2022/12/01

月刊東洋療法344号

月刊東洋療法344号(電子ブック版)
月刊東洋療法344号(PDFカラー版)
月刊東洋療法344号(PDF白黒版)(3.27MB)
********

目次

1  令和4年度 都道府県師会会長会開催
2  第21回東洋療法推進大会in埼玉 続報
3  Dr.タコのお気軽クリニック 「物語の医療とは」
4  介護の言葉(27)
5  土地に関する法律の改正について(その1)
6  医者いらず 健康長寿処方箋(106)  「遺伝子ワクチンと日本人の命運」
7  日本鍼灸マッサージ協同組合研修会 開催報告
8  令和5年度 行事カレンダー(予定)
9  インフォメーション 研修会・イベント開催予定
10 お知らせ
11 協同組合ニュース
12 編集後記

*****

以下本文

1 令和4年度 都道府県師会会長会開催

 11月13日(日)11時より、東京・赤坂の「ワイム貸会議室」において、「令和4年度・都道府県師会 会長会」が開
催された。会場には師会長15名、業務執行理事11名、協同組合1名が参加し、Zoom(ズーム)を使ったオンライン会場
に師会長28名が出席した(4師会[しかい]欠席)。冒頭、伊藤 久夫(いとうひさお)会長は、第21回東洋療法推進大会
in埼玉が3年ぶりに現地開催ができ、オンラインも併用し、300名近い参加者があったことと、日本医師会会長の松本 吉
郎(まつもときちろう)先生にご出席いただけたこと、新しい試みでシンポジウムをおこない若い会員など普段は聞けなかっ
た意見も多数いただけたことなどに感謝を述べられた。また、令和6年の療養費料金改定や広告ガイドラインに関する厚生労
働省との協議についても担当理事が奮闘しており、今後の業界発展を目指していきたいと挨拶された。
 続いて、特別講演としてお招きした国際ファッション専門職大学 教授/京都大学医学研究科客員研究員の菅 万希子(すが
まきこ)先生が、昨年末に実施した全鍼師会(ぜんしんしかい)会員の意識調査を基にした鍼灸マッサージ師の可能性につい
て報告された。医療経営に関する研究が専門である菅(すが)先生は、かねてより産前産後の母子のケアに関する研究をおこ
なってこられ、鍼灸師・マッサージ師に大きな機会が存在することを指摘され、一同大いに刺激をいただいた。
 その後、下記の各審議事項について報告、協議された。
1)各事業委員会報告及び後期事業の件
・公一(こういち)事業(学術委員会、保険委員会、介護委員会、スポーツ災害対策委員会)
・公二(こうに)事業  (広報IT委員会、法制委員会)
・公三(こうさん)事業(視覚障害委員会)
・法人管理  (総務委員会、財務委員会、組織委員会、将来ビジョン等検討委員会)
・その他事業  (収益事業等)
2)第21回東洋療法推進大会in埼玉、及び次期開催地の件  
・第21回東洋療法推進大会in埼玉報告について
・次期開催県について(予定)    
日程:令和5年10月15日(日)・16日(月)
会場:岩手県盛岡市「アートホテル 盛岡」
3)地方提出議案の件
4)その他
・インボイス制度について ・協同組合について ・全鍼(ぜんしん)連盟について
以上、活発な意見交換の後、16時、中野 義雄(なかのよしお)会長補佐の閉会宣言によって散会した。

2 第21回東洋療法推進大会in埼玉 続報

10月23日・24日に開催された大会の続報をお送りします。

●御礼
 第21回東洋療法推進大会in埼玉開催の際には多くの方々にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。おかげ
様で盛況のまま無事に終えることができました。これもひとえにご参加下さった会員の皆様並びに企画準備に当たっていただ
きました実行委員の皆様のご協力あってのことと改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。  
                      (公社)埼玉県鍼灸マッサージ師会 代表理事 山岸 克也(やまぎしかつや)

●特別講演 「心と身体の健康と養生」~医療の将来展望~
帯津 良一(おびつりょういち)先生
 東京大学医学部卒業、医学博士。東京大学医学部第三外科に入局し、その後、西洋医学のみならず東洋医学や代替療法を取
り入れた理想のホリスティック医学の実践をめざし、1982年に帯津三敬病院(埼玉県川越市)を設立。
 癌のような人間まるごとの病気に対するには体だけの医学では不十分で、人間まるごとの医学をもってしなくてはならない
との思いをもとに、自然治癒力の喚起を基本として鍼灸、気功、ホメオパシー、呼吸法などの代替療法を活用し、生と死の統
合、医療と養生の統合などのホリスティック(全的)医学についてお話しされた。「今日が最後と思って生きると一日が充実
する」「養生の秘訣は人を敬うこと」のお言葉が大変印象的でした。
                                    (広報IT委員 中川 紀寛 なかがわとしひろ)

●シンポジウム「変えよう!変わろう!将来の鍼灸マッサージ業界」
 第21回東洋療法推進大会in埼玉に多数の会員のご参加をいただきありがとうございました。
 また、9月4日の東洋療法推進大会に向けた事前会議へ、お忙しい中 ご出席いただきました各都道府県担当者の先生方に
御礼申し上げます。
 大会テーマ『変えよう、変わろう、将来の鍼灸マッサージ業界』のテーマ通り、今までの東洋療法推進大会の内容を見直
し、シンポジウムを中心としたプログラムで開催されました。
 初の試みでシンプルな内容でしたが、今後、東洋療法推進大会を開催する都道府県が大きな負担なく運営できるよう今まで
と内容を一新し企画されました。
 シンポジウムの1日目は鍼灸マッサージ業界の現状と課題を一般会員からのご意見を中心にお聞きし、会員の皆様がどのよ
うな問題に直面しているのか、業界の問題点にどのようなお考えをお持ちなのかをうかがう良い機会になったと思います。
 シンポジウムの2日目は、一般会員からの質問や要望に対し、業務執行理事から回答や将来の方向性について答弁がおこな
われました。
 今後も会員の皆様から多くのご意見ご要望をお寄せいただき、鍼灸マッサージ業界の発展のため進むべき方向性を示せるよ
う、来年の東洋療法推進大会in岩手へバトンを渡したいと思います。
                                  (将来ビジョン検討委員長 尾野 彰 おのあきら)

◇法制委員会 【オンデマンドのみ】
 埼玉大会は「変えよう!変わろう!鍼灸マッサージ業界」と題して開催されました。法制委員会としても、何らかの変化が
必要であると考えており、今回のテーマとして「広告ガイドラインのその後と医業類似行為」と題して、新しく医事専門官に
なられました厚生労働省医政局医事課 景山 庸平(かげやまようへい)医事専門官をお迎えし、オンデマンド配信を行いまし
た。
 ガイドラインに関しては、時間はかかっているものの、こちらの要望が通るように、厚生労働省としても努力していただい
ている様子が伺えました。
 医業類似行為に関しては、あはき法、最高裁の判例等、「医業の一部、医業の位置づけ」として考えられている経緯があり
ましたが、令和元年に質問主意書が出ている経緯から、あはきは医業類似行為であることが位置づけられることとなってしま
いました。そうなった限りは、今後は、いかに無免許業者と差別化を図ることができるか、また医業類似行為とは一定の資格
を持たなければ、というような解釈に基づき、「資格」を「免許」に変更できれば無免許業者を医業類似行為から外すことが
可能になるのではないか? このような運動をおこなうことも重要になってきていると考えます。「変えよう!変わろう!」
の如く、我々も少しずつ変化が必要になってきているのかも知れない。
                                    (法制委員長 森 孝太郎 もりこうたろう)

◇学術委員会 【オンデマンドのみ】
(1)2022年度 訪問医療マッサージ研究プロジェクト
学術委員:近藤 宏(こんどうひろし)(発表)、尾野 彰(おのあきら)、西村 博志(にしむらひろし)
演題:「訪問医療マッサージの有効性と安全性に関する研究報告書
     患者の状態改善要因と有害事象に関する調査」
概要:療養費を用いた訪問医療マッサージの有効性と安全性を検討するため訪問医療マッサージにより改善した要因を患者の
属性や施術方法などとの関連性から分析し、1年後の評価で何らかの改善がみられた群では、初診時の要介護度が軽度である
こと、筋萎縮(きんいしゅく)の症状がないこと、訪問医療マッサージ以外の何らかの利用サービスを併用していることとの
関連性が認められた。また、有害事象の実態についても把握することができた。
(2)臨床・研究発表(敬称略)
・大阪府 古田 高征(ふるたたかゆき)    
演題:「介護予防運動教室における鍼灸施術にて経験した2症例」
・神奈川県 朝日山 一男(あさひやまかずお)    
演題:「東京2020報告」~ここから学ぶもの~
・神奈川県 藤田 將司(ふじたしょうじ)    
演題:「東京2020参加活動報告」
・神奈川県 泉田 博之(いずみだひろゆき)    
演題:「認知症デイサービスからの提言」
・神奈川県 榎本 恭子(えのもとやすこ)    
演題:「電子映像による脳の影響に対するアプローチ」~鍼灸・運動療法用いて~
*神奈川県の会員発表は、令和4年9月11日に神奈川県鍼灸マッサージ師会主催の学術大会で発表した録画を配信しており
ました。そのため発表者の氏名の前にブロック等の記載がありましたが、全員神奈川県鍼灸マッサージ師会の会員ですので、
ご了承願います。
                                      (学術委員長 小川 眞悟 おがわしんご)

◆総評
 全国の業友が一堂に会せる全鍼師会の最大イベントである東洋療法推進大会だが、予期せぬコロナ禍の中、第19回徳島大
会では無集会大会とし初めてインターネット配信とした。第20回大阪大会では会場とネット配信という形のハイブリッド大
会で開催、本年はコロナ禍3年目となりました。第21回埼玉大会は新しい大会開催の在り方を表した「気概に満ちた取り組
み」が展開されました。業友が会場に来て直接触れ合う場と、全国各地にいてネットを通じ双方向で意見を交わせる、特にシ
ンポジウムを主とした形での意見交換では、業界が抱える問題、本会の課題、個々人の業務意識等々、多岐にわたり諸問題の
本質を深掘し、対策や対応を皆で共有しようと試みられたことは大きな進歩であったと思います。埼玉県師会の皆様、全鍼ス
タッフの皆様、ありがとうございました。
                               (大会実行委員長・会長補佐 中野 義雄 なかのよしお)

  令和5年も岩手大会をお楽しみに!大勢のご参加をお待ちしています・・・

3 Dr.タコのお気軽クリニック 「物語の医療とは」

 外来の患者さんから、家庭での悩みごとをうち明けられることがあります。子供に年金を取り上げられる、夫がひどく殴
る、娘に無視されるなど、いわゆるDV(ドメスティック・バイオレンス=家庭内暴力)でしょうか。これらが患者さんの病
状に深刻な影響を及ぼし、病気の原因となっている方もたまに見受けられます。

 最近の医療ではEBM(エビデンス・ベイスド・メディスン)という考え方が主流です。治療法の選択には疫学(統計)的
(てき)研究の土台が必要という立場です。
 この病気にはこの薬の有効率は何パーセントである。この薬は根拠となるデータがないので使っても無意味である、など。
 新型コロナのワクチンや新薬の報道では、この立場の報道が多かったと感じます。確かに医療経済的にも大事な観点でしょ
う。
 ただこの立場には抜け落ちていることがあります。治療に当たる医者の個性や患者さんとの対話・信頼度などを考慮してい
ないのです。
 同じ病院でもペーペーの新米医者に診てもらうのと、沢山の弟子医者に見守られて大学教授に診察されるのと、満足度とし
てどうでしょうか? 環境や先入観、いわゆるバイアスが働いているということなのです。
 ただの小麦粉でも「良い胃薬です」といって処方すれば何割かの人には有効で、これを偽薬効果といいます。こういうと
「人を騙して商売するのか」と叱責されたこともありましたが、薬に依存している方の治療法などとして、副作用の心配がな
く効果が認められている医学的に正式な手法なのです。逆に、偽薬以上の効果が認められないと新薬として認められないほど
です。
 なぜそんなことがおこるのでしょうか? 「病は気から」というだけあって、精神的なストレスが症状の原因の一部になって
いる場合などは特に、薬を飲んだという安心感(それによる免疫能や自律神経の改善など)である程度緩和されるのかもしれ
ません。
 最近EBMに対して注目されるようになったNBM(ナラティブ・ベイスド・メディスン)という考え方があります。ナラ
ティブは物語などと訳され、患者さんが語る体験の物語から、病にいたる文脈(ストーリー)を解釈し、抱えている問題に全
人的にアプローチしようとする臨床の手法です。DVにみられるような背景や人間関係を、聞き取り読み解くことが、病気の
原因の解析、治療・癒しには有効かつ不可欠であるとする考え方です。
 「そんなことあたり前じゃないか」といわれそうですが、問診と診察だけが手段であった昔に比べて、最近は検査機器が
次々と開発され、物質として身体を検査する風潮が先行しているように思います。それに頼るあまり対話が軽視されがちなの
ではないでしょうか。
 その結果、医者がパソコン画面に入力しながら「検査は異常ありませんでした」「ではどうして痛いんでしょう」「そんな
はずはありません」とか、「まず○○検査だけお願いします」みたいな、一方通行の会話が生まれてしまう気がします。
 今では医学教育にも患者さんとのコミュニケーション技術を磨くという時間が取られています。これまでは医者個人の技量
に任されていたと言っても過言ではありません。患者さんの物語を傾聴し解釈する技術は、臨床医技能の中核だということが
再認識されているのです。
 ただNBMは決してエビデンスを否定するものではなく補完するもので、まさに「車の両輪のようにあるべき(故日野原重
明先生)」といえます。
 実際には、何か問題を抱えているようなのに、なかなか口を開いてくださらない患者さんを前に、自分の技量のなさや人格
の未熟さを痛感することもしばしばです。
 多くの病気が生活習慣病といわれ、外来が警察や裁判所のように懲罰的な場所になりがちですが、医者である前に一人の人
間として、交流の場としての病院は、患者さんが心を開いて幸せになれる場所でありたいと願うのです。
+++++
Dr.タコ
昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。
田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。

4 介護の言葉(27)

 専門 用語って、「聞いたことはある」けれど、正確に説明しようとすると難しいものです。もう一度介護の用語を確認し
直して、他職種連携に役立てましょう。
◆IADL(手段的日常生活動作)
 Instrumental Activities of Daily Livingの略。ADLが食事、入浴、排泄などの日常における基本動作であるのに対し、
IADLはADLで使用する動作を応用した動作を指す。
・電話の使い方
・買い物
・食事の準備
・家事
・洗濯
・移動
・服薬管理
・金銭管理
の8項目で構成されている。
◆足白癬 (あしはくせん)
 白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が足の皮膚の角質層やその下の皮下組織を侵食して繁殖することによって炎症な
どが起きる感染症。
◆IVH(中心静脈栄養)
 Intravenous Hyperalimentationの略。
 消化器疾患等のため経口摂取できない患者の大静脈にカテーテルを挿入し、そこから水分・電解質、栄養の補給の点滴を行
う栄養法のことを指している。介護認定調査における特別な医療に関する項目の1つ。
◆ICF (国際生活機能分類)
 International Classification of Functioning, Disability and Healthの略。
 2001年、WHO(世界保健機構)によって提唱された。
 “生きることの全体像”を示す“共通言語”として、人の健康状態を取り巻くさまざまな事柄を体系立てて分類したもの。
                                    (広報IT委員 中川 紀寛 なかがわとしひろ)

5 土地に関する法律の改正について(その1) 顧問弁護士 井上 雅人(いのうえまさと)

 近年、倒壊のおそれがある空き家について、相続手続がされないまま放置されていて所有者がわからず近隣住民等が困って
いるというようなニュースを聞かれたことがあると思います。このような事態への対応として、平成26年に「空家等対策の
推進に関する特別措置法」が制定されました。これに似たような問題は土地についても起きています。土地の所有者が亡くな
り、相続登記がされないままになっていることで、その土地の所有者が判明せず、また、判明しても連絡がつかないなど『所
有者不明土地』が増えてきています。このような事態により公共事業や災害の復旧・復興事業が進まなかったり、隣地の土地
に悪影響が生じたりするなど社会問題になっています。
 国土交通省の調査によると、不動産登記簿で土地所有者等の所在が確認できない所有者不明土地の割合は22%であり、そ
の内訳としては、相続登記(被相続人から相続人へ名義を変える登記)がされていない土地が66%、住所変更登記がされて
いない土地が34%となっています。土地を取引するときは、通常、不動産登記簿(登記簿に載っている登記情報をインター
ネットで取得することもできるようになっています。)の「甲区」の欄を見て所有者を確認します。そこには、所有者がその
土地を取得した日や原因(売買や相続等)、所有者の住所と氏名が記載されています。ただ、これまでの法律では、所有者が
亡くなった場合の相続登記や、所有者が引越したような場合の住所変更登記は「義務」とされていませんでした。そのため、
所有者は数十年前に亡くなっているのに、今現在も登記簿上(じょう)はその亡くなった所有者名義のままになっている土地
も多くみられます。
 所有者不明土地が発生する原因としては様々な理由があると思われますが、例えば、相続人が被相続人と同居している場合
には、比較的早期に土地・建物の相続登記がされる場合が多いと思われますし、相続人 間(かん)で紛争があって家庭裁判所
で遺産分割の調停をして話がまとまったような場合にも、その土地を取得することになった相続人への名義変更登記は速やか
におこなわれると思われます。他方、相続人の日常生活と関係しない土地や、処分(売却)できそうにない土地、また、遠方
にある山間部の土地などを相続した場合は、費用と手間のかかる相続登記や住所変更の登記をしようということにならない場
合が多く、そうしておいても特に実害が生じないとなればなおさらです。この冊子をご覧になっている会員の方々の中にも、
このような経験をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
 このような問題は、たまに法律相談の中でもでてきます。数年前、父親が亡くなって地方の山林を相続した息子さんから相
談がありました。祖父の代にはこの山に植林された杉や檜で大きな資産を築いたようだが、父親の代には安い外材が入ってき
て木が売れるどころか伐採して搬出する費用も出なくなった。もう何十年も手入れをしておらず荒れた状態であり、先祖代々
引き継いだ資産だけれど、このまま持っていては自分の子や孫の代になってどんな負担がかかってくるかわからないから自分
の代で何とかしておきたいという相談でした。その際に相談者から、「いらない(不用な)土地を放棄することはできないの
ですか?」と聞かれたことがありましたが、法律には、「所有者のない不動産は、国庫に帰属する」という規定(民法239
条2項)はあるものの、土地の所有権を放棄できるという規定はなく、また、国や自治体にも放棄された土地を受け入れるよ
うな制度はないので、放棄はできないと説明しました。ちなみに、「所有者のない不動産」とは、亡くなった土地所有者に全
く相続人がいない場合、または、いても全員が相続放棄をした場合などが該当します。そうすると、例えば、相談者の悩みで
ある子や孫に引き継がせたくないという思いを叶えるのであれば、相談者が亡くなった時点で相続人である配偶者や子が「相
続放棄」をするという選択肢はあります。ただし、この場合には特定の土地だけの相続を放棄するということはできず、相続
財産全てを放棄することになります。そのため、問題となっている山林以外に(放棄できない価値のある)財産がある場合に
はこの方法は採れないことになります。結局、相談者は、低額でよいので何とかしてこの山林を売れないか、場合によっては
無償でもよいので引き取ってもらえる先はないかということで、地元の不動産業者や自治体・森林組合等にも相談されたよう
ですが、今なお解決に至っていません。
 話を戻しますが、前述した所有者不明土地の解消が喫緊の課題となり、平成30年に「所有者不明土地の利用の円滑化等に
関する特別措置法」が制定され、所有者不明土地を地域のために役立てる制度や土地収用手続の迅速化のための制度が創設さ
れましたが、その後も引き続き所有者不明土地の増加が見込まれる中、所有者不明土地の解消を目指して、令和3年に、
(1)「民法等の一部を改正する法律」(民法や不動産登記法等の一部改正)及び(2)「相続等により取得した土地所有権
の国庫への帰属に関する法律」が制定され、(1)については令和5年4月1日から、(2)については同年4月27日から
施行されることとなっています。(2)の法律の制定によって上記の法律相談のような悩みを解決できる可能性も出てきまし
た。次回からこれらの法律の内容について説明させていただきます。

6 医者いらず 健康長寿処方箋(106)

健康科学研究所所長・大阪市立大学医学部名誉教授 井上 正康(いのうえまさやす)

井上 正康(いのうえまさやす)先生は、癌や生活習慣病を「活性酸素」やエネルギー代謝の観点と、地球や生命の歴史という大きな視野で研究されている国際的研究者です。現在、多くの府県師会主催の公開講座で講演され大好評を博しています。ぜひ貴師会でも!!
ご連絡はURLより。http://www.inouemasayasu.net

「遺伝子ワクチンと日本人の命運」

 新型コロナのパンデミック騒動の出口として準備されていた遺伝子ワクチンが世界中で接種され始めて2年が経過した。こ
の間にコロナウイルスの分子特性や遺伝子ワクチンの有効性と危険性に関する多くの臨床データーが蓄積され、両者の実像が
明らかになってきた。遺伝子ワクチンの第一走者として世界を駆け巡ったアストラゼネカ社のDNA型ワクチンは、今ではほ
とんど話題にされなくなった。これが半世紀近く失敗し続けてきた遺伝子治療薬であり、ワクチンと呼べる代物ではなかった
事が理由である。これは接種者の細胞で遺伝子を組み換え、mRNAを介してスパイク蛋白を産生して免疫系を刺激する仕組み
である。これを早期に接種した北欧では、多くの高齢者が死亡したために大半の国が使わなくなった。行き場を失って消費期
限が近づいたDNA型ワクチンの8,000万回分が故・安倍(あべ)前首相との契約で日本枠として回されてきた。その様な
経緯を熟知していた安倍(あべ)氏がこれを国民に大量接種させなかったので、使用量が1万数千人程度に止まった。この
DNA型ワクチンで遺伝子組み換えが起これば、その細胞が死ぬまで異物のスパイク蛋白を産生し続けて全身性の自己免疫疾
患を誘起(ゆうき)する可能性が高い。
 一方、ファイザー社やモデルナ社の“mRNAワクチンは直ぐに分解されるので遺伝子を組み換える事はなく安全である”との
ふれ込みで世界中で接種されてきた。しかし、ワクチンのmRNAはウラシル部位の化学修飾により難分解性となっており、体
内で何ヶ月間もスパイクを産生し続けて免疫系を刺激する事が可能である。この為に当初は“二回接種すれば感染や重症化を
予防できる”と宣伝されていたが、生じた血中抗体が約1ヶ月で半減する為、“感染予防効果は無いが数ヶ月ごとに頻回接種す
れば重症化を抑制できる”と説明が後退した。“コロナウイルスの血中抗体は直ぐに低下するが免疫記憶は残るので、頻回接種
すると細胞性免疫が暴走して自己免疫疾患が誘起される可能性が高い。ネズミの実験では同じ抗原で刺激し続けると5回目か
ら死に始め、ネコでは2年以内に全滅する事が獣医学者の間で知られている。
 実際に世界中でmRNA型コロナワクチンの接種が始まると、早い時期から深刻な副作用や死者が続出し、極めて有害である
ことが明らかになった。武漢以来変異し続けてきたACE2標的型コロナも2021年秋には突如として無症候性感染するオミ
クロン株に置き換わり、発症しても数日寝ていれば自然に治る喉粘膜型風邪ウイルスとなった。コロナウイルスによる喉風邪
は大半の日本人が子供の頃から繰り返し罹ってきたものであるが、厚労省はオミクロン型ワクチンも大量購入して冬までに接
種させようとしている。しかし、米国では既にこの時点でオミクロン対応型ワクチンも感染予防に無効であることが判明して
いた。政府の異常なワクチン行政により多数の被害者が続出している事実を多くの国民が知り始め、特にSNS世代の若者の接
種希望者が減少しつつある。政府の財政制度等審議会では「重症化率が激減したオミクロン株に対してワクチンの無料接種を
続ける必要はない」との議論がなされた。これは自民党のワクチン政策に関して政府が出した唯一の正論である。しかし、
「遺伝子ワクチンが産生するスパイク自体が血栓症や血管障害を誘起する毒タンパクである事実」が判明しており、「全品を
廃棄して今後の購入を中止する事」が政府として唯一の科学的選択肢である。
 実は、本年のEU議会でファイザー社の重役が「自社ワクチンが新型コロナの感染抑制に有効か否かなどは販売開始前には
テストしていない」と笑いながら発言して世界中に衝撃を与えた。事実、ファイザー社は「この遺伝子ワクチンの有効性や安
全性が判明するのは、第4相臨床試験終了予定の2023年5月である」と明記している。従って、この遺伝子ワクチンで重
篤な障害や死者が出ようが、責任は全て購入政府の責任にされる。この様な事実を知りながらも、厚労省は「接種日を忘れた
接種者を未接種者扱いにしてワクチンが感染予防に有効であるとのデーター捏造をしてまで国民に遺伝子ワクチンを打たせよ
う」としている。日本の政府や政治家は「米国製薬利権のために国民を見捨てている」と考えざるを得ない。
 最近、イン“フル”エンザとコ“ロナ”が同時感染する“フルロナ感染”と言う新用語が誕生した。これと連動するかのように、
昨年夏頃に米国CDCが「コロナとインフルエンザを同時に検出するPCR検査法の開発」に言及していた。しかし、3年前まで
の旧型コロナに比べて60~70倍もの感染力を獲得したオミクロン株が無症候性パンデミックとなった現在では、ウイルス
干渉機構によりインフルエンザの出る幕はないと考えられる。事実、新型コロナのお陰で過去3年間は世界中でインフルエン
ザが絶滅状態になった。それなのに何故無駄な検査法を開発するのか?と怪訝に思っていた。あたかも2022年の暮れから
翌年冬にかけてインフルエンザが流行する事を予知していたかの様に、ファイザー社がフルロナ感染に対するmRNA型混合ワ
クチンを開発していた事が明らかになった。これと呼応して“オーストラリアでインフルエンザが同時流行している”との
ニュースでフルロナ感染の恐怖を煽り始めた。しかし、日本では毎年40度近い発熱を伴う約1千万人ものインフルエンザ患
者が病院へ駆け込んでおり、その背景には病院での治療を必要としない多数の“無症状~軽症の感染者”が存在する。今夏の
オーストラリアでのインフルエンザ“感染者”は日本の人口に換算すると約100万人に過ぎず、“フルロナ感染”などと煽り報
道をすべきではない。しかし、本日(11月21日)の日テレニュースでも「青森で鳥インフルエンザが見つかり、殺処分が必
要か否かを検討している」との記事が出た。冬の喉風邪とインフルエンザは昔から「万病の源」なので、それへの予防法とし
て「手洗い、ウガイ、0.9%食塩水で鼻洗浄、ガムで唾液分泌促進、スマホ表面の消毒」などの感染予防で注意しながら普
通の生活を送ればよい。
 ところで、インフルエンザワクチンの実力に関しては「前橋レポート」が重要である。群馬県前橋市の医師が「学校での集
団接種で生徒達の感染を予防出来てない事」に気付き、厚労省に調査のやり直しを申し入れた。これを受けて厚労省が再調査
した結果、矢張り「インフルエンザワクチンに予防効果がない事」が判明した。この為に翌年から学校での集団接種が廃止さ
れて希望者のみの任意接種となった。しかし、厚労省はインフルエンザワクチンに効果がない事が証明された後も任意接種を
継続している。無効なワクチンの任意接種を続ける理由を専門家に質問したところ、「それはワクチン製造技術を維持する為
である」との答えを頂いた。この説明により、インフルエンザのワクチンを毎年接種しているにもかかわらず、国民が高い頻
度で感染している理由が初めて分かった。インフルエンザに罹患すると高熱などの辛い症状が出るので、その恐怖心から一定
の接種者が存在するのが実情である。従来型のワクチンでは酷い副反応や死者が少ない事がせめてもの救いである。
 従来型のワクチン製造法は手間暇かかってコスパが悪いが、遺伝子ワクチンなら安価で短期間に作成できる。ワクチンでは
「ウイルス全体で刺激する方が一部品に過ぎないスパイクよりも免疫刺激効果が高いこと」が知られている。米国の製薬企業
が遺伝子ワクチンにこだわるのは製造コスパが良い事が主因である。ウイルス全体を用いたインフルエンザワクチンが無効で
ある事を証明した「前橋レポート」から考察すれば、「インフルエンザウイルスの一部品に過ぎないスパイクのmRNAワクチ
ンで、人での有効性も安全性も不明である事」から、新型コロナのmRNAワクチンと同様にインフルエンザのmRNA型ワク
チンでも類似の被害が生じる可能性が危惧され、極めて慎重に吟味する必要がある。
 インフルエンザのmRNAワクチンでは体内でスパイク蛋白が産生されて血中に流入する。インフルエンザはこのスパイクで
上気道のシアル酸と呼ばれる細胞膜の糖蛋白質に結合して感染するが、シアル酸は赤血球の膜表面にも存在する。この為、古
くはインフルエンザの臨床検査として「赤血球凝集反応」が利用されていた。現在では「簡易検査キット」でインフルエンザ
の診断が可能となり、若い医師や医療関係者が学生時代に赤血球凝集反応を学ぶ機会は少ない。体内で産生されたスパイクが
赤血球膜表面のシアル酸に結合すれば、赤血球膜が変化して血液循環動態が激変する可能性が危惧される。人体の多くの細胞
もシアル酸を有しているので、これにスパイクが結合するとインフルエンザ感染細胞と看做されて免疫的に攻撃される危険性
もある。何にしても病原体に対するmRNA型ワクチンは根本的な戦略ミスであり、将来的にもワクチンとして利用すべきでは
ない。
 遺伝子ワクチンの接種が始まって以来、日本人の超過死亡数が激増し続けており、新生児出産数も昨年は20万人も激減
し、今年も下がり続けている。このペースで進むと、日本は急激な人口減少によりつるべ落とし的に衰退していくであろう。
2020年に故・安倍前首相がアストラゼネカ社製ワクチンを購入する際に、「購入したワクチンで事故が起こった際には日
本政府が全責任を持つ」との契約にサインさせられた事実がある。これはパンデミックへの恐怖感で国際的にワクチン争奪戦
が始まることを予測しての契約である。実は「世界中の国々がファイザー社とも類似の条件で購入されている可能性を示す契
約書類」が海外でリークされている。そこには「購入契約分はウイルスが変異して無効である事が判明してもワクチンを買取
り、深刻な副反応が生じても政府は決してそれを発表してはならず、買取分は必ず接種しなければならない」などと記されて
いる。日本での非常事態を止めて国民の生命を守るには、「米国製薬企業との購入契約内容を早急に国民に開示すること」を
政府に要求する必要がある。何にしても新型コロナのmRNA型ワクチンは史上最悪の人災的薬害犯罪として人類史に拭い難い
汚点を残す事になるであろう。

7 日本鍼灸マッサージ協同組合研修会 開催報告

 11月12日(土)、ワイム貸会議室 赤坂スターゲートプラザにて第8回日本鍼灸マッサージ協同組合研修会が開催され
ました。髙野 広行(たかのひろゆき)協同組合理事長より「労災保険特別加入制度について」の説明があった後、オータ事
務所(労災保険特別加入事務委託先)の山本 美和(やまもとみわ)氏による「労災保険災害防止講習会」、および、往田 和
章(おおたかずあき)全鍼師会保険委員長による「保険講習会」が実施されました。
 なお、今回の労災保険災害防止講習会は労災保険特別加入者および今年度中に加入予定の方は必ず受講しなければならない
講習会となっています。今回参加できなかった方は日本鍼灸マッサージ協同組合のHPに講習会の動画を近々アップする予定
になっていますのでご視聴をお願いいたします。
                                     (組合理事 椛澤 知弘 がわさわともひろ)

8 令和5年度 行事カレンダー(予定)

日程、行事名、場所の順番で記載
5月28日、定時総会・全日本鍼灸マッサージ師連盟総会・日本鍼灸マッサージ協同組合総代会、東京(未定)
10月15日・16日、第22回 東洋療法推進大会in岩手、岩手(盛岡)
11月11日、協同組合研修会、東京(未定)
11月12日、都道府県師会会長会、東京(未定)
他に各種研修会等の予定があります。

9 インフォメーション 研修会・イベント開催予定

各地での研修会・イベント情報をお知らせいたします。多くの方のご参加をお待ちしています。
詳細・申込については各師会事務所へお問い合わせ下さい。(変更・中止等がある場合もありますので必ず事前にご確認下さ
い)
なお、全鍼師会HP:トップページ内「全鍼ニュース」もご参照下さい。
月日、師会(しかい)名、時間、場所、内容、一般参加、参加費、生涯研修単位の順番で記載

12月3日、福島、13時30分から18時10分、郡山市高齢者文化休養センター逢瀬荘、手技相互実技研修&体が喜ぶ
「正しい入浴法」理論と実践、可(要 事前申込)、会員無料、6単位
12月4日、埼玉、9時50分から16時45分、埼玉県師会事務所【ハイブリッド】、これから始める美容鍼灸、鍼灸マッ
サージ施術所の新たな運営・経営戦略、可、会員無料 会員外3,000円 学生1,000円、5単位
12月4日、石川、10時30分から12時30分、石川県立盲学校【ハイブリッド】、加賀・三策塾「症例検討会」、可、
無料、2単位
12月4日、大阪、10時から16時30分、大阪府鍼灸マッサージ会館、保険取扱講習会、可、会員・学生無料 会員外1,
000円、6単位
12月4日、広島、10時から16時、IGL医療福祉専門学校、保険取り扱いについて、機能解剖に基づいたスポーツ障害に
対する施術、可、会員無料 会員外3,500円 学生1,000円、4単位
12月4日、徳島、13時から16時、ホテル千秋閣(せんしゅうかく)、実業を交えたキネシオテーピング、可、会員無料
会員外2,000円、4単位
12月11日、栃木、10時から15時、パルティ とちぎ男女共同参画センター【ハイブリッド】、耳鳴り 難聴に対する鍼
灸手技療法の最前線、可、無料、6単位
12月18日、千葉、10時から16時10分、千葉県鍼灸マッサージ師会事務所 【ハイブリッド】、鍼灸マッサージ師の
ためのボディーワーク理論、その他、可、会員会場3,000円 WEB2,000円 他、6単位
12月18日、東京、13時30分から16時30分、ふれあい貸し会議室秋葉原 【ハイブリッド】、認知症の人に対する
鍼灸治療の実績および今後の可能性について、可、無料、4単位
12月18日、高知、14時から16時、高知県立盲学校、鍼灸師ができる地域貢献活動、可、会員無料 会員外3,000円
学生1,000円、2単位
1月8日、東京、13時から16時10分、ワイム神田8A【ハイブリッド】、災害医療とは、可、無料、4単位
1月8日、大阪、10時から16時30分、大阪府鍼灸マッサージ会館、保険取扱講習会、可、会員・学生無料 会員外1,0
00円、6単位
1月15日、福島、10時から16時、福島市市民会館、災害支援鍼灸マッサージ師の防災セミナー(炊き出し訓練実技・演
習含む)、可(要 事前申込)、会員無料、7単位
1月22日、富山、13時30分から15時30分、オンラインのみ、人体を漢字る~古典への苦手意識を緩和しよう~、
可、全日学・富山鍼灸学会会員2,000円 学生会員無料 会員外6,000円 学生1,000円、2単位
※研修単位は会員のみ

10お知らせ

○年末年始の休館のお知らせ
令和4年12月29日(木)より令和5年1月4日(水)まで全鍼師会会館を休館させていただきます。
年始の開館は1月5日(木)からとなりますので、よろしくお願いいたします。
                                                                                                                          (事務局)

11 協同組合ニュース 埼玉大会御礼

 おかげさまを持ちまして、東洋療法推進大会in埼玉におきましては過去最高に迫る売り上げを達成することが出来ました。これもひとえに、皆様の協同組合に対する温かいお気持ちの表れと感謝する次第です。
 今後も皆様のお役に立てる協同組合を心がけ運営してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
                                   (協同組合理事長 髙野 広行 たかのひろゆき)

12 編集後記

 先日、直木賞作家の今村 翔吾(いまむらしょうご)さんが全国の書店、学校で講演、サイン会を開催し全国を巡る「今村 翔吾(いまむらしょうご)まつり旅」がフィナーレを迎えた新聞記事を読みました。本と携わる人たちにありがとうの意味を込めて計271か所を訪問されたそうです。デビュー作ゆかりのゴール地山形の講演では「夢をあきらめない」と題して30歳になってから作家を目指した。人生は、往々にして準備していない時に転機がやってくる。それがチャンスだと分かっていても、見て見ぬふりをして、やり過ごしてしまいがち。もう30歳、これが最後という思いでそれからの2年間、人生で一番努力をしてデビュー作を執筆されたそうです。過去と他人は変えることはできませんが未来と自分自身は何時からでも変えられるのではないでしょうか。私も50歳を過ぎ初老となりましたが、夢と希望は忘れずこれからの人生を歩みたいと思います。
                                     (広報IT委員 中川 紀寛 なかがわとしひろ)
以上本文

以下広告
◇鍼電極低周波治療器 KANAKEN
Lasper-A・MC ラスパーA・MC
鍼電極低周波治療器+マイクロカレント
マイクロカレントは実績のデュアルクロス通電方式
この1台で鍼治療は「新たな時代」を迎える
ラスパーA・MC
KE-600 65,000円+税
[クラスⅡ/特管]
認証番号 230ALBZX00034000

総発売元 株式会社カナケン
本社: 〒225-0002 神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-17-39
TEL_045-901-5471(代)
FAX_045-902-9262
オンラインショップ http://e-kenkou.jp/
    E-mail info@kanaken.co.jp
大阪営業所:TEL_06-6935-3016(代)
FAX_06-6935-3017
新潟営業所:TEL_025-286-0521(代)
FAX_025-286-8870
福島営業所:TEL_024-961-7211(代)
FAX_024-961-7221
仙台出張所:TEL_022-287-6273(代)
FAX_022-287-6218

以上広告

発行所 〒160-0004 東京都新宿区四谷 3-12-17 全鍼師会(ぜんしんしかい)会館内
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
TEL.03-3359-6049 FAX.03-3359-2023
全鍼師会ホームページURL  http://www.zensin.or.jp
E-mail   zensin@zensin.or.jp
協同組合ホームページURL  https://www.jammk.net
E-mail    jamm@jamm.or.jp
名称   鍼灸マッサージ情報誌  月刊東洋療法
代表者   伊藤 久夫(いとうひさお)
郵便振替 00160-8-31031
銀行口座 りそな銀行 新宿支店 普通口座 1717115
名義/公益社団法人  全日本鍼灸マッサージ師会
発行人   伊藤 久夫(いとうひさお)
編集人/ 広報IT委員長 廣野 敏明(ひろのとしあき)
購読料   3,600円  〒共

口座名のフリガナは「シヤ)ゼンニホンシンキユウマツサージシカイ」となります

以上

 

2022/11/22

『健康経営優良法人・福利厚生のご担当者さまへ』

 

     

★一般社団法人兵庫県鍼灸マッサージ師会は、健康家営・働き方改革・福利厚生を通じて皆様の健康維持作りを応援しています。

 

『健康経営』

 マッサージサービスが注目される背景には、長時間の労働や休日を返上して働く過酷な労働環境が関係しています。働き方改革の推進により労働環境は改善されつつあるものの、日本における現在の労働環境は良いものばかりではありません。しかし、そういった現状のままでは従業員が体を壊したり精神的に病んでしまい働けなくなるなどの弊害が生まれます。従業員の体を労り、心身共に健康な状態で働いてもらいたいという企業側の気遣いも必要不可欠です。

 そこで注目されているのが、福利厚生として導入するマッサージサービスです。企業側としてもせっかく福利厚生を充実させるならば、なるべく多くの従業員に評価されるものを選びたいと考えています。マッサージサービスの導入は、企業側の従業員に対する健康への気遣いが実に伝わりやすいです。そのため、従業員から評価されやすく導入しやすい福利厚生として注目されています。

 

『福利厚生』

 従来の企業における福利厚生制度は、保養所などの宿泊やレジャー施設、スポーツク ラブ等の利用割引などを希望者が個人的に休日や勤務外で活用する事が主流でしたが、会社にいながら健康促進ができ勤務時間内にリフレッシュできるオフィスマッサージが今注目されています。 一般社団法人兵庫県保険鍼灸マッサージ師協会は、各地域の国家資格者が御社に訪問させて頂きサービスを提供させていただいております。企業向け出張リラクゼーションサービスは、導入企業様で利用率90%以上と大人気の福利厚生サービスです。働きやすい職場環境づくりの実現や、社員のセルフケア意識向上やメンタルケア対策にも貢献しています。

 

『ベッドを置けなくても大丈夫です』

 ベッドを置くスペースがなくても施術はできます。例えば、デスクに座ったままで首・肩・背中の施術は可能です。それだけでもリラックスできますので是非導入してみてはいかがでしょう。

 

『優秀な人材確保・企業のイメージアップに』

 訪問マッサージ施術は、企業のリスクマネジメントであるとともに他社へ差をつける有効な戦略的福利厚生です!ぜひ導入して頂き企業イメージアップに利用して下さい。

 

『企業のコミュニケーションアップイベントに』

 職場への定期的な出張施術サービスとは別に、健康増進イベントも実施しています。日頃、なかなかご自身のカラダを癒すことができない社員の皆様が、職場内で、勤務日に参加できるもので、高い参加率と満足感が得られ、身心に触れたプロの施術師からの的確なアドバイスフォローで、気づきの機会と健康意識の向上に繋がる機会になります。

実施規模問わず承りますので、お気軽にお問合せください!

2022/11/01

令和4年度神戸地区講習会のご案内

 神戸地区(神戸鍼灸マッサージ師会)では、一般社団法人 整動協会と共催にて神戸地区講習会を下記の通り企画いたしました。皆様は「整動鍼」をご存知でしょうか?一口に鍼施術と言っても様々な鍼法があることは自明の事実ですが、そのような鍼法の中でも「整動鍼」は動きをツボで整えることで、運動器疾患のみならず、自律神経症状、アレルギー疾患、内臓疾患に至るまで幅広く対応できる鍼灸理論です。西洋医学とも東洋医学とも異なるアプローチの鍼施術ですが、経絡理論や中医学理論など現在行われている治療システムとも親和性がありますので、現在されている治療にプラスしていただける治療理論でもあります。

 そのような「整動鍼」の理論と実技を今回は特別講座という形で通常の整動協会の入門セミナーより大幅にプライスダウンした特別価格で開催いたします。現状の臨床力に満足していない方、スキルアップをしたい方、新たな治療理論を学びたい方など少しでも気になった方は是非、ご参加ください。

 尚、今回の特別講座は整動協会と共催のため、整動協会の方でも受講申込の受付を行なっています。そのため、早期に会場参加定員に達してしまう可能性がありますので、早めにお申し込みいただければと存じます(ただし、オンライン受講の場合は人数制限はありません)。この文書を作成している時点ですでに複数の方から受講申込がありましたので、受講をご検討の方は早めにお申込いただければと存じます。

  記

令和4年度神戸地区講習会

特別講座2022in神戸 【はじめての整動鍼】

 講師:一般社団法人 整動協会 代表 養気院・カポス院長 栗原誠 先生

 日時:令和4年11月23日(祝・水) 13:30~18:00

 会場:兵庫鍼灸専門学校

 参加定員:会場参加25名 オンライン受講 無制限(アーカイブ配信1ヶ月)

 受講費:兵庫・神戸鍼灸マッサージ師会会員 10,000円、一般 12,000円

 参加申込先:下記URLまたは別紙のQRコードを読み取ってお申込ください。インターネットでのお申込が難しい方はご相談ください。

1.会場参加

https://seidonet.or.jp/seminars/special_2022_kobe_member/

 

2.オンライン参加

https://seidonet.or.jp/seminars/special_2022_kobe_member_online/

 

*ページはパスワードで保護されておりますので、パスワード「6500001」を入力して先にお進みください(会場参加、オンラインともに同じパスワードです)。

*「注文メモ」欄に必ず所属団体名(神戸鍼灸マッサージ師会または兵庫県鍼灸マッサージ師会)とご記入ください。また、視力障害のある方は視力の状態(弱視、全盲)及びガイドヘルパーの有無を合わせてご記入ください。

 

 神戸地区(神戸鍼灸マッサージ師会)

   副会長・学術部長・広報部長 井上和哉

  e-mail:info@mam-kobe.com

  TEL:078-913-6623(鍼灸治療院 和み堂)

 

 

2022/10/22

兵鍼会報第250号

兵鍼会報250号(2022年10月発行)

以下、テキスト版となっております。


兵鍼会報 10月号(250号) (2022年10月15日発行)

◆法人認可70周年記念講演会と祝賀会の開催案内◆

                         会長 賀内 進一

 

 皆様方には益々ご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。

日頃は本会の運営にご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

 さて、法人認可70周年記念式典の件でございますが、11月20日に御来賓をお迎えし盛大に行う予定をしておりましたが、いまだに新型コロナウイルス感染が終息を迎えるどころか、感染拡大が続いております。それを踏まえて実行委員会で協議を行いました。まだ先のこととはいえ終息が確約できない状態では開催は無理だとまとまりました。本来なら去年が70周年だったこともふまえ来年に延期はできないことから、会員のみの参加で70周年記念講演会と祝賀会を開催することに決定いたしました。内容は以下の通りです。会員の表彰式も行います。ご多忙とは存じますが、沢山のご参加お願い致します。

*参加申込は各地区でよろしくお願いします。

 

記 

日 時:11月20日(日)11時~15時

記念講演:井上正康先生

     11時~12時30分

祝賀会:表彰式および懇親会

     13時~15時

場 所:神戸飯店(最寄りの駅はJR新長田・地下鉄新長田)

会 費:5,000円(付添者も同額)

 

【企業への参入登録募集】

   一般社団法人 兵庫県保険鍼灸マッサージ師協会

                会長  賀内 進一

 この度、一般社団法人兵庫県保険鍼灸マッサージ師協会に事業部を立ち上げ、企業向けの出張鍼灸マッサージ施術及び出前健康講座に参入しようと思っています。国が企業に対し、働き方改革として健康経営を求めています。SDGSや企業を取り巻く環境が変化し、従業員の健康に対して投資する考え方(健康経営)へのシフトを迫られていることに起因しています。すでに参入している中には無資格者もいます。そこへ我々有資格者が参入することによって無資格者の参入防止とともに会員の皆様に新たな職域を提供することによって会員の満足度向上、そして新規会員獲得に繋がっていくと思います。意欲のある方は登録をお願いします。詳細については登録後説明会を催したいと思っています。

 募集は随時受け付ける予定ですが、とりあえず一時受付の締め切りを11月15日(火)とさせていただきます。

 

★登録を希望される方は県師会事務局までご連絡ください。

 

【広報部からのお願い】

 広報部では、毎月発行しておりますmAm(マム)以外にも、臨時情報として細かく情報を開示しております。昨年度は臨時情報として20回、今年度は上期だけで14回(9/6時点)発行しております。勿論、県師会のホームページにもアップさせていただいておりますが、一早く情報を受け取りたい方やホームページを見るのが苦手な方は、是非メールアドレスの登録をお願い致します。また、パソコンをお持ちでない方でも携帯は持っていると思います。携帯のメールアドレスで構いませんので、登録をお願い致します。

 登録希望される方は、件名に「メールアドレス登録希望」とお書きのうえ、

info@mam-hyogo.or.jp〉へ、送信をお願い致します

また、パソコンに精通されている方は、ホームページ画面上のお問い合わせからお願いします。その際、ご相談内容の欄に「メールアドレス登録希望」と入力してください。

注)「迷惑メール防止設定」をされていると事務局からのPCメールが受信できませんので「設定を解除」されるか「指定受信設定」にして下さい。

宜しくお願い致します。

 

★ホームページの「会員専用ページ」ログインパスワード変更のお知らせ

 会員専用ページのログインパスワードが、10月15日より変更いたします。古いパスワードでの利用は出来なくなっていますので、あらかじめご了承ください。

なお、個々にパスワードの変更作業を行ってくださいますようお願い致します。

 

注:新パスワードはmAm(マム)にて配信しております。まだアドレス登録していない方は登録をお願い致します。

 

★夏期大収録DVDについて

 本年度も学術講演会(夏期大学講座)の収録DVDを1,500円で販売いたします。内容は、3日間の録音(mp3)に加え写真(JPG、実技の一部を動画(MOV)、兵鍼講座44(docx)も納めております。プレクストークや.mp3対応CDプレイヤーで聞かれていた方には視聴出来なくなりますがご理解の程、宜しくお願い致します。

 尚、パソコンでの視聴とはなりますが、購入後ご自身でデータを移しプレクストークや.mp3対応プレイヤーで聞く事は可能です。

 

 収録DVDのご購入は県師会事務局までご連絡ください。

 

【財務部からのお知らせ】

※会費口座自動引き落としの会員は、10月25日に下期会費が口座より引き落とされます。残高不足で引き落とし不可にならないようにご注意下さい。

よろしくお願い致します。

 

《夏期大学講座報告》

Ⅰ.夏期大初日を終えて

   広報部長  天野 豊

 連日新型コロナウイルス感染者が過去最高人数を更新している中、令和4年度の学術講演会(夏期大学講座)が7月24日(日)「ウィズあかし生涯学習センター7階 学習室704」にて開催された。

 今年度はメインテーマに「ニーズに合った鍼灸マッサージ師を目指して」を掲げ3日間のスタートを切った。

 午前の講演はタイムリーなお話しで、明石医療センター呼吸器内科部長 畠山由記久先生による「当院のCOVID-19感染症の記録~これまでとこれから~」と題して講演を拝聴しました。

 明石医療センターにおける第1波から現在までの患者数や入院数、それらの年代別や重症度別等細かなデータを公開していただきました。また、病院に勤務する職員のワクチン接種等も示されとてもわかりやすくお話をしてくださいました。

 デルタ株の時と比較し、オミクロン株に変異した頃はワクチン接種が進んできており、感染者に対する重傷者数は減っており、ワクチンの有効性が認められているとの事です。現在のBA4/BA5においても、COVIDー19に対する現在のワクチンでは、有効性が低くなっているものの、ワクチン未接種の方と比べ重症化率は格段に減ることから、ワクチンは接種する方が望ましいとの見解でした。

 私は60歳未満ではありますが、高血圧がある事から4回目の接種券が届きました。1・2回目の副反応は三角筋の筋肉痛だけでしたが、3回目は筋肉痛に加え全身の強い倦怠感が2日続き4回目はどうしようか悩んでいたところでしたので、この講義を聴き接種する方向に気持ちが傾きました。

午後の講演は、昨年に引き続き、理学療法士 松本元成先生による「肩及び上肢の関節と筋肉の作用 スポーツトレーナーの実技指導」を受講しました。

 肩関節(肩甲上腕関節/肩鎖関節/)を形成する骨や腱・筋や関節包の解剖学をおさらいし、屈曲伸展・外転内転・外旋内旋等の可動範囲や言語の共有を確認し、肩の痛みが起こる原因やテスト法・アプローチのかけ方を懇切丁寧に教えていただきました。

 松本先生が務めている病院では、関節包の癒着により可動域が狭くなっている患者さんの中には、頸椎に麻酔薬を打ち癒着部を無理矢理剥がす治療をする事があるそうです。癒着を剥がすときは「バリバリ」と凄い音がするので少し怖いとおっしゃっていました。

 胸郭出口症候群の検査法では、私が学生の時に習ったライトテストやエデンテストは血管性のテストで、痛みを起こす原因の90パーセントが神経由来であることから優先順位としてルーステストが多く用いられている事を知りました。このルーステストの知識を得ただけでも夏期大学講座を受講して良かったと思います。

 経済的に厳しい時だからこそ、一つでも多くの知識や技術を身に付ける事が大切だと思いますので、お一人でも多くのご参加をお待ちしております。

 

Ⅱ.夏期大学講座2日目報告

   垂水地区  宇仁菅一郎

 メインテーマに「ニーズにあった鍼灸マッサージ師を目指して」を掲げ、2日目の講演が第186回学術講演会として、8月7日(日)兵庫県民会館3階にて開催されました。

 この日の2講座は、昨年好評のため引き続いての講演でした。

まず午前は、関西医療大学 鍼灸学部教授 谷 万喜子先生より「ジストニアに対する鍼灸治療(主に鍼治療)その2」と題してご講演いただきました。

 1時間半のほとんどの内容が、昨年の復習を兼ねた内容で、後半それらの関連事例を実践として報告いただきました。

全体としてジストニアとは、その臨床症状の特徴、頸部ジストニアの治療とその効果等が話されました。わたし個人としても、パーキンソンの患者さんや趣味の音楽鑑賞で演奏家の方々に、このようなジストニアの原因症状のため戦いながら演奏をされておられる方などがいるので、とても身近なテーマとして聞かせていただきました。

ただ昨年と同じく、今回も午前中だけの限られた時間の中でのご講演でしたので、1度午後からの時間帯で、実際のモデル実技を交えながらのご講演をじっくりと伺いたいと思ったひとときでした。

 午後は、宝塚医療大学 鍼灸学部教授 北小路博司先生より「男性更年期における鍼灸医療について」ご講演いただきました。

今回のこのテーマの症状は、近年の男性更年期障害による症状だけではなく、加齢に伴う男性ホルモンの低下により生じる様々な身体状況の悪化をさす、加齢男性性腺機能低下症候群「lOH(ロー)症候群」が提唱されているとのこと。

 LOH症候群とは、まず、特に夜間の睡眠時勃起減退に代表される、機能の質と頻度知的活動や認知力、疲労感、抑鬱、短気などに伴う気分変調障害、睡眠障害、筋容量と筋力低下による除脂肪体重の減少、内臓脂肪の増加、体毛と皮膚の変化、骨減少症と骨粗鬆症に伴う骨量の低下と骨折リスクの増加。これらが兆候として表れるとのことです。

続いて勃起障害(ED)についてお話しされました。

鍼灸医学では、たんに勃起障害としてのみのEDととらえるのではなくて、男性更年期における障害の視点からEDをとらえることが必要であると言われました。

もう一つ、これらに関連して、造精機能障害に関しても触れられました。

後半の実技指導では、テーマに沿った講演の後、勃起障害や過活動膀胱などに対する治療のポイントをご指導いただきました。男性更年期の症状と関連する臓腑として、腎・脾・肝の変化が大きく関わっていると考えられると言われたこと。

治療穴としては、中りょう穴の治療の必須を語っておられたのが印象に残りました。

 女性更年期を取り上げての講演は、今までにも何度かありましたが、今回は貴重な男性ならではのテーマでご講演いただけたことが良かったと思います。

自分自身もこれから向き合っていかなければならないとても大切な講演でした。

 

Ⅲ.夏期大学3日目 レポート

     神戸地区 小川結子

メインテーマ「ニーズに合った鍼灸マッサージ師を目指して」に即して、午前は森之宮医療大学 鍼灸学科教授 尾﨑朋文先生による 講題「小児はりの概要と米山式小児はりの実際」を拝聴しました。

 冒頭、5年前の読売巨人軍の沢村投手トレーナーによる「長胸神経麻痺」の話題に触れられ、「解剖学的に見て鍼で損傷は考えにくい。ひっかけるのも難しい。」と断言されました。刺鍼による有害事象報告例では、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による化膿性肩関節炎や右頸部刺鍼直後の「血管迷走神経反応(VVR)」による心肺停止等大学病院では珍しくない事象や、鍼特有の運動鍼による折鍼事故、死亡気胸等がありました。

次に児童虐待の定義から小児はりの必要性を説かれ、虐待の裏には親の育児やストレスがあり、脳の発達が著しい3歳前後のイヤイヤ期が小児はり需要のピークということでした。治療は「健康管理法」と「病気の治療」に大別され、「健康管理法」では、かん虫等の小児神経症が中心で、旅行や運動会など行事前後に健康管理を行い、「病気の治療」では、夜尿症、てんかん、小児麻痺、気管支喘息、下痢便秘等を対症に鍼をしてリラックスさせよく寝かすと落ち着くとのことでした。最近ではスマホによる肩こりや、発達障害も多い。刺激量は「気持ちよい」を目標に腹5分目で済ませ、3回くらいで治す気持ちで行うとよい。やりすぎると刺激オーバーでぐったりして発熱することが多いとのことでした。

治効理論では、赤ちゃん猿の実験を例に挙げられ、母猿から隔離し、母の形をした毛布状のものと哺乳瓶が突き出ている金網状のものを並べて置いた場合、赤ちゃん猿は毛布の方にしがみつくという実験結果から「触れることの重要性」を説かれ、小児鍼学会でもスキンタッチを推奨しているとのことでした。症例「夜尿症」では、失敗から発生する家族の言動ストレスによって自信喪失し失敗の悪循環を引き起こすため、母と子の自信を取り戻し、ストレスを取り除くことが解決策であり、普及活動でも保育園等へ鍼灸師が出向き、園長、保育士、保護者の理解を得ることが必要である。よって、「鍼灸のかたち」は、

1.鍼灸での有害事象の防止 2.子供の笑顔のために 子供元気、お母さん元気 として講演を締めくくられました。

 実技では、小児の診方として、まず頭をさわり、眼瞼結膜を診る、頸部リンパ触診しながら食事や排せつを問診し、リンパが腫れていたら「口開けてあーんと言って」と喉の奥を診て、聴診器を当て「吸って、吐いて」を促す。次に「右手を出して」と腕を支え、大腸経から肺経、胸部へと呼吸器にアプローチし、前傾させて背部、肩甲間部、項部、頭部へと接触鍼をされました。鍼の使い方は、尖は2点間を刺激し、面は1秒間に5㎝移動する意識で行うとのことでした。

 質疑応答では、会場から「世間ではベビーマッサージが普及しており、小児はりは未知である為、鍼灸師会の方で普及活動を積極的に行うべきでは?」との意見が出されました。核家族化が進んだ日本では、孤独な育児がストレスを生み子供への虐待に繋がっており、毎日のように報道を聞き心が痛みます。小児はりで親と子が幸せに暮らせるのなら、私ももっと小児はりを積極的に取り入れていきたいですし、一人の力は小さいので、鍼灸師会全体で普及活動を行う必要性を改めて認識しました。

 午後は、明治国際医療大学鍼灸学部教授 伊藤和憲先生の講題「今日からはじめる養生学」を拝聴しました。メディアでもご活躍されている伊藤先生の大変スピーディーで迫力のあるお声に会場が包まれ、非常に情報量の多い熱い講演でした。

 健康であるためには、セルフコンディショニングが大切で、健康になるための環境づくりが必要。「セルフケア」=症状を治療するための方法と「セルフマネージ」=悪化させないためのコントロール。さらには健康的に美しくなるため。を合わせて「養生」だとし、季節や習慣と関連した生活様式を日本人は昔から二十四節気と七十二候に従って取り入れてきた。親の価値観は子供たちに伝わっていく。このお話を拝聴しながら大正生まれの亡き祖母の言葉が次々と蘇ってきました。よって、鍼灸師として四季折々にケアを伝えることは素敵なことであると伊藤先生は説かれました。また、私の辞書には「ひとは自分の居場所があれば幸せに生きていける」とあります。伊藤先生も同じく「居場所の設定」が必要で、健康になるための場所(doing)=意見を持たないといけない所と、健康でいるための場所(being)=意見を持たなくてもいられる所の二つに分けて考えておられました。そして、健康になるための場所を伊藤先生自らが企画されており、京都府美山町の過疎地を活用し「森の養生場」として養生学を学び触れ合える場所づくりをされているとのことでした。さらには各市と連携して「湯治場構想」を掲げ、鹿児島県、京都府、奈良県、北海道に養生場の開発を考えておられるとのことでした。

 このように信念を貫き多岐に亘ってご活躍されている伊藤先生のご講演を拝聴し、鍼灸師として、自らが活躍する場所を切り拓き、つくっていく必要があると確信しました。

 今年度も夏期大学に出席し、日々の臨床では学びきれない知識を得ることができました。個人としても鍼灸師会としても課題山積ですが、力のある限り精進していきたいと思います。

 

《夏期大アンケート集計結果》

 (3日間 延べ89名分)

問1 あなたに該当するものをチェックしてください。

 □兵庫県鍼灸マッサージ師会会員   45名

 □他の鍼灸師会 鍼灸マッサージ師会  1名

 □はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の免許保有者

    (業団体には未加入)     13名

 □養成施設の教員または学生     12名

 □一般               12名

 □その他【賛助会員1名、ヘルパー5名】 6名

 

問2 該当するものをチェックしてください。

(1)性別 

  男性 49名  女性 40名

(2)年齢

  20歳以下   2名  20歳~29歳  8名

  30歳~39歳  7名  40歳~49歳 22名

  50歳~59歳 24名  60歳以上  26名

(3)該当するものをチェックしてください。

  晴眼者 62名  視力障害者(弱視)9名  (全盲)14名

 

問3~問5についてはプライバシーに関わるため割愛させて頂きます。

 

問6 来年度以降の夏期大学講座で取り上げて欲しい内容、講師等があればお書き下さい。 ※多くのご意見をいただき有り難うございました。重複内容は除外しています。

・実技がある講座を希望します

・スポーツ障害 スポーツ内科の田中先生

・認知症の講座もしてほしい

・フレイル対策、治療法。

・「高齢者うつ病」に対する鍼灸施術

・「Long・COVID-19(コロナ後遺症)」に対する鍼灸施術

・不妊治療、ピル療法されている方への脱ピル

・治療に役立つものもとても満足度が高いが、いかに鍼灸治療を選択に入れてもらえるかのような話はとても為になる。

・鍼灸と漢方の併用治療などに興味があります。

・鋤柄誉啓(スキカラタカアキ)先生

 (京都でお灸専門サロンをされています)著書も数冊あり。

・鍼灸師として提供できることが知りたい。

・慢性疼痛など。

・マーケティング ・ライン公式アカウントの活用方法

・大谷翔平選手の身体ケアについて 肘の術後にパフォーマンスが上がっているがなぜなのか?  鍼灸を含めどのようなコンディションをすればあのようなパフォーマンスを発揮できるか。

・小児鍼、東洋系、美容鍼灸

・TSTの船水先生

・気圧の変化にともなう精神不安定の対処法

・ジストニア・スポーツ疾患

・田中寿雄先生・広橋憲子先生・宮本俊和先生・伊藤和憲先生

・寺澤佳洋先生(医師で鍼灸師)・宮園ナオミ先生・松本元成先生

 

 ☆全日程参加人数☆

7月24日(日) 1日目 参加者45名

 (内訳)会員28名、賛助会員1名、一般16名、学生0名

8月 7日(日) 2日目 参加者35名

 (内訳)会員20名、賛助会員2名、一般13名、学生0名

8月21日(日) 3日目 参加者52名

 (内訳)会員25名、賛助会員1名、一般16名、学生10名

 

 3日間全講演を受講され、18単位を取得された方は、12名でした。

 

【地区だより】

    阪神北地区  鳴坂 祐太郎

 株式会社カナケン様に協賛頂き、大阪府吹田市より芝山鍼灸整骨院 芝山院長

和歌山県よりナガタクリニック 長田院長(講師費用無料)にお越し頂き「チクチク療法」の座学と実技を行なって頂きました。

 刺さない鍼で皮膚を刺激する事で痛いもの反射を利用し症状を改善する療法を教えて頂き、参加者の多くが効果を実感し、今後の施術に取り入れたいと意見を頂きました。

 講座終了後の質問タイムでも質問が多く予定時刻より30分延長して事業が終わりました。即効性があり副作用のない「チクチク療法」は今後の施術に大きく貢献するものと実感することができました。

 

 《垂水地区 臨床研修会を終えて》

 垂水地区 学術部長  佐々木 文孝

演題:不定愁訴症候群における東洋医学的アプローチ

日時:令和4年7月8日(金) 13時30分~16時

場所:レバンテ垂水3F 会議室4

講師:古典鍼灸臨床医学会 会長、前県師会並びに神戸ブロック会長 梅木茂樹 先生

 

 近年、社会生活において様々なストレスの影響で、体に何らかの変調をきたし、来院される患者さんが増えてきています。なかでも、頭痛、不眠、冷え性、肩こり、めまいなど、日常生活に妨げを引き起こすものがかなりあります。これらの不定愁訴症候群について、東洋医学から見て考え方や治療法などを指導して頂きました。

 まず最初に、梅木先生から東洋医学による病気を引き起こす原因の分類をお話ししてもらい、内因、外因、そして、不内外因の三つに分類されると話されました。

とくに内因は、過度の感情が病気の原因になり、さらに七情に分けられ、一般にいう「ストレス」のことと分かりやすく説明してもらいました。

 外因は、外部の自然の変化が病気の原因になり、不内外因は、運動不足や暴飲暴食などといった生活習慣病が原因になると話されました。

 つぎに、各経絡の病症について説明を聞き、後半では実際に脈診などを体験し、経絡治療を受けました。脈の速さや強さなどを確かめたりしましたが、微妙な変化はかなり実績をつまないと分かりにくいと感じました。

日ごろの治療においても、脈をとる習慣をつけたいと思いました。

術後の体の動きが軽くなったり、温まったなど、経絡にそって浅い刺鍼で回復して行くことも改めて痛感しました。また、按摩をメインにされている人も、経絡にそってもみほぐすことで、良い効果がでると思いました。

 梅木先生は、「たくさん鍼をするのではなく、施術の前にしっかり問診をして、触診をしたうえで、どの経絡に治療を施すのか、またどの部位をメインに施術をするのか」など、患者さんとのコミュニケーションをしっかり図ることが大切だと話されました。

 実技指導のあと、日ごろの治療のなかで、わからないことなど質問をうけてもらい、充実した研修会ができました。

 

《保険だより》

★令和4年(2022年)10月1日から、75歳以上の方等で一定以上の所得がある方は、医療費の窓口負担割合が2割になります。

必ず10月1日以降の負担割合が記載された被保険者証をご確認下さい。

 

『最近の返戻について』

★国保・その他★

 保険の資格喪失のため返戻になっているケースがよく見られます。毎月、保険証の確認をお願い致します。

 

☆後期高齢☆

 西宮市で、同意書の診察日から同意日、同意日から初療日までの期間が空いているという内容での返戻が増えています。西宮市への申請で、診察日から同意日は1ヶ月、同意日から初療日は2週間以上空く場合は、理由を申請書の摘要欄に記載して下さい。

 

 

=会員情報=

7月1日からの入会者   1名

7月1日からの退会者   1名

9月20日現在会員数 271名

 

【事務局からのお知らせ】

<年末年始休業のお知らせ>

 恒例のことですが、当事務局は下記の通り年末年始を休業させていただきます。何かとご不便をおかけしますが、宜しくお願い申し上げます。   

休業日:12月29日(木)~1月4日(水)

 

◇◇編集後記◇◇

《パエリアもどき》

 秋と言えば「スポーツの秋」や「読書の秋」など様々な使われ方をしますよね。最近では「秋バテ」と言うこともよく耳にします。そんな「秋バテ」を「食欲の秋」で元気に良い季節を過ごしたいものです。

 そこで、今回は炊飯器で簡単パエリアもどきをご紹介します。

〈材料〉

1.お米・・・2合

2.トマトジュース・・・2合

3.シーフードミックス・・・1袋

4.ニンニク・・・2片

5.玉ねぎ・・・2分の1

6.パプリカ(黄)・・・2分の1

7.料理酒・・・少々

8.コンソメ・・・固形1個

9.塩/こしょう/サフラン・・・適量

※サフランが無い時はターメリックで代用。

10.オリーブオイル・・・大匙1

 

〈作り方〉

1.シーフードミックスを流水で解凍し水気を取る。

2.上記にお酒・塩/こしょう/サフラン・ニンニクをおろし揉み込んでおく。

3.玉ねぎ・パプリカをみじん切りにする。

4.洗ったお米を釜に入れ、トマトジュースを入れる。

5.揉み込んだシーフードミックスや刻んだ野菜、コンソメ・オリーブオイルを釜に入れる。

6.あとは炊飯器のスイッチを入れるだけで出来上がり。

※魚介類や野菜はお好みで変えていただいてもいいです。

※食べるとき、お好みでパセリの粉やセロリを小さくカットし、上に載せても美味しいです。

美 味 し く 召 し 上 が れ !

 

広報部長 天野 豊

 

【発行所】 公益社団法人 兵庫県鍼灸マッサージ師会

一般社団法人 兵庫県保険鍼灸マッサージ師協会

 

〒673-0018 明石市西明石北町3丁目8番15号

TEL (078)-926-0801   FAX (078)-926-0802

mail  info@mam-hyogo.or.jp

                URL  https://mam-hyogo.or.jp/

 

【発行者】会長 賀内進一    【編集担当者】広報部長 天野 豊

 

2022/07/20

「第21回東洋療法推進大会in埼玉」のご案内

第21回東洋療法推進大会in埼玉

大会ポスター(A4サイズ)ダウンロード(4.10MB)

 
第21回 東洋療法推進大会in埼玉
参加申込み期間 令和4年8月1日(月)~8月31日(水)
(1) 会員のお申込み:会員は都道府県師会までお申込みください。
  師会担当者は申込用紙をダウンロード(21KB)し、入力後「下電観光バス(株)大会係」までメールに添付してお送りください。
 →メール送信先:zensin2022@shimoden.co.jp(下電観光バス㈱ 行)
(2) 会員外のお申込み:下記のGoogleフォームよりお申込みください。
  お申込みフォーム: https://forms.gle/cNvCYz1u8zssC8YB7

※現地参加は感染症対策のため早期に締め切る場合があります。
※感染症拡大に伴い、皆様オンラインのみでの実施となる可能性もございます。その場合は差額を大会終了後に返金させていただきます。
※出来る限りオンラインでの参加をお願いいたします。
※オンライン視聴用URLはお申込み代表者様へ後日ご案内いたします。

大会テーマ  「変えよう!変わろう!将来の鍼灸マッサージ業界」
開催日程  令和4年10月23日(日)12:00 ~ 10月24日(月)13:00
会  場  四季の湯温泉 ホテルヘリテイジ(熊谷市)
       〒360-0103 埼玉県熊谷市小江川228
       TEL:048-536-1212
      ※ホテルと最寄り駅間で無料シャトルバスが運行されておりますが、変更になる場合もありますので、ホテルホームページにてご確認ください。
      ホテルホームページ:https://www.hotel-heritage.co.jp/
      アクセスのご案内 :https://www.hotel-heritage.co.jp/rootmap/

特別講演(一般公開講座)
    日時    令和4年10月23日(日)12時40分~14時10分
    講師  講師:帯津良一先生
    演題 「心と身体の健康と養生~医療の将来展望~」

分科会  シンポジウム(1日目)「あはき業界の現状と課題」
     シンポジウム(2日目)「変えよう!変わろう!将来の鍼灸マッサージ業界」
     学術委員会「症例報告~臨床研究発表」はオンデマンド配信予定。

参加費  現地参加:全鍼師会会員 8,000円/会員外 12,000円 ※介助者無料
     オンライン:全鍼師会会員 3,000円/会員外 5,000円/学生 1,000円

懇親会  日時:10月23日(日) 18:00~20:00
     会場:四季の湯温泉 ホテルヘリテイジ
     会費:10,000円

申込・宿泊に関する問合せ:下電観光バス株式会社(ご案内サイト)
     〒700-0985 岡山市北区厚生町1-2-8
     TEL:086-224-8824 FAX:086-231-2730

********************
(公社)全日本鍼灸マッサージ師会 事務局
〒160-0004
東京都新宿区四谷3丁目12-17
TEL:03-3359-6049
FAX:03-3359-2023
URL:https://www.zensin.or.jp
メール:zensin@zensin.or.jp
********************

2022/07/06

令和4年度 夏期大学講座のご案内(7月24日、8月7日、8月21日)

令和4年度 夏期大学講座

【令和4年度 夏期大学講座日程】

メインテーマ:「ニーズに合った鍼灸マッサージ師を目指して」

 

 第185回 学術講演会(夏期大学講座 第1日目)

日 時:令和4年7月24日(日)10時00分~16時00分

場 所:ウィズあかし7階 学習室704

開講式:10時00分~10時20分

 

講演1. 10時30分~12時00分(90分)

講師:明石医療センター 呼吸器内科部長 畠山由記久 先生

講題:「当院のCOVID-19感染症の記録~これまでとこれから~」

 

講演2. 12時50分~16時00分 (180分)

講師:理学療法士  松本元成 先生

講題:「上肢の筋肉とスポーツ障害の関連について」

 

第186回 学術講演会(夏期大学講座 第2日目)

日 時:令和4年8月7日(日)10時30分~16時00分

場 所:兵庫県民会館3階 会議室303

講演3. 10時30分~12時00分(90分)

講師:関西医療大学 保健医療学部 はり灸・スポーツトレーナー学科教授  谷万喜子 先生

講題:「ジストニアに対する鍼灸治療 その2」

 

講演4. 12時50分~16時00分(180分)

講師:宝塚医療大学 保健医療学部 鍼灸学科教授 北小路博司 先生

講題:「男性更年期における鍼灸医療について」

 

第187回 学術講演会(夏期大学講座 第3日目)

日 時:令和4年8月21日(日)10時30分~16時00分

場 所:ウィズあかし8階 学習室801

講演5. 10時30分~12時00分(90分)

講師:森ノ宮医療大学 保健医療学部 鍼灸学科前教授  尾﨑朋文 先生

講題:「小児はりの概要と米山式小児はりの実際」

 

講演6. 12時50分~16時00分(180分)

講師:明治国際医療大学 鍼灸学部教授  伊藤和憲 先生

講題:「今日からはじめる養生学」

 

閉講式:16時00分~16時10分

2022/07/05

兵鍼会報249号

兵鍼会報249号(2022年7月発行)PDF版

以下、テキスト版となっております。


◆定時社員総会報告◆

   (公社)兵庫県鍼灸マッサージ師会

   (一社)兵庫県保険鍼灸マッサージ師協会

       会長 賀内 進一

 

 令和4年5月29日(日)神戸市立総合福祉センター 第5会議室において公益社団法人兵庫県鍼灸マッサージ師会の定時社員総会を開催した。

 本年度は新たな試みとして、外部監事はズーム参加としてスクリーンに映像を写し、リアルタイムで参加していただいた。今後会場出席出来ない会員さんでも、自宅や車中等で、PCやスマホで参加できるようにして行きたいと考えているので、一人でも出席者が増えることを希望しています。

 

 議決権のある社員総数         271名

 出席社員数(委任状による者を含む。)   195名

 (当日出席者:28名)

 出席理事   賀内進一  天野 豊  櫻井義明

        木村慎一  中南 正  梅木茂樹

        宇仁菅一郎 森田孝子  井上和哉

 欠席理事   梶原康生

 出席監事   高野好美  員外監事 中田德男

 以上のとおり社員の出席があったので、定款第17条に定める「総社員数の議決権を有する正社員が出席」していることから、適法に成立する旨報告があった。

 議長、議事録記名人及び記録人の指名を諮り、議長に杉輝章、副議長に小川結子、

議事録記名人に清木場順一、西田大祐 記録人に中村芳貢が満場一致で承認された。

 

【事前配布書類】

・定時社員総会招集通知・定時社員総会出席通知・委任状・議決権行使書

・令和4年度事業計画書・令和4年度収支予算書・令和3年度事業報告書

・令和3年度会務記録・令和3年度決算書・令和3年度正味財産増減計算書

・令和3年度貸借対照表・令和3年度財産目録・令和3年度監査役報告書

 

【報告事項】

  (1)令和4年度事業計画書

  (2)令和4年度収支予算書

 

【審議事項】

  第1号議案  令和3年度事業報告及び決算の承認に関する件

 議長は、当期(令和3年4月1日 至令和4年3月31日)における事業状況及び決算について、各担当の業務執行理事に報告を求め、各業務執行理事は、詳細に説明報告した。

令和3年度監査役報告書を監事 高野好美氏が読み上げた。

議長は、下記書類の承認を求めたところ、満場一致にて異議なくこれを承認可決した。

 ①令和3年度事業報告書 ②令和3年度会務記録 ③令和3年度決算書

 ④令和3年度貸借対照表 ⑤令和3年度正味財産増減計算書

 ⑥令和3年度財産目録  ⑦令和3年度監査役報告書

 

  第2号議案 定款第23条(役員の任期)による役員改選に関する件

 議長は、現理事10名及び現監事2名が本定時社員総会の終結と同時に任期満了し、

退任することになるので、その改選の必要がある旨を述べた。

役員改選に伴い選挙管理委員会委員長より、投票についての説明が行われた後、出席正社員に投票用紙が配られた。直ちに回収開票が行われ、立候補者全員が過半数の信任を得た。選挙管理委員長より、被選任者の氏名が報告された。

  理事 賀内進一  理事 天野 豊  理事 櫻井義明  理事 木村慎一

  理事 中南 正  理事 森田孝子  理事 宇仁菅一郎 理事 山口尚代

  理事 小川結子  監事 高野好美

 なお、被選任者は、席上その就任を承諾した。

 

その他

 会員個人のコロナ感染等の補助金、助成金申請について会の方で補助をしてほしいと

要望があり、今後対応できるように検討すると回答した。

 

 

 令和4年5月29日(日)神戸市立総合福祉センター第5会議室において一般社団法人兵庫県保険鍼灸マッサージ師協会定時社員総会を開催した。

 議決権のある社員総数         271名

 出席社員数(委任状による者を含む。)   195名

 (当日出席者:28名)

  出席理事  賀内進一  中村芳貢  天目満彦  梅木茂樹

  欠席理事  久徳直輝

  出席監事  横山善人

 以上のとおり社員の出席があったので、定款第17条に定める「総社員数の議決権を有する正社員が出席」していることから、適法に成立する旨報告があった。

 議長、議事録記名人及び記録人の指名を諮り、議長に小川結子、副議長に杉輝章、

議事録記名人に清木場順一、西田大祐 記録人に中村芳貢が満場一致で承認された。

 

【事前配布書類】

・定時社員総会招集通知・定時社員総会出席通知・委任状・議決権行使書

・令和4年度事業計画書・令和4年度収支予算書・令和3年度事業報告書

・令和3年度会務記録・令和3年度決算書・令和3年度正味財産増減計算書

・令和3年度貸借対照表・令和3年度財産目録・令和3年度監査役報告書

 

【報告事項】

  (1)令和4年度事業計画書

  (2)令和4年度収支予算書

 

【審議事項】

  第1号議案  令和3年度事業報告及び決算の承認に関する件

 議長は、当期(令和3年4月1日 至令和4年3月31日)における事業状況及び決算について、各担当の業務執行理事に報告を求め、各業務執行理事は、詳細に説明報告した。議長は、下記書類の承認を求めたところ、満場一致にて異議なくこれを承認可決した。 

 令和3年度監査役報告書を監事 横山善人氏が読み上げた。

 ①令和3年度事業報告書 ②令和3年度会務記録 ③令和3年度決算書

 ④令和3年度貸借対照表 ⑤令和3年度正味財産増減計算書

 ⑥令和3年度財産目録  ⑦令和3年度監査役報告書

 

  第2号議案 定款第23条(役員の任期)による役員改選に関する件

 議長は、現理事5名及び現監事1名が本定時社員総会の終結と同時に任期満了し、

退任することになるので、その改選の必要がある旨を述べた。

役員改選に伴い選挙管理委員会委員長より、投票についての説明が行われた後、出席正社員に投票用紙が配られた。直ちに回収開票が行われ、立候補者全員が過半数の信任を得た。 選挙管理委員長より、被選任者の氏名が報告された。

  理事 賀内進一  理事 中村芳貢  理事 天野豊  理事 木村慎一

  監事 天目満彦

 なお、被選任者は、席上その就任を承諾した。

 

その他

 師会と協会の予算での配賦割合を開示してほしいと要望があり、

次年度より総会資料に添付すると回答した。

 

 

□■役員就任のあいさつ(執行理事のみ)■□

 

  (公社)会長 兼 渉外部長

  (一社)会長   賀内進一

 5月29日、3年ぶりに会員皆様のお顔を拝見しながら令和4年度社員総会が開催されたことを喜んでいます。その両会の社員定時総会に於きまして、再び理事に選任され、理事会に於いて、代表理事(会長)に指名されました。新型コロナウイルス感染が収束しない中ではございますが、感染対策を十分にしながら鍼灸マッサージ師として県民皆様の健康づくりの為に、学術および技術の向上、良質かつ適正な施術の提供についての研修の機会を設けさせていただきます。学術講演会・普及啓発事業に積極的に参加してください。 現状に満足せず、未来に向けた、あはき業の改革を推進しなければなりません。

今般、自然災害が多発しております。2年前から兵庫県と災害時における医療救護活動に関する協定を結ぶ話を進めています。本年度中に締結が結ばれるところまで進んでいます。その際には会員の皆様の御協力が必要になってきますので、よろしくお願い申し上げます。鍼灸マッサージ師の存在意義を県民の皆様にアピールできる良い機会です。一歩一歩進んでいきましょう。

 

 

  (公社)副会長 兼 総務部長 兼 広報部長  天野 豊

 この度の総会にて、引き続き県師会の副会長兼総務部長兼広報部長を仰せつかりました天野豊です。今期は、県協会の理事も兼務することになりました。

 県師会・県協会共に理事の数が減ってはいますが、少数精鋭で会運営に尽力して参りたいと考えておりますので、ご理解とご協力の程お願いいたします。

 新型コロナウイルス感染も2年半が過ぎ、新型とは言わなくなってきました。新しい日常も定着してきましたし、ウエブ参加等の新たな事業開催の形も出来つつあります。より多くの皆様に事業参加していただけるよう務めて参る所存です。

 会員お一人お一人が県師会の未来を見つめ、協力し合い、業界を盛り立てて行けたらと考えておりますので、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

 

 

  (公社)副会長 兼 学術部長  櫻井義明

 さて、私こと5月29日の定時総会にて、引き続き副会長兼学術部長を就任することになりました櫻井義明です。前期中は格別のご懇情を賜り、誠にありがたくここに改めて厚くお礼を申し上げます。そして、会長に就任いたしました賀内先生と同様に、ご高配をいただきますようお願い申し上げます。

 なお、今後県師会の進展を図るために新役員とともに努力して行きます。また、業界の発展に微力を尽くして参る所存ですので、一層のご支援、ご教示を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

 

 

  (公社)財務部長 兼 事業部長

  (一社)財務部長   木村慎一

 この度、県師会の財務部長兼事業部長及び県協会の財務部長に就任することになりました木村慎一です。

 県師会経常収益の要である受取会費収入の減少が毎年続いており財務状況は厳しくなる一方です。とはいえこれ以上収益が減少していくとなると更なる費用の見直しが必要であると考えています。そして諸事情で事業部長に就任しましたが、なにぶんここ数年での視野視力の低下が著しいため皆様のお力添えが必須です。啓発事業についてはどれぐらい実施できるかわかりませんが、オンラインなどの活用も検討していきます。何卒ご協力よろしくお願い致します。

 県協会においては、経常収益の要である事業収益については当初の予測ほど減少しなかったことは幸いです。しかし例年厳しいことに変わりはありませんので、日々の確認業務を怠らないようにしていきます。以上、何とか既存会員の皆様と事務局が一丸となって踏ん張って行ければと考えております。皆様のご指導ご協力のほど重ねてお願い申し上げます。

 

 

  (一社)副会長 兼 保険部長  中村芳貢

 この度、副会長兼保険部長に引き続き就任しました中村芳貢です。コロナウイルス感染拡大、物価上昇等、厳しさを増す社会情勢です。保険取扱は患者様が安価に施術を受けていただく手段です。同意書の取得困難などたくさんの課題がありますので、より良い考えで交渉していけるように努めて参ります。皆様のご指導ご協力よろしくお願いします。

 

 

【学術部からのお知らせ】

    学術部長 櫻井義明

 まだ、完全に新型コロナウイルスの感染は収まっていませんが、昨年に引き続き開催となりました。夏期大学講座に参加し、学術の向上を図っていただきたく、下記の通りご案内申し上げます。本年度も特例措置として、生涯研修単位が25単位から15単位へ引き下げられる事になりました。本会の夏期大学講座は全て受講すれば18単位です。これだけで令和4年度の東洋療法研修試験財団生涯研修修了者賞がいただけます。是非、ご参加ください。

 尚、言うまでもありませんが、体調を万全にし、マスク着用のうえお越しください。

また、入り口で検温と手指のアルコール消毒をしていますので、ご協力をお願いします。

 

【令和4年度 夏期大学講座日程】

メインテーマ:「ニーズに合った鍼灸マッサージ師を目指して」

 

 第185回 学術講演会(夏期大学講座 第1日目)

日 時:令和4年7月24日(日)10時00分~16時00分

場 所:ウィズあかし7階 学習室704

開講式:10時00分~10時20分

 

講演1. 10時30分~12時00分(90分)

講師:明石医療センター 呼吸器内科部長 畠山由記久 先生

講題:「当院のCOVID-19感染症の記録~これまでとこれから~」

 

講演2. 12時50分~16時00分 (180分)

講師:理学療法士  松本元成 先生

講題:「上肢の筋肉とスポーツ障害の関連について」

 

第186回 学術講演会(夏期大学講座 第2日目)

日 時:令和4年8月7日(日)10時30分~16時00分

場 所:兵庫県民会館 303

講演3. 10時30分~12時00分(90分)

講師:関西医療大学 保健医療学部 はり灸・スポーツトレーナー学科教授 谷万喜子 先生

講題:「ジストニアに対する鍼灸治療 その2」

 

講演4. 12時50分~16時00分(180分)

講師:宝塚医療大学 保健医療学部 鍼灸学科教授 北小路博司 先生

講題:「男性更年期における鍼灸医療について」

 

第187回 学術講演会(夏期大学講座 第3日目)

日 時:令和4年8月21日(日)10時30分~16時00分

場 所:ウィズあかし8階 学習室801

 

講演5. 10時30分~12時00分(90分)

講師:森ノ宮医療大学 保健医療学部 鍼灸学科前教授 尾﨑朋文 先生

講題:「小児はりの概要と米山式小児はりの実際」

 

講演6. 12時50分~16時00分(180分)

講師:明治国際医療大学 鍼灸学部教授  伊藤和憲 先生

講題:「今日からはじめる養生学」

 

閉講式:16時00分~16時10分

 

 

【地区だより】

 西宮地区より便りが届いていますのでご紹介します。

 

令和4年度前期・市民対象講座

「健康ツボ療法」を終えて

西宮地区 古小路颯太

 

 西宮鍼灸マッサージ師会では、これまでに、市民祭りでの無料治療奉仕、認知症つながりフェア、医療介護のバリアフリー(交流会)、メディカルケアネット西宮等で他の介護・医療団体との交流や啓蒙活動を行ってきました。2019年度は、鍼灸・マッサージを広く市民の方に知っていただくために『ツボ講座』を実施いたしました。西宮市の公民館の空き時間を活用した企画『公民館活動促進プロジェクト』を利用して行いましたが、2020年以降新型コロナウィルスの流行で、そういった地域の活動ができていませんでした。2022年度は、感染状況が落ち着きつつあることから、2019年度の反省を活かしつつ、4つの公民館で「健康ツボ療法」講座を実施することにしました。今年度の講座を進めるにあたり行われたミーティングでは、前回の反省を活かし、

・担当の先生がその治療院がある周辺の地域を担当すること

・講座の内容は全90分の中で実技・実践を少なくとも半分以上の時間を実施すること

等が話し合われました。

 

【実施】

①「山口公民館」4月17日(日)13:30-15:00 担当:菅先生

②「鳴尾東公民館」5月23日(月)13:30-15:00 担当:瀧川先生

③「甲東公民館」5月31日(火)13:30-15:00 担当:古小路

④「塩瀬公民館」6月4日(土)13:30-15:00 担当:菅先生

【参加者数】

山口公民館13名、鳴尾東公民館13名、甲東公民館9名、塩瀬公民館9名 

合計44名

 

【実施してみて】

 私は甲東公民館で講座を実施しました。座学では「健康とは身体の循環が行われている状態のこと」「身近な方にケアをしてあげるメリット」等の話を20分程行い、その後、鍼灸の紹介、ツボの紹介、ケアの実践を行いました。参加者の方は、肩こり・腰痛・膝の痛み・左手の痺れ、夫の肩こり等さまざまな悩みを抱えており、積極的にセルフケアの方法を知りたいと情報収集している方がほとんどでした。具体的なツボの場所を説明すると、「ああ、ここか!」や「きく!」といった説明のしがいのある反応が得られました。中にはマッサージを受けられると思って来所されて、セルフケアと聞いて残念がっている方もいらっしゃいました。9名のうち1名が、治療院への来院につながり、継続で腰痛治療を行っています。

 塩瀬・山口地域の講座後アンケートでは、次回の開催を望む声があり、より実践的な腰痛改善のツボの紹介や具体的な実技を希望されている方がいらっしゃいました。

 

【今後について】

 講座実施後に行ったミーティングでは、「治療院の時間を割いて講座を行っているため、継続的に行っていくためには、実施する先生方にもある程度のメリット(治療院の来院へつながる等)が必要」「漠然とした《ツボ療法》というテーマではなく、《肩こり》や《腰痛》等、症状を絞ってより困っている方へ届くような講座が必要」等の意見が出ました。

 参加者を治療院の来院に繋げるには、ケアの方法を情報提供したり、鍼灸について知ってもらったりする以外に、専門の鍼灸マッサージ院で診てもらうことにとても「メリット」があるというメッセージを上手に伝えられる工夫が必要だと感じました。

来年度以降どのようにしていくか、今後もミーティングを重ねてまいります。

 

【全鍼連盟会費納入のお願い】

 近日、各地区長宛に全鍼連盟会費および寄付金のお願いが届きます。

会費は年間1,000円です。(寄付は大歓迎)

 政治の力無くては、法や制度をより良い方向へ持って行くのは大変難しい事です。

お一人でも多くの会員様のご協力が必要となります。

各支部で取りまとめの上、8月中旬頃までに県師会へのお振り込みをお願い致します。

 

 

 

★☆★表彰おめでとうございます★☆★

☆彡旭日双光章☆彡

 梅木茂樹(うめき しげき)氏

 

  • 永年在籍表彰 (4名)

 西宮:今福 稔(いまふく みのる)氏

 尼崎:今村 健蔵(いまむら けんぞう)氏

 尼崎:岩川 光秀(いわかわ みつひで)氏

 尼崎:中西 泰一郎(なかにし やすいちろう)氏

 

◎財団法人東洋療法研修試験財団 研修修了証書授与者◎ (21名)

1.天野 豊氏   2.井上和哉氏   3.今村健蔵氏

4.上田敦史氏   5.宇仁菅一郎氏  6.岡山孝守氏

7.小川結子氏   8.賀内進一氏   9.木村慎一氏

10.櫻井義明氏  11.高田伊織 氏   12.高野好美氏

13.瀧川敦子氏  14.難波正博氏   15.西田大祐氏

16.藤井カンナ氏 17.前川茂彦氏   18.村田恵也氏

19.安井文夫氏  20.横山善人氏   21.與那嶺清春氏

 

 

【保険だより】

はり師、きゅう師及びあん摩・マッサージ・指圧師の施術に係る療養費の支給について

 令和4年6月1日以降の施術分から施術料金等を下記のとおり改め、適用することとなりましたので、お間違えの無いようご注意ください。

 

1 はり、きゅう

(1)初検料

① 1術(はり又はきゅうのいずれか一方)の場合 

  1,780円

② 2術(はり、きゅう併用)の場合

  1,860円

(2)施術料

① 1術(はり又はきゅうのいずれか一方)の場合

  1回につき 1,550円

② 2術(はり、きゅう併用)の場合

  1回につき 1,610円

注 はり又はきゅうと併せて、施術効果を促進するため、それぞれ、はり又はきゅうの業務の範囲内において人の健康に危害を及ぼすおそれのない電気針、電気温灸器又は電気光線器具を使用した場合は、電療料として1回につき34円を加算する。

(3)往療料 2,300円

注1 往療距離が片道4キロメートルを超えた場合は、2,550円とする。

注2 片道16キロメートルを超える場合の往療料は往療を必要とする絶対的な理由がある場合以外は認められないこと。

(4)施術報告書交付料 480円

 

2 あん摩・マッサージ

(1)マッサージを行った場合

  1局所につき 350円

(2)温罨法を(1)と併施した場合

  1回につき 125円加算

注 温罨法と併せて、施術効果を促進するため、あん摩・マッサージの業務の範囲内において人の健康に危害を及ぼすおそれのない電気光線器具を使用した場合にあっては、160円とする。

(3)変形徒手矯正術を(1)と併施した場合

  1肢につき 450円加算

注 変形徒手矯正術と温罨法の併施は認められない。

(4)往療料 2,300円

注1 往療距離が片道4キロメートルを超えた場合は、2,550円とする。

注2 片道16キロメートルを超える場合の往療料は往療を必要とする絶対的な理由がある場合以外は認められないこと。

(5)施術報告書交付料 480円

 

また、6月分より往療内訳表の様式が変更されました。

変更内容としましては、出張専門の施術者の場合に○をつける欄が追加されています。

新様式は、県師会のホームページからダウンロードすることができますので、ご利用ください。

 

 

【事務局からのお知らせ】

◆厚生労働大臣免許保有証の更新及び新規申請について◆

 

 本年度も厚生労働大臣免許保有証の受付が7月1日より始まっています。

すでにお持ちの方で平成35年3月31日に有効期限を迎える方は更新をお願い致します。

 この保有証は、出張業務や病院・デイサービス等で働く方、ボランティア参加される場合など、国家資格を取得している旨を対外的に知ってもらい、安心で安全な施術を受けていただくためのツールとして大きな役割を果たす事と思います。まだお持ちでない方は、是非申請をお願い致します。

 

1.申請期間:令和4年7月1日~8月31日

2.申請発行代

《新規・更新》

 会員 2000円 会員外 4000円

《書換え・再交付》

 会員 3000円 会員外 4000円

3.手続き資料について

 新規申請の方は、県師会事務所へご請求ください。

 更新に該当される方は、事務所より書類をお送りいたしますので、同封の申請用紙にご記入のうえ8月31日必着でご返送ください。

(対象者なのに案内が届かない場合は、事務局までご連絡ください)

 

 

◆お盆休業日のお知らせ◆

 当事務局は下記の通りお盆期間を休業させていただきます。

ご不便をおかけしますが、宜しくお願い申し上げます。

休業日:8月13日(土)~8月15日(月)

 

 

◇◆◇編集後記◇◆◇

 今年の夏は非常に暑くなると予想されております。

熱中症にはくれぐれも用心してください。

「夏」の食べ物と言えば、日本人なら何と言っても「そーめん」は欠かせないですよね。

でも「そーめんつゆ」ばかりでは飽きてしまいます。そこで、今回は手軽に出来る「アレンジそーめん」をご紹介します。

 

《冷やし中華風 そーめん》

‘材料’

具材:めん1束。キュウリ3分の1。ロースハム2枚。もやし3分の1袋。レタス1枚。

調味料:からしマヨネーズ、酢、砂糖 各大匙2杯。ごま油少々。

 

★作り方

1:鍋に1リットルの水を入れ沸騰させる。

2:お湯が沸く間にキュウリ、レタス、ロースハムを千切りにする。

3:沸騰したら「もやし」を湯がき、取り出して冷ましておく。

4:沸いている鍋に麺を入れお箸で混ぜたら火を止め2分放置。

5:2分経ったらザルに麺を移し冷水で冷やし水を切る。

6:深皿に麺、②で切った具材と③のもやしを盛り付ける。

7:用意した調味料をよくかき混ぜて上から回すように掛ける。

8:全体をよくかき混ぜてからお召し上がりください。

※具材は、お好みで…。(錦糸卵・焼き豚など)

※酢の苦手な方は酢を減らし砂糖を増やす。

※からしマヨネーズが苦手な方は普通のマヨネーズを。

 

 ♪ご♪ち♪そ♪う♪さ♪ま♪で♪し♪た♪

 

 

【発行所】 公益社団法人 兵庫県鍼灸マッサージ師会

      一般社団法人 兵庫県保険鍼灸マッサージ師協会

 

〒673-0018 明石市西明石北町3丁目8番15号

TEL (078)-926-0801   FAX (078)-926-0802

mail  info@mam-hyogo.or.jp

                URL  https://mam-hyogo.or.jp/

 

【発行者】会長 賀内進一   【編集担当者】広報部長 天野 豊

最新の記事