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2019/03/20

花粉症に鍼灸治療で症状緩和 - ビジネスジャーナル 

2019.03.19 ビジネスジャーナル
「花粉症、鍼(はり)治療で症状緩和…発症前や極力早めの治療で効果大」という記事が、ビジネスジャーナルの公式サイトに掲載されています。

花粉症は毎年2月ぐらいから話題に上り始め、3月から4月にかけてピークになります。

多くはスギ花粉が原因とされていますが、それ以外にもヒノキなど、あるいは春以外にも症状が出る人がいらっしゃいます。

夏にはイネ科、秋にはキク科など、さまざまなようです。

そのような花粉がアレルゲン、つまりアレルギーの原因となって、体内において異物への反応として、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が現れるわけですね。

アレルギーは体の免疫機構の過剰反応ともいわれますが、いったん症状が出てしまうと、なかなかおさまらず、落ち着かない状態が続きます。非常にやっかいですね。

今年は特に、例年より花粉の飛散量が多いといわれていますので、花粉症を持っている人にとっては憂鬱な季節となりそうです。

 
この花粉症の症状を鍼灸治療で軽減できるかもしれない、という内容が今回ご紹介する記事です。

免疫機能が乱れるということは、体内の自動調節機能がくずれるということかもしれません。

鍼灸は体内でくずれたバランスを整える方向に効果的であるといわれますので、こういったアンバランスを戻すのは得意分野なのだろうと考えられます。

 
花粉症の主な症状は前述の通り、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどですが、ほかにも鼻の粘膜が痒くなったり、涙の分泌が多くなったり、頭痛が出てしまう人もいらっしゃるようです。

鍼灸治療ではこういった局所的な症状を抑えるために、局所的なツボが使われることもありますが、局所から離れたツボも数多く使われます。

あるいは、そういった直接的な症状緩和ではなく、根本的な、アレルギー反応という過剰反応を抑えるための、「体内バランス調整」という目的でツボが選択されることもあります。

 
今回の記事では、そのような内容も書かれています。

「局所的な効果」と「遠隔の作用」で症状を抑制、という部分で下記のように書かれています。引用させていただきます。

鍼治療では、局所的な効果と遠隔の作用を利用して症状を抑えていく。
「鍼を打った箇所の緊張を緩め、流れを良くするのは『局所的な効果』。それに、頭痛を和らげるために手の甲にあるツボを刺激するような『遠隔の作用』をうまく組み合わせて、原因にアプローチしていきます。そこは施術者の腕の見せどころでもあります」

また、花粉症の症状が出てからではなく、出る前に手を打つといいと紹介されています。

そして、局所的な冷えの改善も必要なようですね。

そのあたりは鍼灸の「バランスを整える」という目的にも合致する部分かもしれません。

 
当サイトでもアレルギーや花粉症に対して鍼灸治療が有効であるという記事をご紹介してきました。

こちらもあわせてご参照ください。

 ⇒ 鍼灸はアレルギー性鼻炎にも有効 - アメリカ

 ⇒ アレルギー性鼻炎ガイドラインに鍼治療が掲載 ? アメリカ

 ⇒ 花粉症に鍼灸治療 その効果は?

 
肩こりや腰痛だけではなく、体のバランスを整えてくれる可能性がある鍼灸治療ですが、花粉症やアレルギーの改善にも期待できそうですね。

 
今回の記事の詳細は、「ビジネスジャーナル」のサイトをご参照ください。

◆ビジネスジャーナル ヘルス・ライフ – 花粉症、鍼(はり)治療で症状緩和…発症前や極力早めの治療で効果大
https://biz-journal.jp/2019/03/post_27053.html

 
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