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お知らせ

2024/09/02

東洋療法362号(令和6年9月1日発行)

東洋療法362号(電子ブック版)

東洋療法362号(PDFカラー版)(4.20MB)
東洋療法362号(PDF白黒版)(2.87MB)

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目次

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1  広告ガイドライン検討会終了!
  「無資格者の行為に関する広告について」「業態+(プラス)治療院の名称使用可能」の項目が盛り込まれる!!
2  News 新任師会長のご紹介
3  第7回 DSAM 災害支援鍼灸マッサージ師合同育成講習会報告
4  令和6年度 認定訪問マッサージ師・認定機能訓練指導員更新研修会開催
5  改正障害者差別解消法が施行されました
6  中医学コラム(5)
7  医者いらず 健康長寿処方箋(123) 「レプリコンワクチンと病原体ビジネス」
8  Dr.タコのちょっとエッセイ 「エイジズム~老いを排除する社会~」
9  協同組合ニュース
10 インフォメーション 研修会・イベント開催予定
11 編集後記
*****
以下本文

1 広告ガイドライン検討会終了!
「無資格者の行為に関する広告について」「業態+(プラス)治療院の名称使用可能」の項目が盛り込まれる!!

 平成30年5月10日から始まった検討会が6年の年月をかけて終了となりました。業界の皆様におかれましては「やっと
か」と感じていることだと思います。
 これまでの経緯はご存じのように、コロナ禍における中止が長かったこと、長くかかっていることによる構成員の交代。それ
による問題点の差し戻し等、様々な原因があったと思います。
 今回の内容が今後の指針となる可能性を考えると、様々な問題点をクリアにしていく必要もありました。中でもあはき業界に
おいて無免許業者の広告できる範囲があまりにも多く、無免許業者の方が、優位性が強く、多くの是正が必要であると訴えてき
ました。それと並行して、やはり単独「治療院」の名称が使えるようになることが重要であると考えていました。
 結果として単独「治療院」はかないませんでしたが、業態を付ければ病院等との誤認が起こらないと主張し続けて、継続的に
「業態+(プラス)治療院」という名称を使用することが可能になりました。これにより「治療院」という名称では開設届を受
理していただけなかった地域が無くなることになります。また、最後の検討会では、色々な経緯があることにより全鍼師会とし
て単独「治療院」にできるようにと強く要望しております。
 無免許者の行為に関する広告については、全鍼師会(ぜんしんしかい)の主張をかなり盛り込んでいただきました。特に「あ
はき柔整(じゅうせい)等に関する広告ガイドライン」の中に「無資格者の行為に関する広告について」という項目が盛り込ま
れることになったのは大きな成果だと思います。この事により業務独占の優位性が確保され、マッサージを業としていると誤認
を与える広告がガイドライン違反になります。これらの広告を認識しながら放置していた広告代理店、雑誌社、放送局 、公共施
設、宿泊施設、商業施設等に関しても指導対象となり、広告業界にも問題提起ができるため、無免許業界が新しい広告を打つに
もかなりの制限が出てくるのではないかと感じています。
 今後においては、Q &(アンド)A が発出されると思います。それと並行して都道府県において無免許業者の指導要請の強化
をお願いしたい。また私たちも「治療院」という言葉をしっかり使用し、無資格との差別化を図ることが必要であると感じまし
た。
                                      (法制委員長 森 孝太郎 もりこうたろう)

2 News ★新任師会長のご紹介
(7月31日現在 報告)

●群馬県師会
岩﨑 敏明(いわさきとしあき)会長
〈会長住所〉〒370-0321
太田市新田木崎町1057 いわさき治療院
電話:0276-56-3800

●神奈川県師会
大淵 真(おおふちまこと)会長
〈会長住所〉〒224-0001
横浜市都筑区中川1-20-1 サファーレ中川2F-B ひまわり治療院都筑
電話:045-479-6123

●沖縄県師会
山内 道太(やまうちみちた)会長
〈会長住所〉〒901-2316
中頭郡北中城村字安谷屋192 徳やまうち治療院
電話:098-935-5678

◎事務所移転
◆青森県師会
〒031-0804
八戸市青葉1-15-8 ベッセル102
※電話等変更なし

◆福岡県師会
〒812-0022
福岡市博多区神屋町2-4 フラワービル2F
電話:092-409-5877
FAX:092-409-5878

3 第7回 DSAM 災害支援鍼灸マッサージ師合同育成講習会報告

 令和6年7月28日、10時から16時30分まで履正社国際医療スポーツ専門学校体育館で第7回DSAM災害支援鍼灸マッ
サージ師合同育成講習会が開催された。
 参加者は、北は北海道から南は沖縄まで全国からとろけそうな暑さの中、大阪に82名の受講者が集結した。どの時期に起こ
るかわからない災害にこの暑さも想定された。
 午前10時、DSAMから是元(これもと)代表・仲嶋(なかじま)副代表が能登半島地震でのDSAMの活動報告と午後からの
演習の説明、段ボールベッドと簡易パーテーションの使い方の演習をおこなった。
 午後からは各班に分かれ、それぞれファシリテーターが2から3名付き、教室にあるものを使い避難所での避難者支援のブー
スを作るところから始まり、受付、問診、避難者、施術者役を決め避難者支援の一連の流れを演習した。
 受講生のほとんどが最初はどうしていいかわからず戸惑っていたが、演習が進むにつれ徐々に慣れていき、自分がここで何を
なすべきか、どう動くべきかを考えられるようになってきたことは演習の成果だったと思う。
 今回は演習を通じて災害現場でDSAMがどう動くかを体験してもらい、いつ起こるかわからない災害発生時に即戦力になれる
ように少しは役に立ったと思う。今後、指揮官を育てるべく一歩進んだ演習も考えている。
 来年の開催はまだ決まっていないが今年以上に実(み)のある演習を踏まえた講習会をおこないたい。
                                    (災害対策委員長 仲嶋 隆史 なかじまたかし)

4 令和6年度 認定訪問マッサージ師・認定機能訓練指導員更新研修会開催

 令和6年度の認定訪問マッサージ師・認定機能訓練指導員更新研修会が、7月7日に東京医療福祉専門学校で開催されまし
た。今年も昨年同様、対面・ライブ配信・オンデマンドでの開催がおこなわれました。
 研修内容は、『療養費改定の最新情報』について、往田 和章(おおたかずあき)氏〈(公社)全日本鍼灸マッサージ師会副会
長〉からマイナカード資格確認の登録方法や運用手順に関する説明、そして今年度の療養費改正の詳細とその背景についての講
義がおこなわれました。
 午後の研修では、『あはき師の経営の実際』に焦点を当て、大場 裕之(おおばひろゆき)氏〈(公社)日本あん摩マッサージ
指圧師会〉からは個人開業までのプロセスやSNSの活用時の注意点について、そして小川 眞悟(おがわしんご)氏〈(公社)全
日本鍼灸マッサージ師会理事〉からはデイサービスや居宅介護支援事業所の運営、新しい通所介護事業に関する時代の変化に応
じた取り組みについての講義がありました。尾野 彰(おのあきら)氏〈(公社)全日本鍼灸マッサージ師会副会長〉も、利用者
のニーズに応じた多岐にわたる事業展開の必要性や、人口動態の変化に基づく小児を中心とした事業の重要性について講義をお
こないました。最後に、対面およびオンラインのグループディスカッションがおこなわれました。
 参加者からは、あはき師の多様な活躍の場についての感想が寄せられ、経営に関する話を聞くことで将来の可能性が広がった
との意見がありました。
 今回の更新研修には31名が参加し、そのうち21名が更新を果たしました。講義のみを視聴する参加者も多く、療養費改定
や施術所の経営に対する関心の高さがうかがえます。これらの反応を踏まえ、来年度以降の企画に反映させたいと考えていま
す。
 最後に、平成23年から始まった認定訪問マッサージ師研修会と平成30年から始まった認定機能訓練指導員研修会につい
て、今後も認定者数を増やし全国に認定者を広めていくため、令和6年度の認定訪問マッサージ師・認定機能訓練指導員研修会
の受付が各団体で7月1日から8月末日まで一斉に開始されておりますので、奮ってご参加下さい。
                                       (報告:東洋療法将来研究会実行委員)

5 改正障害者差別解消法が施行されました
顧問弁護士 井上 雅人(いのうえまさと)

 2016年に施行された障害者差別解消法(以下「法律」と記載します。)は、障害のある人の求めに応じて、負担が重すぎ
ない範囲で困りごとに対応する「合理的配慮」の義務を、国、地方自治体等の行政機関や民間の事業者に課しています。この義
務について、行政機関等は法的義務であったのに対し、民間の事業者は努力義務(「努めなければならない」)とされていまし
た。しかし、令和6年4月1日に改正法が施行されて民間の事業者も法的義務(「しなければならない」)となりました。
 民間の事業者とは、商業その他の事業を行う企業や団体、店舗等であり、営利か非営利か、個人か法人かを問わず、同じサー
ビス等を反復継続する意思をもっておこなう者をいい、ボランティア活動をするグループ等も含まれます。また、この法律で障
害者とは、障害者手帳をもっている人だけでなく、身体障害、知的障害、精神障害等がある人で、障害や社会の中にある障壁
(バリア)によって日常生活や社会生活に相当な制限を受けている人全てが対象となります。
 それでは、合理的配慮とは具体的にどんなことを言うのでしょうか。身近なところでは、電車の駅のホームで車椅子が乗降で
きるように駅員さんが電車とホームの間にスロープ板を置くこと(この場合は電車とホームの間の段差等がバリアとなりま
す。)、講演会やシンポジウム等で、発言内容がわかるように手話通訳をつけたり、要約筆記を掲示することなどです(この場
合は手話通訳等が無い状態がバリアになります。)。
 ところで、法律では、合理的配慮義務を負うのは、障害のある人から求めがあった場合とされています(8条2項「障害者か
ら現に社会的障壁の除去を必要としている旨の意思の表明があった場合」)。すなわち、障害のある人が日常生活や社会生活を
送るうえでの社会的なバリアを取り除くための配慮を必要としていると伝えることです。前述の駅のホームの例でいえば、車椅
子を使っている人が、駅員さんに、電車の乗り降りがスムーズにできるように対応してほしいなどと申し出ることです。しか
し、障害の特性等よっては自分で伝達をすることが難しい人もいます。そのような場合には、家族や介助者など本人のコミュニ
ケーションを支援する人が本人を補佐して求める場合も含むと理解されています。さらに言えば、「全ての国民が、障害の有無
によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現」という法律の目的からすれば、
障害のある人が社会的なバリアの除去を求めているということが明らかな場合には、明示的な求めがなくても自主的に対応する
ことが望ましいといえます。
 次に、法律は、民間の事業者の負担が重すぎない範囲で、社会的なバリアの除去を実施するための合理的配慮を義務づけてい
ます(8条2項 社会的障壁の除去の「実施に伴う負担が過重でないとき」と規定されています。)。負担が重すぎる場合にあた
るのかどうかの判断要素の目安として、事業への影響の程度や実現可能性、費用・負担の程度などが政府指針で示されていま
す。例えば、ビル(エレベーターなし)の2階フロアを店舗にしている事業者に、車椅子を使っているAさんから、店に行きた
いけれど階段では無理なので車椅子で昇降できる機械を付けてほしいという求めがあった場合、それは負担が重すぎるというこ
とになる場合もあると考えられます。では、その店舗が中2階にあって階段の段数が10段程度の場合に、従業員2人で車椅子
を持って階段を上げてほしいとAさんが申し出た場合はどうでしょうか。この場合には、その店の従業員数や来客対応が集中す
る時間帯かどうかなどで変わってくるかもしれません。もし、従業員による対応は可能だけれど申出があった時点(繁忙時)で
の対応が難しかったとしても、「今忙しい時間帯なので無理です。」と断って終わることなく、Aさんに状況を説明することが
必要です。そうすることによって、Aさんは、お客さんが少ない時間帯を教えてもらって再度来店するかもしれません。このよ
うに、合理的配慮の提供にあたっては、社会的なバリアを取り除くためにどのような方法があるかについて、障害のある人の考
えも聞きながら建設的な対話を重ねて解決策を考えることが求められます。
 合理的配慮との関係で最近気になったことがあります。知的障害のある人が利用する福祉サービスの利用契約書に記載されて
いる全ての漢字に平仮名のルビが振ってありました。事業所に聞くと、障害がある人でもわかるようにするための取り組みだと
いうことでした。しかし、このような対応は、平仮名で読めば意味・内容が理解できる人にとっては良いですが、そうではない
人にとってはルビを振っただけでは理解できません。福祉サービスを利用しようとする人がその内容を理解できるようにするの
であれば、重要な点について別途説明用の資料を作ることなどが考えられます。法律は、合理的配慮の提供について、「当該障
害者の性別、年齢及び障害の状態に応じて・・・合理的な配慮をしなければならない。」と規定しています。とりあえずルビを
振っておけば合理的配慮をしたことになるという考えではないとは思いますが、障害がある人一人ひとりが抱えている社会的障
壁は何かという点を考える必要があります。
 最後に、民間の事業者にも合理的配慮の提供が法的義務とされたことで、加重な負担がないにもかかわらず合理的配慮がされ
なかったことにより、障害のある人が何らかの損害を被った場合には、その義務違反を理由に損害賠償請求がされることも考え
られます。合理的配慮の提供は、障害のある人への単なる思いやりではなく法的義務であることの認識が必要です。

6 中医学コラム(5)

北京中医薬大学国際学院 名誉顧問・名誉主任 梅野 弘樹(うめのひろき)

 梅野(うめの)先生は、北京に本拠地を置く世界中医薬学会連合会常任理事として、「黄帝内経(こうていだいけい)研究
会」(毎週)、「中医学 講座」(隔月)、「太極拳教室」(毎月2回)を通して、日本での中医学普及に努めておられます。
連絡先:shiga-skm-shikai@leto.eonet.ne.jp
電話:(077)526-4199 (077)523-4114

 中医学を理解するためには般若心経を理解することが不可欠だと書いた。それでは次に必要なものを紹介したい。それが道教
である。道教とは中国大陸で自然発生した土着の宗教で、仏教、儒教と並んで中国三大宗教と呼ばれている。1986年『霊幻
道士(れいげんどうし)』という映画に出てきたキョンシーが道士(道教信者)だと言えば分かる方も少なくないかもしれな
い。
 道教は多神教に属する。多神教と呼ばれる宗教は道教の他にバラモン教、ヒンズー教、仏教等がある。多神教の対側にあるの
が一神教である。ゾロアスター教、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教等がある。多神教は元々アニミズム(全てのものに霊魂
が宿っているという考え方)から始まっていて、森林生活をする者から起こったと言われている。森林では膨大な情報が存在し
ていて、各々が独立して自己主張している。したがってどの自然現象が優位かは断言できない。故に全ての現象に敬意を払って
きた結果が多神教となったのである。
 一方の一神教は砂漠から起こったと言われている。砂漠は乾燥地帯で、常に口渇に苦しんでいて、この口渇に苦しむ者達を潤
してくれる英雄こそが神として崇められるのである。しかも砂漠は森林のように多くの情報に接することが少ない。僅かな情報
に縋るよりも、まずは口渇を潤してくれる者こそが神となり得るというわけである。
 道教の礎を作った漢民族が目指したのは徹底した現実主義による不老不死である。永遠の生命なんてあり得ないと最初から諦
めるのではなく、何とか実現できないものかと考えることから始めるのが道教の真髄である。
 道教では人智の及びのつかないレベルまで引き上げられた者達を仙人と呼び、この者達が歩む道を神仙道と呼ぶ。神仙は神僊
ともいい、不老長寿の術を体得した者を指し、永遠不滅の神仙境に住んでいるとされている。この神仙境は渤海(ぼっかい)の
東方に位置しているとされているのだが、何故、渤海の東方という海の中に存在するという、あり得ないことが信じられてきた
のだろうか。この理由として「蜃気楼(しんきろう)」が考えられている。蜃気楼という不思議な自然現象を人々は神々しく思
い、それを尊いものとして崇めてきたというわけである。
 仙人が目標とするのは、自然状態で時間とともに増大するエントロピーを減少させることである。万物は全て生から死へ不可
逆的に向かって進んでいるように見えるが、道士はこれを可逆的と捉えて、その手段を模索してきたのである。道教を定義する
とすれば、「不老不死、健康長寿を主な目的とし、現世利益を追求する宗教」と言える。道教の中心的概念は「道(タオ)」で
ある。道士によると、道は五官で感じ取ることができないもので、人間にとって存在を認めにくいものであるという。なぜ存在
を認めにくいのかというと、人間は五官によって感じて、初めてその存在を肯定するようにできているからである。しかし道士
は道の存在が多くの者から認められなくても、「道は五官で感じ取ることができないが、全宇宙を支配している法則に従って機
能している永久不滅のものである」と主張している。
 我々はたとえ見ることができなくても、その存在を肯定していることが少なくない。例えば夜と昼、冬と夏、死と生 等が交互
に現れることを体感することによって肯定している。道士はこれらの現象を「陰陽」によって表現していて、実はこの陰陽が道
士の中心的思想になっているのである。
 ここで断っておかなくてはいけないことがある。たとえ道士が不老不死を願ってあらゆる手段を試みてきたといっても、人間
は宇宙の一部だと主張している立場上(たちばじょう)、試みる手段は宇宙の法則から外れることはない。また、道士は現世利
益を追究するからといって、現世が全てであり、死んだら何も残らないという発想は持ち合わせていないということである。あ
くまでも宇宙の法則に則り、現世利益への拘りが強いだけなのである。
 道教の身体観について触れておこう。道教における身体観は「心身一元論」を採用している。欧米思想によると、心は肉体と
離れた存在で、肉体は心をまとう仮の衣服にすぎないという「心身二元論」を採用しているので、これとは全く逆になる。心身
二元論を具現化したものが「木乃伊(ミイラ)」である。たとえ死によって現世が終わったとしても、再び現世に戻ってきた際
に、肉体がなければ生き返ることができないために、古代エジプト人は自らが宿る肉体を保存しておこうと考えたのである。当
時はミイラを作成するミイラ職人がいて、職人に支払う金額によってランクが分かれていたというのは驚きである。
 道教が採用している心身一元論によると、心は心という形をした「気」で、肉体は肉体という形をした「気」だと主張してい
る。人体だけではない。この森羅万象(しんらばんしょう)に存在するもの全てのものにこの考え方が当てはまる。宇宙がどん
なに多様化して、今までに見たことのない物質やあるいは生物が誕生したとしても、それを成立させている根本には一元的なも
のが存在していて、あらゆるものはこの一元的なものから離れることができないと説いている。この一元的なもの、それを道士
は「気」と称しているのである。
 宇宙に存在するありとあらゆるものが気から生じているならば、人体も宇宙と同じ源から発していることになり、人体も宇宙
も元を正せば同類になるのだ。故に道士は「人体は小宇宙である」という結論を導き出しており、この発想は現在でも否定され
ることなく、多方面で多くの賛同を得ていることは、今さら申し上げるまでもない。

7 医者いらず 健康長寿処方箋(123)

健康科学研究所所長・大阪市立大学医学部名誉教授 井上 正康(いのうえまさやす)
 
 井上 正康(いのうえまさやす)先生は、癌や生活習慣病を「活性酸素」やエネルギー代謝の観点と、地球や生命の歴史という
大きな視野で研究されている国際的研究者です。現在、多くの府県師会主催の公開講座で講演され大好評を博しています。ぜひ
貴師会(しかい)でも!!
ご連絡はURLより。http://www.inouemasayasu.net

「レプリコンワクチンと日本政府の犯罪的病原体ビジネス」

 人間の身体は蛋白質、脂肪、炭水化物、ミネラルや大量の水で構築されている。これは身体が栄養素の塊であることを意味す
る。その為、人も常に肉食獣や微生物に狙われる宿命にある。文明が進歩したお陰で肉食獣に襲われる脅威は無くなったが、微
生物に狙われるリスクは今でも少なくない。病原体は人類永遠の宿敵なのである。これに対する対策として進化してきたのが、
自他を認識して異種生命体に対処する免疫システムである。異物が体内に侵入する主要経路は、口腔、鼻腔、皮膚、膣などであ
る。口から入る異種生命体の大半は食物であり、これを拒絶すると餓死する。膣から入る代表的生命体である精子を排除すると
種が絶滅する。この為、口や膣から入る異種生命体に対しては選択的排除機構が進化し、その主役が白血球の活性酸素代謝系や
分泌型免疫グロブリンIgAである。これら以外に病原体が侵入する主要な経路は皮膚である。ここは病原体を排除する最大の結
界であり、皮下組織には強力な免疫防御システムが配置されている。他人の心臓や肝臓は簡単に移植可能であるが、皮膚のみは
自家移植しか出来ないのはその為である。BCGワクチンなどを皮下や皮内(ひない)に接種して免疫刺激するのはこの為であ
る。自他の認識を基本とする免疫反応には大きな個人差がある。クローンである実験用マウスなどと異なり、雑種であるヒトの
免疫特性は百人百様(ひゃくよう)であり、その検知は本人の自覚症状が主体となる。
 天然痘を撲滅したとされているジェンナーの種痘はワクチン史における金字塔と教えられてきたが、そこには知られない大き
な落とし穴がある。天然痘のワクチンには弱毒化ウイルスが用いられるが、これを大量培養する際に“復帰変異”と呼ばれる機構
で強毒株(きょうどくかぶ)が出現する事が少なくない。この為に「天然痘ワクチンにより多数の人間が死んでいる」との皮肉
な事実がある。しかし、大半の医学生はこの様な楽屋裏の事情を学ぶ事は無く、ワクチンに関する医師の知識も素人に毛の生え
た程度である。しかし、多くの医師は病原体にはワクチンが絶対的であるとの“ワクチン真理教”に囚われている。今回のコロナ
パンデミックでも多くの医師が良かれと思って家族や国民にワクチンを接種したのはこの為である。
 今回、“ワクチン”と詐称して接種されたのは“病原体のmRNA遺伝子であり、これを筋肉内投与して免疫系を刺激する代物”で
ある。これはワクチンではなく、半世紀間も失敗続きの遺伝子医薬であり、基本的設計ミスの毒物である。病原体の蛋白を体内
で産生する細胞は全て“感染細胞”と見做され、自己の免疫系で殺される運命にある。ゲノム科学が主流の現代医学教育には、こ
の様な初歩的基礎知識を教える余裕の無い欠陥がある。“免疫系を刺激する抗原分子”の基本は病原体の蛋白質、糖鎖(とう
さ)、脂質などであり、免疫系を刺激後はすみやかに分解除去されなければならない。しかし、今回 用いられたmRNAはRNA分
解酵素に抵抗性の修飾塩基(シュードウラシル)であり、体内で何ヶ月間もスパイク蛋白を産生し続ける。しかも、ワクチンの
脂質ナノ粒子が細胞融合試薬のポリエチレングリコール(PEG)でコーティングされている為に全身の組織や細胞に無差別に取
り込まれる。この為、mRNAワクチン接種者では全身の細胞が免疫系で攻撃されて複雑な自己免疫疾患を発症する。mRNAを脂
質膜で包んだリポゾーム製剤はサイズやmRNA含量などが不均一であり、ロット毎に毒性も大きく異なる。この事実と免疫学的
個人差により、mRNAワクチンの副作用にも大きな個人差が診られる。
 ワクチンの効果や有害作用に関しては“接種者の自覚症状”に頼るしかない為、古くより「ワクチンは証拠を残さない毒薬」と
言われてきた。
 “難分解性mRNAワクチン”に関しては更に深刻な事実が明らかになった。“mRNA型ワクチン”と称されている遺伝子製剤に大
量のプラスミドDNAが混入している事実が米国のケビン・マッカナン博士により発見された。マッカナン博士はゲノム解析の権
威であり、mRNAワクチンの品質管理作業で大量のDNA混入に気付いた。解析の結果、日本で使われているファイザー社製ワク
チンにも大量のDNA(最大~30%)が混入している事実が明らかとなった。DNA混入の理由は難分解性mRNAワクチンの製造
法自体が原因である事も判明した。難分解性mRNAは環状のプラスミドDNAを鋳型として造られるが、このmRNAが鋳型DNAと
強く結合してDNA分解酵素を阻害する事がDNA混入の主因と考えられている。DNAが接種されると体内で遺伝子組み換えを起こ
す事は高校の生物学教育でも常識となっている。ファイザー社製ワクチンに混入したDNA断片は~2,000億個/1瓶と大量で
あり、“接種者の遺伝子が断片化DNAの散弾銃で撃たれた様な状態”となる。この際、ロシアンルーレットの様にどの遺伝子が障
害されるかは不明である。欧米ではこの様な事実が広く知られる事になり、“mRNAワクチン”を接種する国は例外的な情報鎖国
国家のみである。この様に、難分解性mRNAワクチンの本質的欠陥が明白になった為、次世代型ワクチンと称する“分解されやす
いmRNAワクチン”が開発された。短時間で分解されるmRNAでは十分量のスパイクを産生できない為、接種者の細胞内で
mRNAが酵素レプリカーゼにより自己増殖する仕組みが導入された。これが“自己増殖型レプリコンワクチン(Self-Amplifying-
Vaccine)と呼ばれる代物である。
 この際、天然型mRNAにより産生されるのは病原体の有毒スパイクであり、DNA混入が無くても従来型mRNAワクチンと同様
の有害作用が発現する。この為にレプリコンワクチンを接種する国も皆無であり、情報鎖国状態の日本人のみが今秋から接種さ
れようとしている。従来型mRNAワクチンでは細胞内でmRNAが希釈される為、エクソゾームと呼ばれる膜小胞に取り込まれる
mRNA量は比較的少ない。一方、レプリコンでは大量のワクチン遺伝子が細胞内で増産される為、エクソゾーム中に含まれる遺
伝子も高濃度になる。このエクソゾームはスパイク蛋白で覆われている為、“自己増殖能を有する擬似ウイルス”と考えられる。
 この様なエクソゾームが接種者の体内で生じると、ACE2受容体を介して循環系細胞に伝搬される可能性が高い。
 従来型のmRNAワクチン接種者では“シェディング”と呼ばれる現象が起こる事が広く知られているので、レプリコンでも呼
気、唾液、母乳、その他の体液中のエクソゾームが第三者に伝搬する可能性は否定できない。日本政府や武見(たけみ)厚労大
臣はこの様な危険性を一切検討する事なく、イキナリ日本人で治験しようとしている。これは医学常識では考えられない犯罪行
為であり、重篤な被害が生じた場合は厳しく責任を問われるであろう。ワクチン開発では“マウスやサルで有効性や安全性が十分
に証明された後でなければ決して健常人に接種しない事”が医学倫理の基本常識である。しかし、猿の値段が1匹数百万円もする
現在ではその様な費用を使って治験する営利企業は皆無となり、“タダなら喜んで接種するお人好しの日本人が猿代わりの実験動
物”にされている。菅(すが)前首相、岸田(きしだ)首相、河野(こうの)前(ぜん)ワクチン担当大臣、武見(たけみ)厚労
大臣はその事実を認識し、やがて責任を取らされる事を覚悟をしておくべきである。今、日本人は日本史上最悪の分水嶺を漂っ
ており、良い年の大人が正気に帰らなければ、そのツケは全て子供や孫たちの若い世代に向けられるであろう。

8 Dr.タコのちょっとエッセイ 「エイジズム~老いを排除する社会~」

 一人暮らしの老人の7割近くが自宅にこもって外での交遊をしていないといわれます。一方で「デイサービスなんかには出た
くない」といっていた方も、参加して楽しかったらしく、毎週心待ちにするようになり「もっと行きたい」と言うまで元気に
なって、外来には来られなくなりましたけど(苦笑)。

 一般的に外向的であることは長生きの秘訣とされます。交流を促してくれるので、介護サービスさまさまと思い、皆さん 外に
出ましょう、交流を楽しみましょうとハッパをかけてきました。しかしふと不安に駆られました。外に出ろと言われてもどこに
出るのだろう?デイサービスやショートステイなど、介護保険が用意した受け皿しかないのだろうか。
 確かに近くの商店はいわゆるシャッター街ばかり。免許は返納し、バスは減り郊外のスーパーにもひとりでは出かけられな
い。近所の友人もだんだんいなくなり、公園に声をかける子供の姿もありません。
 介護サービスすら知らないお年寄りに「どんどん活用したら」といいながら、ふとこれは「お年寄りを若者たちから隠す」巧
妙な方法になりはしないかと、危惧するのは深読みでしょうか?
 テレビでは少子高齢化とさも若者のお荷物のように取り上げられる。ブレーキの踏み間違えで交通事故でも起こしたならば老
害と非難されてしまう。「人に迷惑をかけないように」と教えられ、ひっそりと暮らすことを美徳として、引きこもってしまう
のも当然ではないでしょうか?
 「エイジズム」という言葉があります。年をとっているという理由だけで、高齢者をひとつの型にはめて差別することをいい
ます。老人虐待の意味で使われることもあり、米国のバトラーが1969年にすでに提唱していますから、根深い問題といえま
す。
 彼はエイジズムの生じる原因として「(高齢者の実態に対する)認識不足や、広範な高齢者との接触の不十分さ、(自らが)
年をとることへの深遠な恐れ」をあげています。
 「元気・若さ」に価値を置き、自立を個人のあり方と尊重する社会において、私たちは知らず知らずのうちに老人を排除して
きたのではないでしょうか?あたかも日常生活の外に追いやることで、老化や死といった問題から目を背けられるかのごとく
に。
 毎日放送されているCMを見ても「このAさんはなんと70歳にしてこの元気!その秘訣は〇〇(マルマル)です」の類の多い
こと(笑)。昨今はルッキズムというようですが、見た目で言えば老人は「弱くて手助けしなければならない厄介者」としか見
えないのか、外観を若くすることでそこから逃れられると願うのでしょうか。
 核家族の増加や介護保険サービスの拡充により、お年寄りと接する機会が減り、認知症など伝えられるイメージはマイナスな
ものが多くなっている気もします。ただこのエイジズムによって失われる先達の知恵・文化ははかりしれません。
 タコは悲観的すぎると言われそうです。医者は患者さんとして一部の病気や弱ったお年寄りばかり見ているために、逆にそれ
がバイアス(先入観・偏り)となりエイジズムに染まりやすいのかもしれません。タコは町内会やお祭りで元気な先輩諸氏と日
常的に接していますので、その視点はないつもりですけど。
 じっさい高齢者といっても介護や認知症が問題になるのはその2割といわれ、日野原(ひのはら)先生のように90才を越え
て新老人活動をされていた方もおられます。もともと日本は「敬老の精神が根付く国」として外国に紹介されていたのです。 「子供叱るな来た道じゃ、年寄り笑うな ゆく道じゃ」という言葉通り、他人事でなく受け止めたいものです。
 かつて病院の待合室はお年寄りのサロンだと冷やかされましたが、そこからも追い出されて久しいです。もちろん介護サービ
スをきっかけに家にこもることなく、少しでも外に出られるようになったことは喜ばしいことではあります。
 2世代家族すら今では珍しく、コロナ禍もあって子供たちもじーじ・ばーばと接する機会が乏しくなりました。老健施設で幼
稚園児との交流会がおこなわれているのは、その反省からでしょうか。やはり孫のようなちびっ子と接するお年寄りは、生き生
きとして元気を取り戻すことも多いようです。
 昔も今でも、いじめや引きこもり不登校や校内暴力といった問題はあります。かつて家には人生経験を積んだ先輩たる祖父母
がいて、子供達を見守ったり、相談に乗ったりして、子供達ひいては親の悩みを受け止める場所になっていたのかもしれませ
ん。何かをするから価値があるだけではなく、その人がいるだけで「安心、満足、幸せ」が漂う、人のありようとはそのような
ことではないかと感じます。
お年寄りと子供たちがへだたりなく街のなかにあって、人生の楽しみも苦しみもあるがままに語り合える社会を、夢として抱き続けたいと思うタコなのです。
++++++
Dr.タコ
昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。

9 協同組合ニュース

牡蠣肉エキス新商品販売開始!
牡蠣肉エキス一筋50年。日本クリニック(株)の商品「オイスターニュートリションZ」の取り扱いを始めました。
余分なものは一切配合されず牡蠣の天然栄養成分のみを40種類以上含有し、日本クリニックのかき肉エキスにしか配合されて
いない独自成分「Z物質」が配合されているのが特徴で、特に血流促進と質の高い滋養強壮成分の補給ができます。

・500粒入り 定価43,200円のところ 組合価格25,920円
・200粒入り 定価20,520円のところ 組合価格12,312円
・小袋3粒入り 定価432円のところ    組合価格270円
※送料550円 一部離島を除く

★牡蠣ドリンクもあります!
独自の製法で牡蠣から抽出した「FC物質※」を含んだかき肉エキス飲料です。「FC物質」は牡蠣の成分中に新たに発見された物
質です。亜鉛や銅など日常の一般食品の中でそのままでは吸収されにくい形のミネラル成分を吸収されやすいスタイルへ導きま
す。(10本箱入)
●牡蠣ドリンク1本
定価540円のところ 組合価格378円

お申込みは 日本鍼灸マッサージ協同組合 https://www.jammk.net
E-mail:jamm@jamm.or.jp Fax:03-6380-6032
Tel:03-3358-6363

10 インフォメーション 研修会・イベント開催予定

 各地での研修会・イベント情報をお知らせいたします。多くの方のご参加をお待ちしています。詳細・申込については各師会
事務所へお問い合わせ下さい。
(変更・中止等がある場合もありますので必ず事前にご確認下さい)
なお、全鍼師会HP:トップページ内「全鍼ニュース」もご参照下さい。

月日、師会(しかい)名、時間、場所、内容、一般参加、参加費、生涯研修単位の順番で記載。
9月1日、岩手、11時から15時、アイーナ、「鍼灸マッサージフェア2024」県民対象施術体験ワーク、不可、無料、5
単位
9月1日、茨城、10時から16時、茨城県総合福祉会館、耳鳴り・難聴に対する鍼灸手技療法について、令和6年度療養費改
定及びオンライン資格確認、可、会員2,000円 会員外5,000円 学生1,000円 付添 500円、6単位
9月1日、栃木、10時から15時、宇都宮市北生涯学習センター【ハイブリッド】、腰部脊柱管狭窄症の最新情報と鍼灸(実
技供覧)、可、会員無料 会員外1,000円、6単位
9月1日、千葉(組合)、12時から14時、Zoom、売上アップセミナー、不可、無料、―
9月1日、石川、10時30分から12時30分、石川県立盲学校【ハイブリッド】、加賀・三策塾、可、無料、2単位
9月1日、静岡、14時から16時15分、浜松市福祉交流センター、実際に役立つ黄帝内経霊枢(こうていだいけいれいす
う)、可、無料、3単位
9月1日、大阪、13時から15時、大阪府鍼灸マッサージ会館、保険特別講習会~あはき療養費令和6年10月改定説明会
~、不可、無料、2単位
9月1日、福岡、13時30分から16時30分、久留米市市民活動サポートセンターみんくる【ハイブリッド】、周産期の知
識と東洋医学的アプローチ、可、久留米師会(しかい)会員・生涯研修登録者無料 福岡医健、福岡医療専門学校学生無料 県師
会員・一般学生2,000円 会員外5,000円、4単位
9月8日、山形、13時30分から16時30分、山形市霞城公民館、【マラソンボランティア事前講習会】山形まるごとマラ
ソン「鍼灸マッサージボランティア」総括、理論・実技、可、無料: 山形市師会・県師会・県鍼灸師会会員 会員外マラソンボ
ランティア参加者、4単位
9月8日、兵庫、10時30分から16時、ウィズあかし、アスリートのコンディショニングに東洋医学を活かす、冷え性の診
断と治療、可、無料、6単位
9月8日、奈良、13時30分から15時30分、Zoomのみ、疲労と鍼灸マッサージ―脳疲労を含む―、可、4,000円/
回・有資格者、2単位
9月15日、岩手、10時から15時、岩手県立盛岡視覚支援学校、「頸肩腕(けいけんわん)症候群の診察と治療」講演と実
技指導、不可、1,000円、5単位
9月22日、富山、13時30分から17時、富山県鍼灸マッサージ師会館【ハイブリッド】、災害現場の実際-支援者支援と
被災者支援、受援力(じょえんりょく)の育成-、可、無料、4単位
9月22日、静岡、10時から15時30分、静岡産業経済会館【ハイブリッド】、美容鍼灸の主観的・客観的評価法と鍼灸治
療、「更年期障害について(男性更年期)」、可、無料、6単位
9月29日、山形、13時30分から15時、鶴岡市ゆうあいプラザかたぐるま、フェムテックと鍼灸マッサージ、可、無料、
2単位
9月29日、佐賀、9時45分から14時30分、メートプラザ佐賀【ハイブリッド】、誤嚥性肺炎の予防~誤嚥を体験し、
ゴックンを知ろう、精神疾患を抱える方とのコミュニケーションについて、可、会員3,500円/日 会員10,000円/日、他
師会会員3,500円 学生無料、5単位
10月6日、福島、10時から15時15分、芳賀地域公民館、鍼灸マッサージ臨床研究一般口演~共通テーマ:「競技・ス
ポーツに関係した実態調査や症例報告など」~、「障がい者理解促進講習~もし私が視覚障がい者だったなら(共助できるまち
づり)~、可(要予約)、無料、6単位
10月6日、富山、14時から15時30分、富山県民会館【ハイブリッド】、薬を使わずに慢性疲労を治す―いつまでも消え
ない疲れ・だるさの正体からセルフケアまで、可、無料、2単位
10月6日、石川、10時30分から12時30分、石川県立盲学校【ハイブリッド】、加賀・三策塾、可、無料、2単位
10月6日、大阪、10時から15時50分、大阪府鍼灸マッサージ会館、保険取扱講習会、可、会員・学生無料 会員外1,0
00円、6単位
10月6日、鳥取、10時30分から15時30分、鳥取市障がい者福祉センターさわやか会館、スポーツ選手に対する鍼灸
マッサージケア、可、会員1,000円 会員外2,000円 一般・学生無料、5単位
10月6日、島根、10時から15時、ライトハウスライブラリー、統合医療の現状と課題~今、鍼灸に期待されていること
~、不可、1,500円、5単位
10月20日、山口、10時から15時15分、下関市立長府東公民館、救急救命研修会、スポーツケア、可、会員2,000円
会員外3,000円 学生1,500円、6単位
10月20日、佐賀、9時45分から14時30分、メートプラザ佐賀【午前のみハイブリッド】、スポーツケアの現場で使え
るコンディショニングマッサージ&ストレッチの理論と実践、全障スポ事前講習、可、会員3,500円/日 会員外10,000
円/日、他師会会員3,500円 学生無料、5単位
10月27日、北海道(道南 どうなん)、9時から12時、函館視力障害センター、関節モビライゼーションを身につけよう、
不可、無料、4単位
10月27日、山形、10時から12時、酒田市地域福祉センター、写真講座「スマホでワンランク上の撮影テクニック」、
可、酒田師会会員外は資料代1,000円 申込締切:10月20日まで、2単位
10月27日、長野、10時30分から16時、松本市駅前会館【ハイブリッド】、手技療法講習会、可、会員5,000円 会
員外9,000円 ※Zoom参加500円引き、7単位
10月27日、静岡、10時から15時30分、静岡産業経済会館【ハイブリッド】、行き過ぎた感染症対策の弊害と正しい感
染症対策について、「腰痛(新しい概念とその治療の実際)」、可、無料、6単位
10月27日、大阪、10時から15時40分、大阪府鍼灸マッサージ会館【ハイブリッド】、治療院宣伝のためのSNSの活用
法、ケアマネジャーから見る介護現場の多職種連携について、認定訪問マッサージ制度の意義について、可、会員1,000円
会員外2,000円 学生無料、5単位
11月2日、北海道(釧根三療 せんこんさんりょう)、15時から16時30分、釧路市観光国際交流センター、スポーツ障害
に対する理療治療~肘関節と足関節を中心に~、可、会員無料 会員外2,000円、2単位
11月3日、北海道(道東 どうとう)、9時から12時、釧路市観光国際交流センター、筋の触察と評価・運動療法~頚肩背
部・上肢、可、会員無料 会員外2,000円、4単位
11月3日、茨城、10時から16時、茨城県総合福祉会館、立体造顔(ぞうがん)美容鍼の座学とデモンストレーション、現
場で使える介護技術、可、会員2,000円 会員外5,000円 学生1,000円 付添500円、6単位
11月3日、石川、10時30分から12時30分、石川県立盲学校【ハイブリッド】、加賀・三策塾、可、無料、2単位
11月3日、大阪、10時から15時50分、大阪府鍼灸マッサージ会館、保険取扱講習会、可、会員・学生無料 会員外1,0
00円、6単位
11月3日、奈良、13時30分から15時30分、Zoomのみ、頚肩腕(けいけんわん)痛の身体診察と鍼灸治療の実際(仮
題)、可、4,000円/回 ※HPをご覧ください、2単位
11月10日、長野、10時30分から15時、松本市信州スカイパークやまびこドーム、松本マラソン ランナーズケア、不
可、無料、5単位
※研修単位は会員のみ

11 編集後記

 その人がいると、皆の会話がはずんで周囲が明るくなる、そんな人っていますよね。いつでも特別おもしろい話をされている
訳ではないのに、どうしてなんでしょう?考えてみると、たぶん「聞き上手」なのは間違いないでしょう。相手の話に対して、
「へ~そうなんだ」だけで終わるのではなく、まずは感嘆語の「え~!!」から始まり、「それで、どうなったの?」「それっ
て、こういうこと?」などと返して、相手の話を掘り下げていきます。そうなると相手も気分よく話を続けられますよね。きっ
と、そんな人は聞き上手だけではなく、話を広げて面白くする力があるのでしょう。でもそんな力は無くても、最初から面白く
しようと考えなくても、深堀りすることは意識すればできそうです。常にそういう気持ちを持っていると、だんだん面白くする
力も付いてくるのではないでしょうか。ちなみに大阪あたりでは、相手がぼけた時には突っ込むのが礼儀とされているそうで
す。知らんけど。
                                     (広報IT委員長 廣野 敏明 ひろのとしあき)

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お問合せ:日本鍼灸マッサージ協同組合
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全鍼師会(ぜんしんしかい)会館内
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E-mail   zensin@zensin.or.jp
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名称   鍼灸マッサージ情報誌  東洋療法
代表者   長嶺 芳文(ながみね よしふみ)
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銀行口座 りそな銀行 新宿支店 普通口座 1717115
名義/公益社団法人  全日本鍼灸マッサージ師会
発行人   長嶺芳文(ながみねよしふみ)
編集人/広報IT委員長 廣野 敏明(ひろの としあき)
購読料   年1,800円  〒共

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