼される存在としての地位向上に努めますので、一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
                       (理事 中川 紀寛 なかがわとしひろ)


業務及び会計監査終了
【写真:監査風景、会長、監事の皆さん】

 令和7年度監査会が、4月16日、伊藤 徳也(いとうのりや)氏、常盤 和成(ときわかずしげ)氏の監事2名により行われ、全鍼師会の事業及び財務関係はすべて承認され、監査を終了した。
正味財産増減は次の通り。(財務委員会)

★令和7年(2025年)度 正味財産増減計算書
 前期正味財産 221,817,216円
 当期経常収益 65,639,769円
 当期経常費用 64,111,448円
 当期経常増減 1,528,321円
 当期経常外収益 0円
 当期経常外費用 0円
 当期経常外増減 0円
 当期正味財産 223,345,537円


令和7年度 スポーツ鍼灸マッサージ指導者育成講習会(報告)
【写真:講師、実技の様子】

 2月21日・22日、横浜呉竹医療専門学校で令和7年度スポーツ鍼灸マッサージ指導者育成講習会が開催された。参加者総数108名(現地54名・オンデマンド54名)。スポーツケア委員会は地元県師会の先生方と協力し、昨年から国スポ(くにスポ)のバドミントン競技の選手、監督、コーチにケアを開始し、今後毎年各都道府県でおこなわれる国スポでケアをおこなっていく。
 今回から選手のケアのみならずコンディショニング、栄養指導、トレーニング指導など総合的に関わる知識を持ったトレーナーを養成することを目的とし、将来的には実業団や大学とコラボできるような高いスキルを持ったトレーナーを送り出し、息の長い講習会を目指す。
 座学では「スポーツドクターによるメディカルチェック」「栄養学」「わたSHIGA輝く国スポ(こくスポ)バドミントンボディケア実施報告」「症例報告」「女性アスリートにおける医学的トラブル」「現場コーチ・監督が見る鍼灸マッサージ師像」等、現場で実際おこなっている先生方に生の声を聞かせてもらった。
 実技ではテーピング「キネシオ」をおこない、教科書には掲載していない独自の手法を披露してもらい、現地参加でしか味わえない実技を受講生共に行った。現地参加には学生が多く参加しており現にトレーナー活動している者、将来目指したい者には大変好評で、活発に質問が飛び交い今までにない充実した講習会であった。来年度も更により良い講習会にしたいので多くの参加を期待したい。
                 (スポーツケア委員長 仲嶋 隆史 なかじまたかし)


第19回地域健康つくり指導者研修会(報告)
【写真:講師、会場風景】

 3月7日・8日の2日間にわたり、第19回地域健康つくり指導者研修会を開催いたしました。本研修会は、鍼灸マッサージ師が施術にとどまらず、地域における健康支援を実践していくための研修として実施しているものです。本年度は「新たな職域の創出と予防の重要性」をテーマに、社会構造の変化や国の政策動向を踏まえ、エイジフレンドリー補助金、健康経営支援、介護予防の実践について体系的に学びました。
 第1日目は講義およびシンポジウムを通じて多職種の視点から議論を深め、第2日目は実技中心のプログラムにより、現場で活用できる具体的な手法を習得しました。
 本研修会が、参加者それぞれの地域における新たな役割の確立と、今後の実践につながる契機となることを期待しております。
                    (事業改革委員長 狩野 裕治 かのうゆうじ)


フェムテック委員会の取り組みと今後の展望

 フェムテック委員会では、会員の臨床知を集約し、女性の健康支援における新たな価値を創出する取り組みを進め、このたびフェムテック専用Webサイト https://www.femtech.zensin.or.jp/を開設。本サイトでは、フェムテックに関する基礎知識の整理に加え、鍼灸・マッサージによる関与の可能性や、今後の事業展開に関する情報発信をおこなっていく予定です。また、今後はオンラインコミュニティ(LINEオープンチャット)の構築を通じて、会員同士が女性患者に関する臨床経験や疑問を共有できる場を整備します。これにより、将来的には研修事業や認定制度、さらには臨床ガイドラインの策定へと発展させていくことを目指します。会員の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
                   (フェムテック委員長 清水 洋二 しみずようじ)


第9回 DSAM災害支援鍼灸マッサージ師合同育成講習会(おしらせ)

今年は大分で開催 !! 
是非、多くの皆様のご参加をお待ちしております

【日時】7月26日(日)9時30分~16時
【会場】J:COMホルトホール大分 302・303会議室
    〒870-0839 大分県大分市金池南一丁目5番1号
【定員】140名
【参加費】日鍼会、全鍼師会、日マ会会員 :8,000円
     学生 :3,000円 一般 :10,000円
【参加申込締切】7月15日(水) 
 ※申し込み方法は後日 師会長メール・公式ライン・ホームぺージにて掲載します
【形式】 現地開催のみ
【受講資格】〇会員・非会員に関わらず災害支援に興味があり今後の活動を希望するはり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師のいずれかの有資格者
      〇上記資格の養成校在学中で災害支援に興味がある学生
      〇DSAMと連携した災害支援活動を希望する医療職種・多職種の方
◆プログラム
 9時~ 受付開始
 9時30分~ 基礎講座
  (1) DSAMの概略・活動から見た今後の鍼灸・マッサージを用いた支援のあり方
  (2) 平時の訓練からつくる災害時連携~DMAT・JIMTEF・行政との接点
  (3) 鍼灸マッサージの強みと診療記録について大切なこと
 12時30分~ 実技 〝ロールプレイング″(レイアウト・ブース作成、模擬診療)
 15時30分~ 振り返り、質疑応答
                               (災害対策委員会)


第25回 東洋療法推進大会 in 北海道 開催のご案内

令和8年度「第25回東洋療法推進大会」は、下記の通り北海道札幌市で開催いたします。
今年度もハイブリッド形式にて、公開講座、特別講演・保険講演とシンポジウム等を企画していますが、申し込み方法等に少し変更がありますので、ご注意ください。
是非多くの方のご参加をお待ちしています!
日程: 10月18日(日)12時~10月19日(月)13時
会場: 京王プラザホテル札幌 ※ JR札幌駅から徒歩10分
    〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条西7丁目2番地1
   (宿泊予約・お問合せ:TEL 011-271-0111)
参加費: 会員現地10,000円(Zoom 同額) 
※あはき免許の無い介助者 無料
     会員外現地20,000円(Zoom 同額)
     ※会員の紹介の場合、12,000円
学生(あはき養成校)2,000円(Zoom 同額)
後日オンデマンド視聴 3,000円
    (県師会単位の申込み:30,000円)
申込方法: 大会参加は、各都道府県師会又は、個人でGoogleフォーム※より申込
※後日ホームページ、師会長ネット等で公開予定
申込期間: 5月24日~9月10日(予定)
宿泊は、各個人の手配となりますので、よろしくお願いいたします。
(大会実行委員会)


「あはき法改正のための委員会」再開

 あはき等法推進協議会(中央7団体)では、令和6年度より、「あはき法改正のための委員会」を設置。各団体から2名の担当者が出席し計10回の委員会を開催し、最終的に示された計画案が、全会一致とはならなかったため中断していたが、今年度より再開することとなった。あはき等法は、制定当時から大きく社会環境が変化しているにもかかわらず、内容はほとんど変わっておらず、以前から時代遅れ感と法改正の必要性が指摘されている。令和7年2月に「広告ガイドライン」が発出されたが、その後の連携、指導体制の有効性についても課題が報告されている。
 この法改正が、国民の生命と財産を守るうえで必要であるという根拠(立法事実)を論じていく必要があり、全鍼師会として、都道府県法制担当者より意見を集め、推進協に提出し、議論を重ねていこうと考えている。
                     (法制委員長 森 孝太郎 もりこうたろう)


Dr.タコのちょっとエッセイ  「男と女の壁・医療現場の壁」

 男女はもともと脳の働きが違うことを了解すれば多くのトラブルを回避できると解説した本がかつてベストセラーとなりました。男性は狩猟をおこなってきた名残で空間的認知力に長け、女性は住まいを守り人々と和して生きてきたために、感情の機微を察知する面が強いなど。是非はさておき、タコは何度も膝を打ちました。

 その一つ。妻は夫が帰ってくるとその日にあったことを話して聞かせる。夫は問題を提起されたと思い、合理的な解決策を示すのだが、妻はいっこうに喜ばない。女性は話を聞いてもらいたいので、必ずしも解決策を求めているわけではないことを男性が認識しないためのすれ違いであると。
 これを読んで得心した私は、外来に来る女性もそうなのでは?と日ごろの疑問に答えを得た気分でした。「なにしろ具合が悪い」とあれこれ並べられる女性に対し、医者として鑑別診断を検討して解決策を探る日々でしたが、得心ある反応は得られません。しかし「それは大変だねぇ」と聞いてあげるだけで満足して帰られることもあるのです。
 むろん症状をこれのみでは説明できません。むしろ「コントロールできないものに支配されている」ということを肝に銘じておいた方が、男女のコミュニケーションでは大切だということになりそうです。わかった気になっても、相変わらず実生活ではいさかいを繰り返してしまうのも男のサガですけど、ふー。
 さてタコはかつて准看護学院の学院長を務めさせていただいたことがあります。その戴帽式を前にナイチンゲールの書籍を読み直す機会がありました。看護師を目指す方は一度は教えられるのでしょうが、「看護師よりもむしろ、臨床の医師たちに読んでいただきたい内容である」というレビューがありました。
 彼女は「著述家・看護の発見者・優れた看護管理者・科学者・統計学者・衛生改革者・病院建築家・社会改革者としての側面を有する」と評価されています。
 「この世で、病人に浴びせかけられる忠告ほど、虚ろで空しいものはほかにない。それに答えて病人が何を言っても無駄なのである。本当のことを何も知らないで、しかもそれを尋ねることはできないと自認しながら、それでいて忠告を与えることのほうが、一層失礼ではないか」。確かに苦しい状況にある人に、これまでの原因や非を攻めても何にもならないが、我々はそれをしてしまいがちです。
 「人びとはよく、10年15年とか病人の世話をしてきた看護師のことを『経験を積んだ看護師』という。しかし経験というものをもたらすのは観察だけなのである。観察をしない女性が、50年あるいは60年病人のそばで過ごしたとしても、けっして賢い人間にはならないであろう」。
 医師として事務や看護師から受診者の状態を告げられることは日常ですが、その時に認識の違いを感じます。「熱があるというんですが」「何歳の人?男性・女性、通院状況は?」「えっと、聞いてないです」ある場合は、「しばらく意識を失って回復したようです」「バイタル(血圧、脈拍、酸素飽和度)は?どういう状況だったのかな?」「えっと、確認します」私にしてみれば当たり前なのですけど。
 看護を天職と捉えていた彼女は「何かに使命を感じるとはどういうことであろうか?それは何が『正しく』何が『最善』かという、あなた自身が持っている高い理念を達成させるために自分の仕事をすることであり、もしその仕事をしないでいたら『指摘される』からするというのではない」「看護師は、自分自身の理念の満足(使命感)を求めて病人の世話をするのでない限り、他からのどんな『指示命令』によっても、熱意を持って看護することはできないであろう」とも言っています。  
 看護師を医師と読み替えても通じる気がします。医療環境が変化し、行政からの要請、経済状況の悪化、多々あるにしても、信念として彼女の直裁で誠実な言葉を常に思い起こしたいと思います。
+++++
Dr.タコ
昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。
田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。

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信頼を支える説明・記録・対応の基本   顧問弁護士 井上 雅人(いのうえまさと)

 先日、高齢の父親が入所している施設で起きた介護事故について相談を受けました。父親がトイレの介助を受けている際に転倒し、骨折したという事故でした。相談者である息子さんが施設に事故の状況を尋ねても、「いま調査しています」との返答にとどまり、具体的な説明や謝罪はなかったとのことです。施設には日頃からお世話になっているものの、その対応には納得できないというお話でした。家族としては、専門職が介助しているにもかかわらず、なぜこのような事故が起きたのかと疑問に思うのは当然のことです。また、施設の中で起きた出来事である以上、きちんと説明してもらえなければ、何が起きたのか分からないという不安な気持ちも理解できます。
 一方で、施設側からすれば、事故の状況を正確に把握しないまま説明してしまうと、不正確な内容になってしまうおそれがあるため、事故直後には詳しい説明ができないこともあります。この点は、ある程度やむを得ない面もあるでしょう。しかし、それでも大切なのは、家族の気持ちへの配慮です。たとえば、「現時点で分かっていることはここまでです。担当した職員からの聞き取りが終わりしだい、改めて詳しくご説明します」といった一言があるだけで、家族の受け止め方は変わると思います。また、施設側が「謝罪すると責任を認めたことになるのではないか」と思い込んでいる場合もあります。しかし、本来、安心して暮らせるはずの施設内で事故が起き、利用者本人や家族に不安を与えたことについて謝罪することは、通常、法的な責任を認めたことにはなりません。この点を取り違えてしまうと、家族との間に不要な行き違いが生じ、結果として法的な紛争にまで発展してしまうこともあります。それは、家族にとっても施設にとっても、とても残念な結果といえるでしょう。
 こうした問題は、介護の現場に限らず、医療や施術の場面でも同様に見られます。鍼灸マッサージ師の施術に関しても、患者とのトラブルが生じることはあります。訴訟にまで発展するケースは決して多くないと思われますが、そのような事案では、施術そのものの当否よりも、説明や記録、そして事後対応のあり方に問題がみられることが少なくありません。例えば、施術後に患者の症状が悪化したことをきっかけに損害賠償請求がなされた裁判例では、施術内容自体に重大な過失があったとまでは認定されませんでした。しかし、最終的に施術者側の責任が認められた理由は、「リスクについて十分な説明がなされていなかった」点にありました。施術に伴い一定の痛みの増悪や身体反応が生じ得ることは、専門家である施術者にとっては常識の範囲かもしれません。しかし裁判所は、「患者がそのリスクを理解し、施術を受けるかどうかを自ら判断できる程度の説明がなされていたか」という観点から検討します。その結果、口頭での簡単な説明にとどまり、記録も残されていなかった当該事案では、患者の自己決定権が十分に保障されていなかったとして、説明義務違反が認められました。
 このように、裁判で重視されるのは「専門家として当然知っていること」は大前提ですが、そのことが「患者にどこまで伝わっていたか」という点です。しかも、後から説明したと主張しても、それを裏付ける記録がなければ、施術者側の言い分は採用されにくいのが実情です。カルテや同意書は単なる形式ではなく、自らを守るための重要な証拠となります。施術前の状態、施術内容、説明した事項、患者の反応といった基本事項を具体的に記録しておくことは、紛争予防の観点から極めて重要です。
 また、施術の結果が思わしくなかったとしても、それだけで直ちに責任が認められるわけではありません。裁判では、結果そのものではなく、「その結果を予見できたか」「回避することが可能であったか」が問われます。したがって、既往歴の確認を怠ったり、適応を慎重に判断すべき場面で漫然と施術をおこなったりしていると、「避けられた結果」と評価される可能性が高まります。他方で、必要な問診や評価を尽くし、合理的な判断のもとで施術を行っていたことが記録から明らかであれば、仮に結果が思わしくなくても、責任が否定される余地はあります。
 さらに見落とせないのが、トラブル発生後の対応です。実際の裁判例を見ても、紛争が深刻化するかどうかは、初期対応に大きく左右されます。症状の悪化を訴える患者に対し、十分な説明をおこなわなかったり、不信感を抱かせる対応をしてしまったりすると、それ自体が新たな紛争の火種となります。逆に、事実関係を丁寧に確認し、現時点で分かっていることと分からないことを誠実に伝える姿勢を示すことで、法的紛争に至る前に解決できるケースも少なくありません。ここでいう誠実な対応とは、患者の不安や疑問に正面から向き合う姿勢です。
 以上のように、トラブルの原因は、特別な知識や高度な技術の欠如というよりも、基本的な業務に問題がある場合が少なくありません。すなわち、説明を尽くすこと、記録を残すこと、そしてトラブルに誠実に対応することです。施術の質を高める努力はもちろん重要ですが、それと同時に、今回お話した視点から日々の業務を見直すことが、結果として患者との信頼関係を守り、ひいては自身を守ることにもつながります。日々の説明と記録、そして対応のあり方を、今一度確認してみてはいかがでしょうか。

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中医学コラム(13)

北京中医薬大学国際学院 名誉顧問・名誉主任 梅野 弘樹(うめのひろき)
 梅野(うめの)先生は北京中医薬大学国際学院名誉顧問・名誉主任として多くの書籍を執筆する傍ら、「中医学講座」(隔月)、「太極拳教室」(毎月2回)を通して日本での中医学普及に努めておられます。
ホームページ:http://hiroharikyu.com

 2026年の十干十二支(じゅっかんじゅうにし)は丙午である。
 さて読者の皆さん、毎年変わる干支について何か不思議に思わないだろうか・・・。
 いったいこの干支、いつを起点にして始まったのだろう。

 十干十二支の起点は紀元前2697年である。何故、紀元前2697年なのか。諸説あるが、私が採用しているのは「黄帝即位説(こうていそくいせつ)」である。ちなみに「黄帝誕生説(こうていたんじょうせつ)」というのもある。
 紀元前2697年と言えば、中国大陸の北方では黄河文明(こうがぶんめい)の後期に当たる黒陶文化(こくとうぶんか)、南方では長江文明(ちょうこうぶんめい)が花咲いていた時代である。
 盤古(ばんこ)の後、三皇五帝(さんのうごてい)と呼ばれる中国大陸の覇者(はしゃ)がいたとされる伝説の時代に当たる。
 三皇とは伏羲(ふぎ)、女媧(じょか)、神農(しんのう)の3人をいう。
 五帝とは黄帝(こうてい)、顓頊(せんぎょく)、嚳(こく)、堯(ぎょう)、舜(しゅん)の5人をいう。
 ちなみに、十干十二支はカレンダーの役割も果たしてきた。
 殷(いん)の時代の甲骨文字(こうこつもじ)を見てみると、日付を1日、2日と数字で表さず、1日を甲日(こうじつ)、2日を乙日(おつじつ)というように十干で示していた。
 そして10日かけて十干が一周すると、この10日間を「旬(しゅん)」と呼んだ。これが「上旬(じょうじゅん)」「中旬(ちゅうじゅん)」「下旬(げじゅん)」の由来である。
 1年を四季に割り当てると1つの季節は3ヶ月となる。この3ヶ月をさらに3つに分けて、最初の月から順番に「孟(もう)」、「仲(ちゅう)」、「季(き)」と呼び、例えば春の最初の月(旧暦1月)ならば「孟春(もうしゅん)」、旧暦2月ならば「仲春(ちゅうしゅん)」、旧暦3月ならば「季春(きしゅん)」となる。故に、旧暦(きゅうれき)の1月10日ならば、孟春月上旬癸日(もうしゅんづきじょうじゅんみずのとび)という表現になるのだ。

 十干(じゅっかん)は甲(きのえ)から癸(みずのと)までの10種類を言うが、それぞれに意味があり、しかもその意味は自然の法則に従うという徹底ぶりである。
 甲(きのえ)は亀の甲羅を表していて、「被(かぶ)せる」「覆(おお)う」などの意味がある。種がまだ堅い殻(から)に覆われている状態を表している。手で亀の甲羅を潰(つぶ)す行為を表している漢字が「押」である。
 乙(きのと)は屈曲している姿を表していて、ジグザグに進む意味がある。種から出た芽が地上に出ようとして曲がりくねっている状態を表している。人が色々と考えをめぐらしているのが「亿」(億)である。
 丙(ひのえ)は脚を両方向に伸ばした状態を表していて、「広がる」などの意味がある。土中の芽が両方向に伸びている状態を表している。人体にとって邪悪なものが広がることを表わしているのが「病」である。
 丁(ひのと)は硬度が増して直線になった姿を表していて、ピンと立っている意味がある。ようやく芽が地上に現れて、ピンと立った状態を表している。ピンと立っている金属が「釘」である。
 戊(つちのえ)は戈(ほこ)を表していて、「刈り取る」という意味がある。地上に出た芽が刈り取れるくらい生長した様子を表している。刈り取ることに注目するのなら「鉞」、地上に出た芽に注目するのなら「茂」という漢字になる。
 己(つちのと)は糸が規則正しく巻かれている糸巻(いとまき)を表していて、「秩序」という意味がある。植物が理想とする姿になった状態を表している。糸へんを付けてさらに秩序を強調したのが「紀」である。
 庚(かのえ)はY字型を表していて、杵(きね)を両手で持ち上げている意味がある。生長した茎が枝分かれする状態を表している。杵を両手で持ち上げて脱穀する庚からこぼれ落ちた籾(もみ)を表したのが「康」で、これに米へんを加えて強調したのが「糠(ぬか)」である。
 辛(かのと)は刺青をする針を表していて、「剪定(せんてい)」という意味がある。生長した植物を剪定や伐採(ばっさい)する様子を表している。辛、木、斤を組み合わせたのが「新」で、植物を剪定あるいは伐採した際の切り口の新鮮さを表している。
 壬(みずのえ)は中心部が膨れるように糸を巻いた一本の棒を表していて、「妊娠」という意味がある。植物が受粉した状態を表している。女性が妊娠したことを強調したのが「妊」である。
 癸(みずのと)は四方に突き出た刃を持つ鉾(ほこ)を表していて、回して突き刺すことから「回転」という意味がある。植物の生長が一周した状態を表している。植物で花弁(かべん)が多く、四方に花を咲かせるのが「葵」である。

 中国大陸で育まれてきた文化は、必ずと言っていいほどバランスがとれている。同じ法則性の中で全てが語られるのである。これは長い歴史があればこそ為せる業なのではないだろうか。

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第31回 日本災害医学会学術集会新潟大会参加報告
【写真:発表の様子、大会ポスター】

 3月19日から21日まで、新潟市朱鷺メッセで会頭 高橋 昌(たかはしまさし)新潟大学大学院医歯学総合研究科災害医学・医療人育成分野特任教授のもと、全国から災害医療に携わる医療職のほか自衛隊、消防、警察、行政、ボランティアの方々を含む約3,000人以上参加、1,000以上の演題が集まり盛大に開催された。
 今回のテーマが「災害を科学する」ということで今までの経験を科学的に分析し、そのエビデンスをもとに人材育成教育や社会システムへの働きかけ、資機材の開発、研究を次に起こりうる災害に適応し検証するといった社会活動と有機的なサイクルを構築することを目的とした学術集会であった。また、東日本大震災から15年、熊本地震から10年という節目でもあった。
 今回も鍼灸マッサージ師が多く演題を提出し、パネルディスカッション2題(仲嶋 なかじま・矢津田 やつだ)、ポスター発表5題中3題(朝日山 あさひやま・榎本 えのもと・古田 ふるた)が採択され発表した。
 発災時に鍼灸マッサージ師による支援者支援の活動が現場の行政や医療従事者に少しずつ浸透してきている印象を受けた。会場でも顔の見える関係性も構築しつつあった。
                   (災害対策委員長 仲嶋 隆史 なかじまたかし)

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令和8年度 行事カレンダー(予定)

日程、行事名、場所の順番で掲載
5月24日、定時総会/全日本鍼灸マッサージ師連盟総会/日本鍼灸マッサージ協同組合総代会、東京都(新宿区)
7月1日~31日、JIMTEF災害医療研修ベーシックコース、オンライン
7月26日、DSAM災害支援鍼灸マッサージ師合同育成講習会、大分県(大分市)
10月1日~31日、JIMTEF災害医療研修ベーシックコース、オンライン
10月11日~14日、青の煌めきあおもり国民スポーツ大会(バドミントン競技)、青森県(黒石市)
10月18日・19日、第25回 東洋療法推進大会in北海道、北海道(札幌市)
11月8日、都道府県師会会長会、東京都(新宿区)
11月28日・29日、認定マッサージ師・認定機能訓練指導員講習会(基礎講義)、東京都(中央区)
2月6日・7日、認定マッサージ師・認定機能訓練指導員講習会 (実技講習)、東京都(中央区)
2月、スポーツ鍼灸マッサージ指導者育成講習会、神奈川県(横浜市)
3月、地域健康つくり指導者研修会、東京都(新宿区)
※各都道府県師会でも講習会・各種スポーツケア等開催されますで、各師会にご確認ください

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News ★事務局移転のご案内(3月16日現在報告)

新潟県師会 
 事務局:〒950-0991 新潟市中央区下所島2-10-14 
              グランフォール203
     TEL:025-244-6666 FAX:025-250-5909

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インフォメーション  研修会・イベント開催予定

各地での研修会・イベント情報をお知らせいたします。多くの方のご参加をお待ちしています。
詳細・申込については各師会事務所へお問い合わせ下さい。(変更・中止等がある場合もありますので必ず事前にご確認下さい)
なお、全鍼師会HP:トップページ内「全鍼ニュース」もご参照下さい。

月日、師会名、時間、場所、内容、一般参加、参加費、生涯研修単位の順番で掲載
5月17日、島根、13時~16時、ホテル武志山荘、COPD診療における漢方の役割~麦門冬湯と補中益気湯の交換~、可、無料、4単位
6月7日、石川、10時30分~12時30分、石川県立盲学校とオンライン【ハイブリッド】、加賀・三策塾、可、無料、2単位
6月12~14日、石川、11時~15時45分、富山国際会議場と富山市民プラザ、日本東洋医学会学術総会、可、会員15,000円~17,000円 会員外16,000円~18,000円、5単位
6月21日、石川、10時~15時、金沢市新神田公民館、スポーツボランティア ソフトバレー大会、不可、―、2単位
7月5日、石川、10時30分~12時30分、石川県立盲学校とオンライン【ハイブリッド】、加賀・三策塾、可、無料、2単位
※研修単位は会員のみ

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協同組合ニュース

更新がまだの先生はお急ぎください!
110番の更新振込期限は5月15日(金)です!

110番補償制度の特徴
・カスタマーハラスメントに対応可能な弁護士費用特約プランをご用意
・高額賠償にも対応できる、支払限度額3億円のプランをご用意
・とにかく費用を抑えたい先生へ、シンプルな補償のエコノミープランもご用意

 会員の皆様のあらゆるニーズに対応する、日本鍼灸マッサージ協同組合の賠償責任保険。
 協同組合では、事故の相談室を設置しており、万が一の際の相談や事故対応にも自信があります!
 保険期間は6月1日からの1年間ですが、随時中途加入も可能です。まだ加入されていない先生は日本鍼灸マッサージ協同組合のホームページをご確認いただき、ぜひご加入をご検討ください!

  110番補償制度に関する疑問や確認、お問合せは日本鍼灸マッサージ協同組合ホームページまで
  https://www.jammk.net

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編集後記

 これから夏に向かって、「痩せたい」と思っている人は多いと思います。患者さんでも、女性の大半の方がしばしば「痩せなあかん」と、おっしゃいます。しかし、本気で考えているわけではなく、「願望」として述べられている方が多いので、求められない限り具体的なアドバイスなどはしていません。たまに求められた際には、一般的なお話ですがと前置きして、「摂取量」を減らすことと、「消費量」を増やすことをお勧めします。これを言うと、「ワタシ、そんなに食べてないです。」と返ってきます。私の経験では、ほぼ100%の確率です。これ、なんでですかね?「そんなに」とは、誰と比較しているのでしょうか?お相撲さんとか、大食い女子とかですかね?(笑)「好きなもの、甘いものを好きなだけ腹いっぱい食べて、あまり動かずゴロゴロして、なおかつ痩せたいんですね。」と言いたいところですが、嫌われるだけなので言いません。言うとすれば「〇〇さんはダイエットなんか全然必要ないですよ~。」とかでしょうか。(笑)今回も「編集後記」をお読みいただきありがとうございます。
 電子ブックの音声(読み上げ)機能を廃止する方向で検討中ですが、音声機能が無いと読まれないという方はご一報ください。 
 (広報IT委員長 廣野 敏明 ひろのとしあき)

以上本文

以下広告
◇学校法人呉竹学園 東京呉竹医療専門学校
 高めよう、臨床力を。広げよう、可能性を。
 第45期 鍼灸マッサージ教員養成科 学生募集
 2027年4月入学(修業年限:2年)(募集定員:25人)
 ●入試日程・試験科目
 1次募集 2026年10月25日(日)
      出願期間:10月7日(水)~10月21日(水)
 2次募集 2026年12月6日(日)
      出願期間:11月18日(水)~12月2日(水)
 試験科目 学科試験(記述形式)・面接
 東京呉竹医療専門学校 東京都新宿区四谷2-9-5 5号館
            TEL:03-5315-4093

以下奥付

発行所  〒160-0004 東京都新宿区四谷3-12-17  全鍼師会会館内
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
 TEL.03-3359-6049  FAX.03-3359-2023
全鍼師会
 ホームページURL https://www.zensin.or.jp
 E-mail zensin@zensin.or.jp
協同組合
 ホームページURL https://www.jammk.net/
 E-mail jamm@jamm.or.jp
名称  鍼灸マッサージ情報誌 東洋療法
代表者  長嶺 芳文(ながみね よしふみ)
郵便振替 00160-8-31031
銀行口座 りそな銀行 新宿支店 普通口座 1717115
     名義/公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会 
発行人  長嶺 芳文(ながみね よしふみ)  編集人/広報IT委員長 廣野 敏明(ひろの としあき)
購読料  3,600円 〒共(会員は会費より)

口座名のフリガナは「シヤ)ゼンニホンシンキユウマツサージシカイ」となります

以上

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2026/04/08

◆令和8年度 年間行事予定表◆

(令和8年4月1日~令和9年3月31日)

令和8年

 4月12日(日)監査会・第1回業務執行理事会 10時~12時

   19日(日)第1回理事会 10時~12時

   21日(火)両会理事・監事選挙告示


 5月 3日(日)近連理事会 都シティホテル大阪天王寺

   24日(日)全鍼師会代議員総会・全鍼連盟総会・全鍼協同組合総代会

   31日(日)両会定時社員総会・第2回理事会 ウィズあかし704 13時~


 6月14日(日)地区講習会:神戸 

   21日(日)第2回業務執行理事会 10時~12時


 7月12日(日)第195回:夏期大学講座 10時~16時


 8月23日(日)第3回業務執行理事会 10時~12時


10月  日( )たるみ生き活き保健福祉フェア(鍼灸マッサージ普及啓発活動)

   11日(日)第4回業務執行理事会 10時~12時

   18日(日)東洋療法推進大会in北海道 京王プラザホテル札幌

   19日(月)東洋療法推進大会in北海道 京王プラザホテル札幌

   24日(土)第51回:にしのみや市民祭り(鍼灸マッサージ普及啓発活動)

   25日(日)第3回理事会・地区長会・学術担当者会議 10時~15時


11月14日(土)第36回:加古川ツーデーマーチ(鍼灸マッサージ施術ボランティア活動)

   15日(日)第36回:加古川ツーデーマーチ(鍼灸マッサージ施術ボランティア活動)

         全鍼協同組合研修会・全国都道府県師会長会議


12月 6日(日)第13回:小野ハーフマラソン2025(鍼灸マッサージ施術ボランティア活動)


令和9年

 1月17日(日)第5回業務執行理事会 10時~12時


 2月14日(日)第6回業務執行理事会 10時~12時


 3月 7日(日)第4回理事会 10時~12時

 

2026/04/07

兵鍼会報261号(2026年4月発行)

兵鍼会報 261号(2026年4月発行)

 

【総務部 お知らせ】

◆定時社員総会のご案内◆

(公社)兵庫県鍼灸マッサージ師会

(一社)兵庫県保険鍼灸マッサージ師協会

会長 賀内 進一

桜花爛漫の候、会員の皆様におかれましてはご活躍のこととお慶び申し上げます。

平素は本会の運営にご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

令和7年度の事業も滞りなく終えることができました事に感謝申し上げます。

本年度は役員改選の年であります。本会運営にご興味がある方は立候補していただきますようお願い致します。

 さて、令和8年度の定時社員総会を下記要綱にて開催を予定しております。総会は、会員の発言権、議決権を行使する場として定款に規定されております。多数の会員の皆様のご参加をお願いいたします。

 総会資料は5月上旬には届く予定です。出欠届・委任状は5月20日までに提出をお願いいたします。

 併せて一般提案事項及び質問事項がございましたら、提案書(総-7)にて上記出欠届と同じく5月20日までにご提出をお願い致します。

 

             記

日時:令和8年5月31日(日) 13時より(受付:12時45分)

場所:ウィズあかし704

   兵庫県明石市東仲ノ町6番1号 アスピア明石北館7階

TEL:078-918-5600

※本年度は、午後のみの開催となりますが、役員改選もありますので、総会資料は熟読の上、スムーズな議事進行にご協力をお願い致します。

 

◆役員改選について◆

(公社)兵庫県鍼灸マッサージ師会

(一社)兵庫県保険鍼灸マッサージ師協会

   選挙管理委員長 瀧川敦子

 令和8年5月31日(日)に開催します、定時社員総会では、任期満了に伴います役員の改選を下記要綱で実施します。立候補を予定されている会員は、必要書類を事務局選挙管理委員に請求されるか、もしくはご自身で「HPの会員専用ページ」からダウンロードして選挙管理委員会事務局に届け出をお願いします。届け出は告示日から10日間です。

 立候補に必要な書類は、

師会:理事選挙立候補届出書(選-1)監事選挙立候補届け出書(選-2)

   理事監事候補者推薦書(選-5)

協会:理事選挙立候補届出書(選-1)監事選挙立候補届け出書(選-2)

   理事監事候補者推薦書(選-5)

・選挙の告示は、令和8年4月21日(火)

・立候補受付期間は、告示日から10日間、4月30日(木)まで

・立候補者名公表は、立候補受付期間終了後、HP(会員専用ページ)にて届け出順に掲載、月刊情報mAm5月号(間に合わない場合は臨時号)にて立候補者名を公表します

・投票日は、5月31日(日)定時社員総会当日

・改選は、師会理事10名、監事1名・協会理事5名、監事1名を選出

・会長及び業務執行理事は、選出された理事による理事会の決議によって理事 の中から選定する

・立候補の受付期間は10日間です。告示日までに送られると無効、また受付期間を過ぎても無効となります。出来るだけ受付期間内の早い日に届け出をお願いします

 

◆令和8年度 年間行事予定表(案)◆

令和8年

4月12日(日) 監査会・第1回業務執行理事会 県師会事務所

   19日(日) 第1回理事会 ハイブリッド方式

   21日(火) 両会理事・監事選挙告示

5月 3日(日) 近連理事会 都シティホテル大阪天王寺

   24日(日) 全鍼師会定時社員総会・全鍼連盟総会・協同組合総代会 ハイブリッド

   31日(日) 両会定時社員総会・第2回理事会 ウィズあかし704

6月21日(日) 第2回業務執行理事会 県師会事務所

   未定     神戸地区講習会

7月12日(日) 夏期大学講座 ウィズあかし704

8月23日(日) 第3回業務執行理事会 県師会事務所

10月11日(日) 第4回業務執行理事会 県師会事務所

18/19(日/月)東洋療法推進大会in北海道 京王プラザホテル札幌

   25日(日) 第3回理事会・地区師会長会・学術担当者会議 ハイブリッド方式

         たるみ生き活き保健福祉フェア 

         にしのみや市民祭り

11月 8日(日)  全鍼組合研修会・都道府県師会長会議 ハイブリッド方式

      (土/日) 加古川ツーデーマーチ 加古川市役所前

   未定    姫路ブロック臨床研修会

12月 6日(日) 小野ハーフマラソン 小野市エクラホール周辺

令和9年

1月17日(日) 第5回業務執行理事会 県師会事務所

2月14日(日) 第6回業務執行理事会 県師会事務所

3月 7日(日) 第4回理事会 ハイブリッド方式

   未定     西宮地区講習会

   未定     阪神北地区講習会

   未定     神戸ブロック臨床研修会

 

【事務局 お知らせ】 

◆令和8年度会費について◆

              4月地区  5月県師会 7月県協会・全鍼 9月地区 10月県師会 年間合計

西宮       8,500     10,000   11,000   8,500     10,000   48,000

阪神北    10,000   10,000   11,000     0  10,000   41,000

神戸       7,200     10,000   11,000   7,200  10,000   45,400

明石         0     10,000   11,000     0     10,000   31,000

加古川    5,000     10,000   11,000   5,000     10,000   41,000

北播磨    5,500     10,000   11,000   5,500     10,000   42,000

姫路       8,500     10,000   11,000   8,500  10,000   48,000

但馬         0     10,000   11,000     0     10,000   31,000

その他      0     10,000   11,000     0     10,000   31,000

 

口座引落をご登録されている会員様へ

「ゆうちょ銀行口座」をご確認いただき、残高不足などで引き落としが出来ない事のないように、よろしくお願い致します。

※4月の引落日:4月27日(再引落日:5月11日)

※5月の引落日:5月25日(再引落日:6月10日)

※7月の引落日:7月27日(再引落日:8月10日)

※9月の引落日:9月25日(再引落日:10月13日)

※10月の引落日:10月26日(再引落日:11月10日)

4月・9月は、地区会費の半額ずつ

5月・10月は、県師会会費10,000円ずつ

7月は、県協会会費1,000円、全鍼師会会費10,000円

 

◆賠償責任保険について◆

 賠償責任保険の有効期限は5月31日までです。

令和8年度年間保険料と支払限度額(単位:円)をお知らせします。

加入タイプの変更は、地区長または地区担当者にご連絡下さい。

申込締切日は令和8年4月30日です。

 

加入タイプ DX 50 30 20 A

年間保険料 8,630 6,890 5,520 4,840 4,150

支払限度額 鍼灸マッサージ業務に基づく事故

 1事故   1億  5,000万  3,000万  2,000万  1,000万

 保険期間中 3億  15,000万  9,000万  6,000万  3,000万

業務施設に基づく事故

身体障害 1名 5,000万  2,500万  1,500万  1,000万  500万

       1事故 1億  5,000万  3,000万  2,000万  1,000万

財物損壊 1事故 1,000万  500万  300万  200万  100万

 

◆厚生労働大臣免許保有証の更新について◆

 すでに「厚生労働大臣免許保有証」を取得されていて、カードに有効期限:令和9年3月31日と記載の方が、今回更新の対象です。また7月頃に事務局より更新の案内を送付しますので期限を確認しておいてください。

 

※初めて申請される方は、今年度の申請受付を7月1日より開始致します。

ご希望の方は、8月までに事務局までお問い合わせください。

手続きに必要な書類等のご案内を郵送させて頂きます。

(事務手数料:会員2,000円、非会員4,000円が必要となります)

 

【京都府庁内 京都府鍼灸マッサージ師会附属診療所 見学報告】

日時: 令和7年12月12日(金) 9:30~16:00      

場所: 京都府庁内 京都府鍼灸マッサージ師会附属治療院

参加者: 賀内、天野、木村、中村、小川

対応者: 副会長 戸中照之氏、理事 松井登氏

 

  1. 診療所の概要および予約システム

・ 診療所は視覚障害を持つ施術者も勤務しやすいよう、IT化が進んだ予約カルテ管理システム(セイリン製)を導入。

・ 予約はホームページから行い、コース選択 → 担当施術者選択 → 日時

選択の流れ。

・ 美容室など他業種でも一般的なオンライン予約形式。

・ カルテ管理もデジタル化され、視覚障害施術者にとって管理しやすい仕組み。

 

  1. 決済方法と金額設定

・ 現金は取り扱わない方針。

・ 視覚障害施術者にとってリスク(「置いた/置いてない」のトラブル)を避ける目的。

・ キャッシュレス決済システム「Square」を導入。

・ 一般職員向けに 15分・30分・60分コースを用意。

・ 施術料金:15分1,500円 30分3,000円 60分5,000円

・ 福利厚生として通常料金より200~500円程度の割引を実施。

 

  1. 運営面・施設環境について

・ 診療所には車両1台分の駐車スペースを確保し、送迎など今後の運用にも対応できる体制。

・ 患者用駐車場は京都府庁の来客駐車場を利用可能。

・ 店舗設備はネット通販で揃え、戸中氏が組み立てたものが多い。

 

  1. 来院状況・利用者の特徴

・ 府庁職員は非常に多忙で、特に議会時期は昼休みでも自由に時間が取れない。

・ 昼休みに利用できるよう、最短15分の施術枠を用意した背景がある。

・ 夕方は30分~60分の長めのコース利用者が一定数いる。

・ 主な症状:肩こり、首こり、背中の丸まり、腰痛。

※デスクワーク中心の職員が多いため症状が似通っている。

・ 外部からの利用者もネット検索経由で一定数あり。

 

  1. 技術と施術方針

・ 結果(改善)が出ないと「街のリラクゼーションサロンと変わらない」と見なされてしまうため、技術向上が最重要。

・ 強刺激による揉み返しを避けるため、15分枠では施術の強弱に細心の注意が必要。

・ 長時間希望者には夕方枠を案内するなど、業務時間への配慮を行いつつ対応。

 

  1. 人材確保・勤務状況

・ 視覚障害者の施術者を中心に配置しており、登録者数が減少傾向なため、人材確保は課題。

・ 常駐施術者の給与や手数料の扱いは会が負担。

・ 保険診療と併用している施術所からの応援は、予約枠・保険枠の兼ね合いで調整が難しい。

 

  1. 広報・利用促進について

・ 現状は庁内職員向け広報(PC画面掲示、メール通知)が中心。

・ QRコードや売店にポスターを掲示するなどの外部向け案内も取り組みたいが、現状は手薄。

・ 立ち上げ当初は利用者が比較的多かったが、継続的な露出の必要性を感じている。

 

  1. 行政との連携・予算事情

・ 府庁(行政)は平等性、公正性、コストパフォーマンスを重視。

・ 福利厚生事業として認可を得る際も、丁寧な説明と裏付けが求められた。

・ 行政の予算編成スケジュールは早く、計画は年度前から動く必要があるとの学びがあった。

・ 偏った優遇や個人的配慮は困難で、民間と異なる特有の運用ルールを強く感じるとの話。

  1. 全体所感(対応者の意見)

・ 行政施設特有のルール・文化(平等性、黒やグレー基調の雰囲気、予算の堅さ)を感じた。

・ 施術の質、サービス、失礼のない応対が何より求められている。

・ 職員が忙しい環境の中で、利便性の高さ(庁内で受けられる)が強み。

・ リピートに繋げるには「結果を出せる施術」であることを痛感している。

 

  1. 見学まとめ

・ 京都府庁内という特殊な環境下で、視覚障害者の施術者が働きやすい体制を整えた先進的な事例。

・ 予約・決済・カルテのDX化やキャッシュレス化など、トラブルになりやすい点を考慮した運営が印象的。

・ 多忙な職員に合わせた短時間施術枠は導入の成功要因の一つ。

・ 継続的利用促進には広報と技術力の両面が重要であるとの意見が共有された。

 

【PR TIMES 広報セミナー参加報告】

  報告者 天野 豊

令和8年2月20日(金)16時~18時30分

アンカー神戸にてPR TIMES主催の広報PR無料セミナーに天野と小川で参加してきました。

 

・第一部では、専任不在でも独自の戦略でファンを増やし続ける神沢鉄工の

浅郷氏が、商品の「想い」を価値に変える共感型広報の具体的な取り組みや実践事例の話を聞きました。

神沢鉄工所は三木市にある創業130年の老舗の町工場で、刃物を作っている会社です。

刃物に興味を持ってもらうために「ナイフキッド」を制作し、PR TIMESでプレスリリースを行なったところ凄い反響があったという話でした。

 

・第二部では、PRの専門家・堂阪氏と共に、『自社の強みを再発見する「棚卸し」ワークを行い、中小企業がストーリーで勝負するための土台を作る』との題目で、ワークシートの作り方を学びました。ワークシートの作り方は下記の通りです。

 

ワーク①【きっかけ、始まりの理由】

  なぜ、この仕事を始めたのか?

ワーク②【続けている理由】

  やめようと思った瞬間は? それでも続けてきたor始めた理由は?

  ※そこにどのような苦労があり、それをどのように乗り越えたか?

ワーク③【誰の役にたっているのか】

  一番うれしかったお客様の一言は? 誰が一番喜んでくれていますか?

ワーク④【PR用の一文に変更】

  上記の①②③の3つを組み合わせて文章にしてみましょう。

 

・第三部では、『神戸新聞社の現役記者が登壇!「今、メディアが求めている情報」について、記者の視点から直接語る』との題目で、世間が求めている情報を優先的に配信することが大事だという話でした。

その後、神戸新聞の記者さんに名刺と健康経営チラシをお渡しし退場しました。

 

【事業報告】

「令和7年度小野ハーフマラソン ボランティア報告」

広報部長 天野 豊

 令和7年12月7日(日)第12回小野ハーフマラソン2025が開催された。今年の参加人数は過去最多の約4,800人で、お天気も良く日中15度まで気温が上がり小春日和となった。

スタッフ7名、ベッド6台を用意し、寒い中ランナーが来るのを身体を暖めながら待っていた。11時頃になって動き始めたと思ったら、2時半に終わるまでノンストップであった。

ピーク時の待ち時間も20分ほどだったので上手く回せたと思うが、服を脱ぐ間も無く、天気が良かったのが災いして、テント内が温室となり、途中でストーブを切ったものの暑くて気分が悪くなったほどだった。

 ランナーの状態は比較的故障者は少なかったものの、練習無しでいきなり走った人や自己記録を狙って無理をした人にちらほら下肢の痙攣が見られた。

利用されたランナーのほとんどが、「身体が軽くなった」「動きが良くなった」「痛みが和らいだ」等、評判も上々だと感じた。

 昨年までは端っこの方でブースを出していたが、今年の活動場所は中央近くでよく目立ち、去年も参加したがマッサージのブースが出ていることを知らなかった人も数名来られていた。

来年3月15日に「かがわマラソン2026」が開催されるそうで、香川県鍼灸師会から2名ランナーとして参加され、見学がてら賀内会長と色々話をされた後施術を受けられ、ビデオ撮影をされていた。会長の話によると、鍼灸師会と鍼灸マッサージ師会と合同で活動されるとの事。

参加された会員の皆様、本当にお疲れ様でした。

願わくば、ボランティア参加されたことのない会員様にもこういった事業に出てきていただければとても良い経験になる事と思いますので、お一人でも多くのご参加をお待ちしております。

今回の施術数は86名(鍼11名、灸4名、

マッサージ71名)でした。

 

「姫路城マラソン2026ボランティアに参加して」

 報告者 姫路地区 北脇敦士

2026年2月22日、快晴の姫路マラソンにて兵庫県鍼灸マッサージ師会の一員として2度目のボランティアに参加しました。会場はご当地グルメの出店も並び、お祭りのような活気。世界遺産を望むコースを全力で駆けるランナーの姿には、深く胸を打たれました。ボランティアブースでは完走直後の選手への鍼治療を担当。疲労困憊の中でも「助かりました」「ありがとう」と温かい言葉をいただき、この仕事のやりがいを再確認する貴重な時間となりました。また、先輩方の熟練した技術や対応を間近で拝見できたことは大きな刺激であり、自身の成長への糧となる財産です。

準備・運営に尽力された先生方に心より感謝申し上げます。今回の経験を日々の臨床に活かし、地域の皆さまやアスリートの力になれる施術家を目指して精進してまいります。

またこの素晴らしい舞台に携われることを願っています。

 

【地区だより】

「令和7年度神戸ブロック臨床研修会報告」

 報告者 神戸地区 副会長・学術部長 井上和哉

令和8年1月25日(日)13時30分より、厳寒の中、「令和7年度神戸鍼灸マッサージ師会主催 臨床研修会」を会場およびオンラインにて開催いたしました。今回は、東京呉竹医療専門学校教員養成科でも教鞭を執られている高野耕造先生をお招きし、『「臨床に役立つ奇経八脉の使い方」著者直伝研修会』との演題で、ご講演と実技指導を行っていただきました。

 奇経については、現行の学校教科書ではわずか2ページのみの記載に留まっており、古典書物である『難経』においても3項目に記載があるのみです。経絡学的には、養成施設で教わる基本的な正経十二経のみでは網羅できない部分を補うために、奇経を用いた治療が考案されたのではないかと私見では考えておりますが、情報が少なすぎるために臨床応用が不十分になっている方も多いのではないでしょうか。

 今回の研修会では、高野先生のご講演と著書の内容から、奇経の流注(るちゅう)を再認識するとともに、所属経穴についても理解を深めることができました。また、奇経治療といえば「八脉交会穴(はちみゃくこうえけつ)」を使用した治療システムを連想しますが、少陽胆経の「足臨泣」は厳密には奇経に所属していない経穴であることや、手にある八脉交会穴に「主治穴」の設定があるものの、実際には奇経が手に流注していないという矛盾など、目からウロコの情報が多くありました。古典書物には先人の長きにわたる研究と膨大な情報が記されていますが、それを鵜呑みにするのではなく、自らも疑問を持ち思考を繰り返すことが大切であると再認識する機会となりました。

 実技指導においては、普段高野先生が実践されている治療方法に沿って、大変丁寧にご説明いただきました。高野先生は基本的に鍼管を使用しない「撚鍼法(ねんしんほう)」で刺鍼されるそうで、その鮮やかな手技を受講者の方々は驚きの目で見守っていました。

高野先生の非常に穏やかで柔らかい口調も、受講者の皆様を引き込んでいたように感じます。理論ももちろん大切ですが、施術者としての「雰囲気」も重要な要素であると実感した研修会でした。

《受講者数》(会場、オンラインの合計)

会員 13名(神戸11・姫路1・西宮1)

他師会 1名(大阪)

会員外 19名

教員・学生 6名

一般 2名

合計41名

 

【広報部 お知らせ】

1.メールアドレス登録のお願い

 全日本鍼灸マッサージ師会の情報誌「東洋療法」も一部を除きデータ配信のみとなりました。本会でも点字版の方にはご無理をお願いし、データ版若しくはCD版へ移行していただきました。事務所で印刷・郵送するにも経費がかかります。現在墨字版をご覧いただいてる会員さんへは、これまで通り郵送させていただきますが、今後有料になる可能性もありますのでご理解とご協力のほどお願いいたします。

《メルアド登録先》

県師会事務所:info@mam-hyogo.or.jp

 

2.ホームページパスワード変更のお知らせ

 すでにご承知の通り、県師会ホームページの「会員専用ページ」にアクセスするには「ID・パスワード」が必要です。パスワード変更(年1回)の際は、月刊情報mAmのメール配信にてお知らせさせていただきますので、各自で設定変更してくださいますようお願い致します。

 本紙の発行は、mAmより遅くなりますので、スムーズにパスワード変更が行えるよう、是非メールアドレス登録をお願い致します。

ID/PWのお問い合わせは、県師会事務所(上記アドレス)若しくは

TEL (078)-926-0801   FAX (078)-926-0802 まで。

 

《事務局 報告》

=会員情報=(令和8年1月1日~3月31日)

新規入会 1名   

退会   6名

令和8年3月31日現在  213名

 

♪ゴールデンウイーク休業日のお知らせ♪

当事務局は下記の通りゴールデンウイークを休業させていただきます。

大変ご不便をおかけしますが、宜しくお願い申し上げます。

休業日:4月29日(水)・5月2日(土)~6日(水)

 

◇◇編集後記◇◇

 今号では、2023年4月号で紹介した「チキン南蛮」の応用編と丼や酒のあてにも最適な「焼き豚」をご紹介します。

 前回ご紹介した「チキン南蛮」は5人前と量が多かったので2~3人前の南蛮酢のレシピを元に「酢豚」を作ってみましょう。

○南蛮酢

酢…50ml     みりん…50ml    醤油…30ml

砂糖…大さじ1.5 ケチャップ…大さじ1 ウスターソース…大さじ0.5

塩…小さじ0.5  レモン汁(すだち)…大さじ0.5

「チキン南蛮」では鶏肉に小麦粉をまぶし、油で揚げたものを南蛮酢に漬けて出来上がりでしたが、残った南蛮酢を捨てるのはもったいないですよね。そこで、残った南蛮酢に砂糖を加え水溶き片栗粉でとろみを付け「酢豚」を作ってみましょう。

※南蛮酢はジャムなどの空き瓶に入れ、冷蔵庫に保管すれば約1週間もちます。

《材料》2~3人前

豚肉ブロック…200g  玉ねぎ…中1個  人参…中2分の1

ピーマン…2個  筍…少々  片栗粉…大さじ2  塩コショウ…少々

《作り方》

1.豚肉を一口大にカット、塩コショウを揉み込み片栗粉をまぶす。

2.玉ねぎ、人参、ピーマン、筍を乱切りにする。

3.豚肉を油で揚げ、野菜はフライパン(中華鍋)で炒める。

 ※お店では野菜を油通ししますが、家庭では難しいので炒めましょう。

 注:人参は小皿に入れレンチンしてから一緒に炒めると良いでしょう。

4.玉ねぎが半透明になってきたら火を止め、揚げた豚肉を加える。

5.更に残った南蛮酢・砂糖大さじ1.5・水溶き片栗粉を入れる。

6.火を付けとろみが出るまでしっかり混ぜて出来上がり。

 

【焼き豚】

 焼き豚は焼いているから焼き豚であって、ラーメン屋のチャーシューはほとんどが煮豚です。家庭では、焼き豚も煮豚もお店と同じように作れないので簡単に作れる焼き豚を考えてみました。作り方はちょっとローストビーフに似ていますがね(笑)。

《材料》2~3人前

豚肉ブロック…300g (肩ロースでもバラ肉でも構いません)

ニンニク醤油…60ml  みりん…30ml

※ニンニク醤油は空き瓶にニンニク(一房)の皮をむき濃い口醤油を入れて5日以上経ったものを使用。

《作り方》

1.ジップロックに豚肉・ニンニク醤油・みりんを入れ、空気を抜いてチルドで3日間寝かす。(味を均等にするため時々上下を入れ替える)

2.鍋にたっぷりお湯を沸かし3日経った豚肉をジップロックごと入れる。

 注:ジップロック内にお湯が入らないように気を付ける。

  (しっかり空気を抜き、袋を2重にするとよい)

3.鍋にフタをし、中火で30分経ったら火を止める。

4.ジップロック内の調味液は小鍋に入れ、冷めると脂の塊が浮いてくるので取り除き、砂糖大さじ1を加え軽く煮詰めると焼き豚のタレの出来上がり。

5.ジップロックから取り出した豚肉を熱したフライパンで焼く。

 ※各面を強火で1~2分。(焼き色が付く程度)

  ♪おいしく召し上がれ🎵

今回の2つのレシピで、通算20品のアレンジレシピをご紹介してきました。

皆様のお口に合いましたでしょうか?

今号をもちまして料理編の編集後記は一旦お休みとなります。

長い間私の趣味にお付き合いいただきありがとうございました。

広報部長 天野 豊

 

 

【発行所】 公益社団法人 兵庫県鍼灸マッサージ師会

一般社団法人 兵庫県保険鍼灸マッサージ師協会

〒673-0018 明石市西明石北町3丁目8番15号

TEL (078)-926-0801   FAX (078)-926-0802     

mail  info@mam-hyogo.or.jp

URL  https://mam-hyogo.or.jp/

Instagram

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【発行者】会長 賀内進一    【編集担当者】広報部長 天野 豊

 

2026/03/26

知ってほしい国家資格のハナシ(YouTube動画1分45秒)

厚生労働省から、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師を紹介する動画が公開されました。
詳しくは、下記の画像をクリックして動画をご覧ください。(YouTube動画1分45秒)

知ってほしい国家資格のハナシ

【厚生労働省ホームページより】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_48702.html

2026/03/26

鍼灸マッサージ情報誌 東洋療法 371号(3月1日号)

東洋療法371号(電子ブック版)

※PDF印刷は電子ブック版から行えます

鍼灸マッサージ情報誌 東洋療法 371号(3月1日号)
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会

*****
目次
1  あはき療養費の令和8年度改定に向けて
2  年頭所感 厚生労働大臣 上野 賢一郎(うえの けんいちろう)
3  ベトナム ホーチミン市で開催された伝統医学研究所50周年記念式典と国際科学会議に関する報告
4  Dr.タコのちょっとエッセイ 「風邪(かぜ)の効用」
5  生成AI時代を考える
6  国宝「医心方」のユネスコ「坂井の記憶」登録に向けて
7  中医学コラム(12)
8  令和7年度認定訪問マッサージ師 認定機能訓練指導員実技講習会開催
9  第4回JIMTEF災害医療研修 スキルアップコースに参加して
10 スポーツケアボランティア報告(奈良)
11 令和8年度 定時総会開催のお知らせ
12 令和8年度 行事カレンダー(予定)
13 協同組合ニュース
14 編集後記
*****
以下本文


あはき療養費の令和8年度改定に向けて

 令和8年度あはき療養費の料金改定は、厚生労働省・社会保障審議会(あはき療養費検討専門委員会)において令和6年度改定から引き続きの検討事項を踏まえ、以下1.〜5.の事項を基本的な考え方(案)として検討されている。(要約)

1. オンライン請求の導入
 柔道整復療養費のオンライン請求導入に関する検討を踏まえ、あはき療養費のオンライン請求に関する課題整理やルール策定を検討。また、視覚障害のある施術者への合理的配慮について議論。
2. 訪問施術制度のあり方
 施術料と往療料を包括化した訪問施術制度の同一日・同一建物への施術や、出張専門施術所における訪問施術の実態を踏まえ、そのあり方を検討。
3. 物価高騰等への対応
 令和6年度改定での料金引き上げを受け、賃上げや費用動向を考慮し、物価高騰への対応を検討。
4. 施術部位数による料金包括化
 マッサージや変形徒手矯正術の施術料を「施術部位数に応じた報酬」から「料金包括化」へ移行する可能性を検討。施術部位数の包括化に関する懸念として、負担増や審査の質の低下が挙げられている。
5. その他の見直し
 必要な見直し事項について検討。
一方、令和8年度診療報酬改定では、診療報酬が全体で+3.09%引き上げられる予定であり、その内訳として賃上げ分、物価対応分、食費・光熱水費分などが含まれている。

★令和8年度診療報酬改定について(令和7年12月24日大臣折衝事項)
 診療報酬 +3.09%(令和8年6月施行)
 ※1 うち、賃上げ分 +1.70%
 ※2 うち、物価対応分 +0.76%
 ※3 うち、食費・光熱水費分 +0.09%
 ※4 うち、令和6年度改定以降の経営環境の悪化を踏まえた緊急対応分 +0.44%
 ※5 うち、後発医薬品への置換えの進展を踏まえた処方や調剤に係る評価の適正化、実態を踏まえた在宅医療・訪問看護関係の評価の適正化、長期処方・リフィル処方の取組強化等による効率化 ▲0.15%
 ※6 うち、※1〜5以外の分 +0.25% 各科改定率:医科+0.28%、歯科+0.31%、調剤+0.08%
 
 物価高騰対策として、全国各地において、医療機関等と並んで「施術所」にも支援金が拠出される自治体も増えている。私たちあはき業界の大半は一人経営であり、収入に対する材料費や光熱費の占める割合は非常に高く、物価高騰の影響は深刻である。療養費においても物価上昇を十分考慮された料金改定を期待したい。
 (広報IT委員長 廣野 敏明 ひろの としあき)
 ■参考 厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_69738.html


 ※令和8年1月1日現在で原稿をいただきましたが、誌面の都合で掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます(広報IT委員会)

年頭所感   厚生労働大臣 上野 賢一郎 (うえの けんいちろう)

(はじめに)
 令和8年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。
 厚生労働大臣に就任し、約2か月が経ちました。この間、昨年12月の令和7年度補正予算の成立や令和8年度予算案の閣議決定をはじめ、国民の皆様の安全・安心の確保に万全を期すべく努力してまいりました。
 引き続き、私自身が先頭に立ち、厚生労働省一体となって様々な課題に全力で取り組んでまいります。

(全世代型社会保障の構築)
 中長期的な社会の構造変化に耐え得る強靱で持続可能な社会保障制度を確立するため、全ての世代で能力に応じて負担し支え合い、必要な社会保障サービスが必要な方に適切に提供される「全世代型社会保障」の構築に向け全力を挙げてまいります。今後、令和5年に閣議決定された「改革工程」、昨年閣議決定された「骨太の方針2025」や「経済対策」に基づき、必要な保障が欠けることがないよう留意し、与党の協議や社会保障審議会の議論等も踏まえながら、標準的な出産費用の無償化、高額療養費制度の見直し、OTC類似薬を含む薬剤自己負担の見直しや金融所得の反映による応能負担の徹底等について、全世代の安心を保障する観点から、取組を進めてまいります。

(医療・介護・障害福祉分野の物価・賃金対応等)
 昨今の物価上昇や人材不足により、医療・介護・障害福祉分野の現場は厳しい状況に直面しております。こうした現状を踏まえ、経営の安定や現場で働く幅広い職種の方々の賃上げに確実につながるよう、まずは昨年末に成立した補正予算に盛り込まれた医療・介護等支援パッケージにより、経営の改善や職員の方々の処遇改善につながる支援を、可能な限り迅速に届けてまいります。また、ICT等を活用した職場環境改善の取組を強力に推進してまいります。
さらに、令和8年度診療報酬改定について、昨年末に決定した改定率を踏まえ、物価や賃金、人手不足等の医療機関等を取りまく環境の変化への対応等を図り、地域で必要な医療を確保してまいります。加えて、介護・障害福祉分野についても、令和8年度の期中改定において、処遇改善等に係る対応をおこなうなど、充実を図ってまいります。

(持続的な賃上げ)
 政府として、物価上昇を上回る賃上げが継続する環境整備に向け、検討を進めてまいります。
 また、リ・スキリングによる能力向上支援を行うとともに、高い生産性や高い処遇の職への労働移動を支援し、労働生産性の向上を推進し、「稼げる日本」への変革を進めてまいります。
 あわせて、最低賃金の遵守徹底を図るとともに、地方で賃金が上がっていく環境整備を進め、生産性向上に取り組む中小企業等が賃上げしやすい環境整備に向け、「賃上げ」支援助成金パッケージによる支援等に取り組んでまいります。

(新たな地域医療構想、医師偏在対策、医療・介護DX)
 先の臨時国会では、将来にわたって、地域での良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制を確保するための改正医療法が成立し、今後施行を着実に進めてまいります。
 新たな地域医療構想については、高齢者数がピークを迎える2040年頃を見据え、医療・介護の複合ニーズを抱える高齢者の増大や人口減少などに対応できるよう、入院医療のあり方に限らず、外来や在宅医療、介護との連携までをカバーし、人材確保等の状況も踏まえた医療機関の役割分担や連携を更に推進してまいります。
 また、医師偏在対策について総合的な対策を推進するとともに、小児周産期・救急・災害医療体制の充実など、地域の実情に応じた医療提供体制の確保に努めてまいります。
 電子カルテ情報の医療機関等の間における共有や医療等情報の二次利用の推進、医療DXの運営に係る母体としての社会保険診療報酬支払基金の改組等の取組を進めるとともに、国民の皆様が安心してオンライン診療を受けられるよう、検討を進めてまいります。

(マイナ保険証)
 マイナ保険証は、医療DXの基盤として国民の皆様が健康・医療情報に基づくより良い医療を受けることを可能とするものです。今後、スマートフォンをマイナ保険証として順次利用出来るようになっていく等、マイナ保険証のメリットはますます増えてまいります。昨年10月時点の利用率は47.26%となっており、今後も利用率の向上に取り組んでまいります。
 昨年12月をもって、発行済みの保険証が全て有効期限の満了を迎えましたが、引き続き患者の皆様が円滑に医療機関等を受診できることが重要であり、受診方法等について、今後も周知をおこなってまいります。

(創薬・医薬品安定供給等)
 昨年成立した改正薬機法の施行を着実に進め、医薬品等の品質や安全性の確保の強化、医療用医薬品等の安定供給体制の強化、医薬品の適正な提供のための薬局機能の強化等に取り組んでまいります。
 日本成長戦略本部における戦略分野の一つに位置付けられた「創薬」については、官民連携の下、新たな基金等を通じて、創薬の取組への安定的・継続的な支援、そしてその実用化につながる環境整備を進めてまいります。「成長投資」及び「危機管理投資」両方の観点から、官民投資を促進し、強い経済の実現も見据え、産業としての「創薬」を力強く支援してまいります。加えて、国際水準の治験・臨床試験体制整備を推進するとともに、ドラッグ・ロスの解消に向けて、戦略的な取組を進めてまいります。
 また、後発医薬品の安定供給については、少量多品目生産という非効率な生産体制の解消に向け、新たな基金を造成し、計画的に生産性向上に取り組む企業を支援してまいります。企業間の連携・協力・再編を強力に後押しするため、企業の取組を認定する枠組みを設けてまいります。
 さらに、医薬品による悲惨な被害の再発防止や、国内外の関係機関と連携した規制薬物の乱用防止対策にも取り組んでまいります。

(地域共生社会の実現、包括的な支援の取組)
 2040年に向けて人口減少や単身世帯の増加など社会構造が変化していく中、誰も取り残されることなく地域で支え合う地域共生社会の実現のため、社会保障審議会の議論を踏まえ、地域の実情に応じた包括的な支援体制の整備や、頼れる身寄りがいない高齢者等への支援の拡充等について検討を進めてまいります。あわせて、子どもの学習・生活支援や居住支援を始めとした生活困窮者自立支援制度の機能強化等を進めてまいります。また、生活保護の生活扶助基準については、社会経済情勢等を勘案し令和8年度において更なる引き上げを行うとともに、最高裁判決を踏まえた丁寧な対応を進めてまいります。
 障害者や難病患者の方々が、地域や職場において、本人の希望に応じて、その方らしく暮らし、働くことができるよう、必要な取組を着実に進めるとともに、障害者の方々の雇用機会の拡大と雇用の質の向上を図ってまいります。
 また、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現に向け、関係省庁と連携し、電話・SNS相談体制の拡充など、自殺対策を強化してまいります。
 さらに、認知症施策推進基本計画に則って、認知症になっても希望を持って暮らし続けることができるという「新しい認知症観」に立ち、認知症施策に関する取組を推進し、共生社会の実現を目指します。

(介護サービスの提供体制確保)
 2040年に向けて、地域の実情に応じた介護サービスの提供体制を確保するための取組について検討を進めてまいります。
 また、ICT等を活用した生産性向上の取組を強力に推進し、サービスの質の向上や職場環境改善、介護人材の確保等を図ってまいります。
 さらに、訪問介護をはじめとするサービス提供体制の確保を図ってまいります。

(健康・公衆衛生対策、感染症対策等)
 人生百年時代に、百年間健康で生きられる「百年健幸」を目指すべく、皆が元気に活躍し、社会保障の担い手になっていただけるための「攻めの予防医療」を推進してまいります。令和7年度補正予算における関連予算の活用をはじめ、特に、令和10年度までにがん検診の精密検査受診率90%を達成できるよう、更なる取組を進めてまいります。第三次の「健康日本21」等を推進し、健康づくり・重症化を含む予防施策に取り組んでまいります。女性の健康支援については、「女性の健康総合センター」を中心として、総合的に推進してまいります。
 あわせて、がん対策、循環器病対策、アレルギー疾患対策、受動喫煙対策、難病対策、移植医療対策、広域的な食中毒事案への対策強化、生活衛生関係営業の振興等に引き続き取り組んでまいります。
 また、感染症対策については、新型インフルエンザ等対策政府行動計画を踏まえ、科学的知見の基盤・拠点となる「国立健康危機管理研究機構(JIHS)」と連携しながら、次なる感染症危機への備えを着実に進めてまいります。
 新型コロナウイルス感染症のほか、各感染症の発生動向を把握し適切に対応するとともに、感染症に罹患された方々が適切な医療を受けられる環境づくりを進めます。加えて、本年6月から各自治体において順次開始される予防接種事務のデジタル化など、予防接種施策の適切な実施を進めてまいります。
 加えて、昨年12月に設置した「UHCナレッジハブ」を通じて、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の実現に向けた取組を加速するなど、国際保健に関連する国内外の課題の解決に取り組んでまいります。
 さらに、近年の科学的知見等を踏まえ、ゲノム編集技術等を用いた受精胚等の臨床利用に対する規制について検討を進めてまいります。

(多様な人材の活躍促進、職場環境改善)
 女性や高齢者を含む国民お一人おひとりがその能力を十分に発揮し活躍できるよう、誰もが健康的で働きやすい働き方を選択することができる社会の実現を目指します。
 新卒者等へ大学等と連携しながらきめ細かな就職支援をおこな
うとともに、非正規雇用労働者の方々の正社員への転換や、同一労働同一賃金の更なる遵守徹底等による処遇改善、就職氷河期世代を含む中高年層の方々に対する就労・処遇改善や社会参加等の支援を進めてまいります。
 また、企業における70歳までの就業機会の確保や、外国人労働者に対する就職支援の強化、働きやすい環境整備等に取り組むとともに、育成就労制度の円滑な施行に向け、引き続き関係省庁と連携してまいります。
 労働時間規制について、働き方の実態・ニーズを踏まえて検討を深め、誰もが安心して働くことができる環境の整備を進めるとともに、過労死等の防止に取り組んでまいります。労災保険制度の見直しについては、今後、労働政策審議会での議論を踏まえ、遺族補償年金等における支給要件等の見直し等について検討を進めてまいります。
 職場における女性活躍の推進やハラスメント対策の強化に取り組むとともに、仕事と育児・介護の両立支援や共働き・共育てを引き続き推進し、副業・兼業の促進、テレワークの普及、フリーランスの方々が安心して働くことができる環境の整備を更に進めてまいります。

(年金制度改革等)
 昨年成立した年金制度改正法に基づき、被用者保険の適用拡大、在職老齢年金制度の見直し、遺族年金の見直し、標準報酬月額の上限の段階的引上げ、個人型確定拠出年金の加入可能年齢の上限の引上げ等を着実に実施してまいります。
 そして、いわゆる「年収の壁」を意識せずに働くことができる環境づくりを後押しするため、「年収の壁・支援強化パッケージ」による支援や、昨年7月に拡充したキャリアアップ助成金による事業主への支援等に取り組んでまいります。

(戦没者・戦没者遺族の慰霊等の推進)
 戦後80年が経過する中、戦没者の慰霊と戦争体験者の記憶の継承を着実に継続していくため、戦没者の慰霊事業や、平和の語り部事業に取り組んでまいります。また、一柱でも多くの戦没者の御遺骨を収容し、御遺族に早期にお渡しできるよう全力を挙げてまいります。

(災害への対応)
 昨年12月に発生した青森県東方沖を震源とする地震をはじめ、近年、甚大な災害が全国各地で発生しています。被災された皆様が一日も早く安全・安心な生活を取り戻すことができるよう、必要な対応に全力で取り組んでまいります。また、自然災害から国民生活を守るため、保健・医療・福祉の連携強化を含む体制や支援の整備に取り組んでまいります。
 そのほか、社会経済の変化に対応しつつ、厚生労働省に対する要請に適時・的確に応えることができるよう、山積する課題に果断に取り組んでまいります。
 おわりに、本年が、国民の皆様お一人おひとりにとって、実り多き素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、年頭に当たっての私の挨拶といたします。

  令和8年元旦


ベトナム ホーチミン市で開催された伝統医学研究所50周年記念式典と国際科学会議に関する報告

●日程:2025年12月22日・23日
●場所:ホーチミン市タンソンニャットパピヨンコンベンションセンター・国立ホーチミン市伝統医学研究所・伝統医学病院

 今回(公財)国際医療技術財団(JIMTEF)からの要請で、ホーチミン市伝統医学研究所・国立伝統医学病院創立50周年記念式典及び国際科学会議にて、日本におけるあはき師災害支援活動について、DSAM代表 是元佑太(これもとゆうた)氏、同 副代表 仲嶋 隆史(なかじま たかし)、DMAT看護師 小塚(こづか)氏、柔道整復師 森(もり)氏による講演がおこなわれた。ベトナム政府関係者や日本の総領事、JICA主席駐在員も出席し、交流がおこなわれた。
 発表は、伝統医学と現代医学の統合、有効性評価、慢性不眠症の治療効果など多岐にわたった。 日本からは、災害時の柔道整復術の役割やあはき師の災害支援活動についての発表があった。 伝統医学病院内では、2年前から柔道整復術をリハビリ科に教授するプロジェクトがおこなわれている。
 翌日、伝統医学病院の入院・外来病棟見学。べトナムの鍼灸教育は6年間の医学教育を受けた後(視覚障害の学生も同様の教育を受講)、西洋医学と伝統医学に分かれるが、伝統医学に進むも身分は医師であるためレントゲンや検査、薬の処方等が行え西洋医学的検査をおこない、伝統医学と融合した治療を実施している。また鍼灸治療はほぼ保険適用で鍼灸(ほぼ鍼通電)を用いてリウマチや脳梗塞後の後遺症に多く用いられている。またメディカルツーリズムの導入も進められ、外国人患者の受け入れが増加している。伝統医学の研究も盛んで伝統医学研究所は鍼灸学会の拠点となり勉強会も熱心におこな

われている。今のベトナム伝統医療は日本の鍼灸マッサージの技術を欲しており、特に災害支援やスポーツ分野での協力が期待されている。今後、日本のあはき師とベトナムの医師間の交流が発展することを期待している。
 (DSAM副代表 仲嶋 隆史 なかじまたかし)


Dr.タコのちょっとエッセイ  「風邪(かぜ)の効用」

 風邪やインフルエンザ、さらには新型コロナの感染症は季節を問わず流行するようになりました。外来で風邪といって受診する人を見ていて気になることがあります。咳止め、鼻水止め、解熱剤などを処方するのですが、あくまで対症療法といわれるもので根治療法ではありません。では、風邪に根治療法はあるのでしょうか?

 解熱剤で熱が下がっても風邪が治ったわけではなく、体温を下げただけです。ここを勘違いすると、「解熱の注射一本お願いします」「座薬で熱は下げていたんですが、切れたのでください」みたいに、病院がコンビニみたいなことになりがちです(最近はホントに多いです)。
 「風邪の効用」という古い本があります(野口晴哉氏1962年著)。「風邪は自然の健康法である。風邪は治すべきものではない、経過するものである」と主張する著者は、自然な経過を乱しさえしなければ、風邪を引いた後は、あたかも蛇が脱皮するように、新鮮なからだになると説いています。
 「風邪は万病の元という言葉に脅かされて自然に経過することを忘れ、治さねば治らぬもののように思いこんで、風邪を引くような体の偏りをただすのだということを無視してしまうことは良くない。体を正し、生活を改め、経過を待つべきである。このようにすれば、風邪が体の掃除になり、安全弁としての働きを持っていることがわかるだろう」と述べています。
 「病気=悪」というきめつけ。これ以外にも、我々は多くの既成概念に縛られ、疑うことさえないものが多くないでしょうか?どうしてこう思うようになったのか、本当にそうだろうか?視点を変えれば、病気ですら自らの生活習慣、思い込みを修正するきっかけと捉えることができるのかもしれません。
 かつて「失われた10年」という言葉がありました(最近は30年に伸びたようですけど)。好景気のバブルに踊らされた10年、日本人は何をしていたのか?取り返しのつかないものを失ってしまったのではないのか、という言い方です。わたしもこれまではなんとなく同意していましたが、はたしてそうでしょうか?
 さて、何を失ったのか?確かに失ったものを数え上げることはできるでしょう。ただ、この10年を経たおかげで、物質的なもの偏重で突き進んできた経済のあり方から、多くの人が目覚めたのかもしれない。自然(里山、有機)やスピリチュアル(精神的、非物質的)なものの大切さに気づく人が増えたのかもしれません。
 むろん、なにもせず放置していいといってるわけではありません。病気に対してできる治療や対策に全力を傾注するのは当然のことです。生活習慣病というネーミングの裏に、病気は個人の自己責任ではないのか、といった風潮があることも承知しています。その上で、前向きにとらえることで、より自然で有効な対処の仕方ができるのではないでしょうか。
 不景気・少子高齢化・地域衰退等々。並べられることが多いのですが、今一度真っ白な心でとらえなおしたら、新鮮で興味深いかもしれません。一体景気や自治体に自然治癒力というものはあるのだろうか、これらの試練(病気)を経た後で、なにか新しい状態に変容することが出来るのだろうか、と。(お前は馬鹿かと言われそう) 
+++++
Dr.タコ
昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。
田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。


生成AI時代を考える   顧問弁護士 井上雅人(いのうえまさと)

 近年の生成AIの進展は目覚ましく、それに伴い様々な分野で仕事のあり方が大きく変わってきています。弁護士業務も例外ではありません。例えば、判例検索データベースで参考となる裁判例を探す際、以前は、関連するキーワードを入力し、表示された多数の判例の中から一つ一つ内容を確認する必要がありました。この作業には相当の時間と労力がかかっていました。しかし最近では、生成AIを使って、事案の概要を文章で入力するだけで、知りたい事案の内容に最も近い裁判例を自動的に抽出するものが登場しています。さらに、数多くの法律書籍や論文とリンクさせて、その裁判例に関連する書籍等の該当ページを示してくれる機能を持ったものも現れています。弁護士会館の図書室に出向いて、何冊もの本を見て該当する説明があるかどうか探していた頃と時間や労力を比べると格段の差があります。パソコン一つあれば必要な裁判例や書籍等にアクセスできるようになった今、書棚に並ぶ分厚い専門書が象徴だった法律事務所の風景も様変わりしてきたといえます。
 先日手に取った生成AIの研究者の著書の中に、今説明していることも明日になるともう過去のことになっているかもしれないと書いてありました。それほどの速度で研究と技術革新が進んでいる世界なのです。また、今後、AI技術の発達によって大きく影響を受ける可能性のある仕事についても触れられていました。弁護士もその例外ではなさそうです。実際に、数年前から、自分で色々と調べて基礎知識をもったうえで法律相談に来られる人が増えています。中には、お金を返してくれないので訴えたいけれど、裁判所に出す訴状の内容はこういう書き方で良いですかと書面を持参する人もいました。書面の内容を見せてもらうと、裁判で請求するうえで欠かせないポイントがしっかり記載されており、しかも書面の体裁も整っていました。「何を見て作られたのですか?」と尋ねると、スマホのAI機能を使って、色々と質問しながら作っていったということでした。スマホさえあればここまでできる時代であることを痛感するとともに、このような現状の中でどのようなリーガルサービスを提供できるのかと考えさせられました。もっとも、弁護士業務の中には、法的には可能であっても、その紛争を取り巻く様々な利害関係や人間関係を考えると、依頼者の望む方法を採らない方が紛争の解決という点からすれば適切だと思われる場合もあり、そのような場合には依頼者の心情に寄り添いつつ、最善の解決策に向けて支援していくこともあります。いくら生成AIでもこのようなことまでは無理だろうと思っていますが、数年先にはそうではなくなっているかもしれません。
 それでは、鍼灸マッサージ師の業務はどうでしょうか。生成AIの活用によって、記録作成や情報整理の効率化、施術方法の高度化等が進んでいくと思われます。しかし、鍼灸マッサージ師は、単に鍼や灸、手技を使って身体の不調を改善するだけではなく、患者の表情等から発せられる様々な情報を受け取りながら、一人ひとりの症状に合った施術を行っておられると思います。そして、このような施術の時間は、患者にとって「安心して身を委ねられる時間」でもあり、そこには施術者と患者との信頼関係が欠かせません。施術者の声かけや所作、距離感への配慮が患者の気持ちを大きく左右することもあり、技術と信頼感が一体となって治療効果が現れるのではないかと思います。また、「あはき法」は、無資格者による施術を禁止し、国家資格を有する者のみが業として人体に触れる施術を行うことを認めています。これは単なる業務上の規制にとどまるものではなく、人体に触れる行為は専門的な知識と技術、そして高い倫理性を備えた者にのみ許されるべきであるという価値判断を、法が明確に示しているものだといえます。特に施術の現場では、人の尊厳への配慮が不可欠であり、向き合う患者の人格を尊重する姿勢が強く求められます。だからこそ、法は資格制度によって、その担い手を限定しているともいえるでしょう。
 人手不足が進む社会では、効率化や代替が進みやすい仕事と、そうでない仕事との差がはっきりしてきます。鍼灸マッサージ師の施術は、知識と技術だけでなく、経験や感覚、そして人としての向き合い方が問われる仕事だと思います。その積み重ねは簡単に生成AIによって置き換えられるものではありません。このような時代であるからこそ、人の手と心による鍼灸マッサージ師の施術は、これまで以上にその価値がはっきりと認識されてくるといえます。


国宝「医心方」のユネスコ「世界の記憶」登録に向けて

 「医心方」は、宮中医官を務めた鍼博士・丹波康頼(たんばのやすより)が撰した、現存する日本最古の医学書です。984年、朝廷に献上され、現在は京都にある仁和寺(仁和寺本)と東京国立博物館(半井本)に所蔵しており、それぞれ国宝に指定されています。
 日本医師会では2016年より「医心方」を文献学など日本の文化史上において高い価値があるものとして、ユネスコ「世界の記憶」への登録を目指して活動をしています。昨年11月17日、日本医師会はじめ関係団体各位とともに、京都の仁和寺で国宝「医心方」の視察をおこないました。今後も、公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会としても、この活動に賛同し、2027年の申請、2029年の登録を目指して取り組んでいきたいと思います。
 (会長 長嶺 芳文 ながみねよしふみ)
 ◆関連記事:日本医師会ホームページ  https://www.med.or.jp/nichiionline/article/012486.html


中医学コラム(12)

 北京中医薬大学国際学院 名誉顧問・名誉主任 梅野弘樹(うめのひろき)
 梅野(うめの)先生は、北京に本拠地を置く世界中医薬学会連合会常任理事として、「黄帝内経研究会」(毎週)、「中医学講座」(隔月)、「太極拳教室」(毎月2回)を通して、日本での中医学普及に努めておられます。
連絡先:shiga-skm-shikai@leto.eonet.ne.jp 電話:(077)526-4199 (077)523-4114

 五行説(ごぎょうせつ)の木(もく)火(か)土(ど)金(ごん)水(すい)はシンボルとなる言葉を持っている。
1・木は「曲直(きょくちょく)」
2・火は「炎上(えんじょう)」
3・土は「稼穡(かしょく)」
4・金は「従革(じゅうかく)」
5・水は「潤下(じゅんげ)」
  曲直とは樹木の生長
  炎上とは温熱
 稼穡とは播種(はしゅ)・収穫(しゅうかく)・生化(せいか)という農事の流れ
 従革とは粛殺(しゅくさつ)・変革(へんかく)
 潤下とは湿潤(しつじゅん)

 また五行の正常な関係は2つある。
1・「相剋関係(そうこくかんけい)」
2・「相生関係(そうしょうかんけい)」
 相剋関係は鄒衍(すうえん)が提唱(ていしょう)したと言われていて、同じく五行を構成する行が存在するためには、必ず1つ飛ばした行が抑制してくれることを指している。
相生関係は劉向(りゅうこうorりゅうきょう)とりゅうきんが提唱したと言われていて(この2人は親子と言われている)、五行を構成する行(ぎょう)が存在するためには単体だけの力では成立せず、必ずその行を生じてくれる隣り合わせの行があるということを指している。

 五行の異常な関係も存在する。
1・「相侮関係(そうぶかんけい)」
2・「相乗関係(そうじょうかんけい)」
 相侮関係とは、本来、剋される側が、本来、剋する側を逆に剋する関係をいう。例えば、本来ならば火は金を剋するが、逆に金が火を剋する場合である。
 相乗関係とは、強者がいたずらに弱者を剋する関係をいう。この関係には、剋する側があまりにも強すぎる場合と、剋される側があまりにも弱い場合のケースがある。
 ここまでは言わば初心者レベルである。実際の臨床では、相生関係、相剋関係、相侮関係、相乗関係だけでは説明できないケースが多々ある。例えば、金剋木(きんこくもく)の場合を考えてみる。金はどんな状況であっても絶対的に木を剋することができるかといえばそうではない。カッターナイフなど弱い金属で大木を切断しようものなら、逆にその弱い金属の方が壊れてしまう。これを「反剋(はんこく)」という。反剋は相侮関係の一部に入れても良い。
 あるいは水生木(すいしょうもく)の場合を考えてみよう。水が多すぎて、せっかく生じてもらっているはずの木が根腐れによって枯れてしまうこともある。これは生じ過ぎて逆に反対の結果になったので、「反生(はんせい)」という。
 土が絡むと、通常では説明できない関係が生まれる。
1・土生金(どしょうきん)においてである。反生の関係に似ているが、通常だと土は金を生じる。しかし土が金を生じ過ぎると、金が土の中に埋没してしまうのである。これを「埋金(まいきん)」と呼ぶ。
2・火生土(かしょうど)において、通常ならば火が土を生じるわけだが、土が強すぎると火の長所が現れないことがある。これを「悔火(かいか)」と呼ぶ。ただし晦火と雖も火は必ず必要となる。たとえ晦火によって火の存在が希薄(きはく)になったとしても、やはり火は土にとって絶対的に必要なのである。これを「火土同根(かどどうこん)」と呼ぶ。

 さて、干支(かんし)にも五行は割り振られている。
 我々日本人は干支という文字を見ると「えと」と読んでしまいそうだが、正式には「かんし」と呼ぶ。十干(じゅっかん)と十二支(じゅうにし)の末尾(まつび)の言葉を取ってそう呼ぶからである。
 通常、十干と十二支を組み合わせて60通りの干支を作る(60通りの干支が終わり、再び元の干支に帰ってきたことを還暦という)。最初の干支は甲子(きのえね)で、最後の干支は癸亥(みずのとい)である。
 十干も十二支も陰と陽の区別がある。甲(こう)乙(おつ)丙(へい)丁(てい)戊(ぼ)己(き)庚(こう)辛(しん)壬(じん)癸(き)の中で、陽に属するのは甲丙戊庚壬、陰に属するのは乙丁己辛癸である。それぞれ「陽干(ようかん)」、「陰干(いんかん)」と表現する。
 子(し)丑(ちゅう)寅(いん)卯(ぼう)辰(しん)巳(し)午(ご)未(び)申(しん)酉(ゆう)戌(じゅつ)亥(がい)の中で、陽に属するのは子寅辰午申戌、陰に属するのは丑卯巳未酉亥である。
 普段はあまりこういう呼称を使わないが、敢えていうなら「陽支(ようし)」と「陰支(いんし)」となる。甲乙丙丁戊己庚辛壬癸と子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥を組み合わせる場合、1つのルールがある。それは必ず陽同士、あるいは陰同士でなければならない。したがって甲丑(きのえうし)や丁子(ひのとね)などは存在しない。
 2026年の干支は「丙午(ひのえうま)」である。丙は火に属していて、しかも午も火に属している。故にこの丙は大変火性の強い丙だということができる。もし自分の生まれた年月日時に丙があり吉象に働いていれば今年は活躍年になりそうである。


令和7年度 認定訪問マッサージ師 認定機能訓練指導員実技講習会 開催

 令和7年度認定訪問マッサージ師および認定機能訓練指導員講習会(実技講習)が、1月31日・2月1日の2日間、東京医療福祉専門学校において、対面およびオンデマンド配信の併用形式で開催された。本実技講習では、訪問医療マッサージの現場で求められる身体機能評価として、関節可動域検査(ROM-T)、徒手筋力検査(MMT)、日常生活動作(ADL)について、㈰目的、㈪測定方法、㈫実施上の注意点を中心に、座学および実技を交えて行われた。
 また、マッサージ実技および機能回復訓練、片麻痺訓練では、㈰起居動作訓練、㈪体位交換と良肢位、㈫移乗動作訓練、㈬立位・歩行訓練、㈭応用歩行訓練、㈮変形徒手矯正法、㈯マッサージ法について、理論と実践の両面から指導がおこなわれた。
 認定訪問マッサージ師講習会の講師には、臨床経験が豊富な理学療法士の東京慈恵会医科大学医学部医学科リハビリテーション講座准教授の中山恭秀(なかやまやすひで)先生、くわばらクリニックリハビリテーション科の清水孝悦(しみずたかよし)先生、東京医療福祉専門学校の松村天裕(まつむらたかひろ)先生の3名をお迎えした。また、認定機能訓練指導員講習会では、全鍼師会 長嶺芳文(ながみねよしふみ)会長より、高齢者の体力測定をテーマとした講義が行おこなわれた。
 参加者からは、「検査時の留意点について実践例を交えた説明が分かりやすかった」「視覚障害に対する配慮が大変ありがたかった」「日頃の臨床での疑問を直接質問でき、有意義な講義と実技であった」など、多くの肯定的な意見が寄せられた。
 本講習会では、受講による単位取得に加え、期限内に3症例の報告書を提出し、審査に合格することで認定がおこなわれる(認定証の有効期間は5年間)。
 この講習会は、全鍼師会をはじめとする関連7団体が連携して運営する東洋療法将来研究会が主催。「本講習を通じて共通フォーマットによる報告書作成能力を身につけ、地域包括ケアシステムにおいて医師や訪問マッサージに関わる医療・介護関係者との連携を深めてほしい」と趣旨説明があった。
 今後さらなる認定者数の増加と全国への普及を目指し、令和8年度(第14回)講習会を、令和8年11月28日・29日(基礎講義)、令和9年2月6日・7日(いずれも東京医療福祉専門学校)に開催予定である。
 (認定訪問マッサージ実行委員会)


第4回 JIMTEF災害医療研修スキルアップコースに参加して

 1月24日・25日の両日、JICA東京にて開催された第4回JIMTEF災害医療研修スキルアップコースに参加しました。JIMTEF医療関連職種団体協議会の構成メンバーである鍼灸マッサージ師で構成するDSAM(全鍼・日鍼)からはファシリテーター等を含めて15名が参加しました。各テーブルは多職種で構成され、私のテーブルは臨床心理士、栄養士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、柔道整復師、鍼灸マッサージ師の7名で2日間取り組みました。
 今回もテーマは、『地域災害医療コーディネーターの活動』として各課題に対して、1日目は、「指揮系統の確立」「保健医療福祉調整本部の組織構成」「現状分析と活動方針」「社会福祉施設支援の意義」「高齢者施設支援の優先順位」。2日目は先ず、『安全管理』についての講義があり、続いて「社会福祉施設への医療支援」「診療所支援の目的」「救護班の必要性の判断」「実際の派遣要請計画」「現状分析と活動方針」「多職種連携を進めるために」という内容でした。
 研修の進め方は㈰講義を聞き設問について各テーブルにて話し合い、㈪専門職・団体ごとに話し合い、㈫専門職・団体で話し合ったことを各テーブルに持ち帰り、再度話し合うことでした。
 1日目終了後の意見交換会では立食をしながら和気藹々と楽しく皆様と交流出来ました。
 実際に、全国さまざまな地域で災害が発生しています。少しでもスキルアップして災害復興の一助になればと気が引き締まる思いです。災害の役割を共有できる方々が増えることを願っています。
 (奈良県師会会長 西島登貴子 にしじまときこ)

10
スポーツケアボランティア報告(奈良)

 奈良県師会では、毎年奈良マラソンにボランティアとして参加し、トレーナーブースの運営をおこなっています。今年も12月14日、本大会においてランナーの皆様へのコンディショニングサポートを担当しました。
 当日は強風と低気温という厳しい気象条件の中、ボランティア参加者42人(当会会員7人、会員外有資格者、学生[履正社国際医療スポーツ専門学校 鍼灸学科・森ノ宮医療学園専門学校 鍼灸学科])がボランティアとして協力、体制を整え対応することができました。
 施術対応数は、フルマラソンランナー162名、10kmランナー102名。施術後には「気持ちよかった」「ありがとう」「楽になった」や、「毎年、走った後に体のケアをしてもらえるのを楽しみに奈良マラソンに参加しています!」といった常連ランナーさんなど、温かいお言葉を多数頂戴し、鍼灸・あん摩マッサージ指圧の有用性を改めて実感する機会となりました。
 また、ボランティアスタッフとしてご参加いただいた有資格者の先生方からは、スポーツ現場ならではの対応や判断を共有できたとの声が寄せられました。学生にとっても、大会という実際の現場を経験する貴重な機会となりました。
 奈良県師会では、今後も地域スポーツを支える活動を継続するとともに、これらのスポーツ現場での経験を生かし、2031年に奈良県で開催予定の国民スポーツ大会(奈良 国スポ)に向けた医療サポート体制づくりを、段階的に進めてまいります。
 (奈良県師会理事 向井陽子 むかいようこ)

11
令和8年度 定時総会開催のお知らせ

 定時総会を下記の通り開催いたしますので、任期中の代議員各位のご出席(※ハイブリッド形式)をお願い申し上げます。代議員には別途ご案内文書をお送りしますので、出欠等については必ず期日内にご回答下さいますようお願いいたします。(事務局)
 ●日時 令和8年5月24日(日) 11時〜15時 ※受付開始10時30分〜  
 ●会場 BIZ新宿(区立産業会館) ※ハイブリッド形式
     〒160-0023 新宿区西新宿6−8−2 (※東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」2番出口より徒歩5分)
 ●内容 令和7年度事業報告・決算報告、令和8年度事業計画・予算、地方提出議案等 
【参考】連盟総会、協同組合総代会も同日同会場で開催予定です。

12
令和8年度 行事カレンダー(予定)

日程、行事名、場所 の順番で記載
5月24日、定時総会・全日本鍼灸マッサージ師連盟総会・日本鍼灸マッサージ協同組合総代会、東京(西新宿)
10月18日・19日、第25回 東洋療法推進大会in北海道、北海道(札幌市)
11月8日、都道府県師会会長会、東京(西新宿)
※他に各種研修会等が予定されています。 

13
協同組合ニュース

労災保険特別加入「4月補償開始」募集中!
4月1日補償開始は3月13日(金)13時まで
自分や家族を守るために
 ・国が運営している公的な保険だから確実
 ・さまざまな給付がある保険だから安心
 療養給付 休業給付 障害給付 傷病年金 遺族給付 葬祭料 介護給付

手厚い給付なのに保険料が安い労災保険、是非ご加入ください!
全鍼会員は特にお得!
●労災保険特別加入の詳細はわかりやすい情報満載の労災保険特設ページ
 https://www.jammk.net/rosai
●お申し込みは労災保険特別加入団体 日本鍼灸マッサージ協同組合HP
 https://www.jammk.net
●お問い合わせは 日本鍼灸マッサージ協同組合  
 E- mail jamm@jamm.or.jp Tel 03-3358-6363

14
編集後記

 日差しのやわらぎに、春の訪れを感じる3月。別れと旅立ちが重なるこの季節、わが家でもひとつ大きな節目を迎えました。娘が大学を卒業し県外へ就職することとなりました。新しい土地での生活を始めます。成長をうれしく、誇らしく思う一方で、これまで当たり前にあった日常が少しずつ変わっていくことに、ふと寂しさも覚えます。それでも、自分の道を自分の足で歩み始める姿に、ただ静かにエールを送りたいと思います。3月は、終わりと始まりが交差する月。それぞれの場所で新たな一歩を踏み出すすべての皆さまに、あたたかな春風がそっと寄り添いますように。
 今月も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(広報IT委員 中川紀寛 なかがわとしひろ)
以上本文

以下奥付

発行所  〒160-0004 東京都新宿区四谷 3-12-17  全鍼師会会館内
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
 TEL.03-3359-6049  FAX.03-3359-2023
全鍼師会
 ホームページURL https://www.zensin.or.jp
 E-mail zensin@zensin.or.jp
協同組合
 ホームページURL https://www.jammk.net/
 E-mail jamm@jamm.or.jp
名称  鍼灸マッサージ情報誌 東洋療法
代表者  長嶺芳文(ながみね よしふみ)
郵便振替 00160-8-31031
銀行口座 りそな銀行 新宿支店 普通口座 1717115
     名義/公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会 
発行人  長嶺芳文(ながみね よしふみ)  編集人/広報IT委員長 廣野敏明(ひろの としあき)
購読料  3,600円 〒共(会員は会費より)

口座名のフリガナは「シヤ)ゼンニホンシンキユウマツサージシカイ」となります

以上

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